2015年6月アーカイブ

2015年5月31日 朝

2015-05-31-2日目の朝

天気予報通り昨夜から雨が降り出し、今朝になっても降ったり止んだりをずっと繰り返している。

 

2015-05-31-朝のタープの状態

タープがあるお陰でテントの外でコーヒーも飲めるし景色をのんびりと眺める事ができるが、そうでなければ雨が止むまでテントの中に閉じこもっていなければならないところだった。

簡単な朝食を済ませ雨が止むのを待つが、相変わらず降ったり止んだりを繰り返している。

 

2015-05-31-タープについた雨粒

天気予報では昼くらいから晴れの予報なのだが・・・

昼近くになり腹がへってきたが食料がない。

雨が少し小ぶりになったところでレインジャケットを着てスーパーまで買い出しに行く。

戻ってくる途中に強い雨あたる。まだ天候が安定しない。

晴れていれば本当は知床までスガ君の道案内をしてあげるつもりだったのだが、もうこの時間からではそれも叶わない。

「雨が完全に上がったら美幌峠でもいって来よう」

昼飯を食べたあとは、半分あきらめムードでしばらくテントに入って昼寝と決めこむ。

 

やっと晴れた

午後1時くらいになってようやく本格的に青空が見え出した。

2015-05-31-限定モデルのセロー

走りだす準備をしていると、キャンプ場の奥でテントを張っていた女性ライダーが話しかけてきた。

Versysを見て「カワサキでこんなバイクがあるなんて知りませんでした。」

彼女は長沼町に住んでいるらしく、元々カワサキのバイクが好きでZZRも乗っていたとの事だった。

「国内では乗っている人が少ないので、あまり見かける事はないと思いますよ」と伝えると、

「ああ、そういう方が私も好きですね。今乗ってるこの青いセローも限定車で、そこが気に入って買ったのです。」

これから撤収して帰るそうだ。

 

コタンの湯、砂湯、川湯温泉、硫黄山と屈斜路湖畔沿いをぐるっと回ったあと美幌峠に向かう。

和琴半島の入口付近ですれ違うライダーの中に先ほど話をした青いセローのライダーとすれ違った。

向こうも気付いたらしく、思いっきり手を振って通り過ぎて行った。

 

2015-05-31-美幌峠に向かう途中にすれ違うバイク

 

美幌峠

美幌峠に向かう。

タイヤ摩耗のせいか、予想以上に滑る。

路面の濡れたコーナーで時々リアタイヤが横ずべりを起こし、何度かヒヤッとした!

情けない(恥ずかしい)程の低速でコーナーを回り、やっとの思いで峠の頂上まで走る。

 

2015-05-31-美幌峠からの屈斜路湖

やや雲がかかっている部分もあるが、雨上がりの屈斜路湖は青く美しかった。

 

2015-05-31-美幌峠を行きかう車

それにしても、ここに来る前から風が強くなってきた。

「タープ大丈夫かな?」

一抹の不安が頭の中をよぎる。

 

暫く景色を眺めたあと、来た道を戻る。

来た時以上に慎重にゆっくりとコーナーを回る。かつてこんなにもゆっくりとこの峠を走った事があっただろうか?

たまたま先を走る速そうなバイクの集団が、自分よりさらにゆっくりと走っているのでそのあとについて行く。

スガ君は耐えられず途中で追い越して行ってしまった。

 

スーパーで買い出しを済ませ、キャンプ場に戻ってきた。

悪い予感が的中していた。

ペグが数本抜けた状態で、タープのシートが暴れまわっていた。

あまりの強風で張り直しも出来ないので、とりあえず撤去する事にした。

 

 

 

2015-05-31-バイクを寄せて風除けにする

雨はもう降らないので、タープは必要ないが、火を使おうにも風が強すぎる。風除けが必要だ。

という訳で、スガ君のアイデアでバイクを風除けに夕食の宴。

バイクとは言え、2台寄り添ってい光景が何となく気持ち悪い。。。

2015-05-31-和琴温泉露天風呂

いつもの露天風呂に浸かる。

キャンプ場の隣の「湖心荘」は風呂の修理中で入浴ができなかった。

露天風呂はいつも来る夏場よりも藻が多く繁殖しており、石が滑る。

初めてここの温泉を体験したスガ君はかなり気に入ったようだ。

 

2015年6月1日

2015-06-01-快晴の朝

今日は朝から全道的に晴れの予報。

帰る日になってこうだ。

 

2015-06-01-摩耗したリアタイヤ

それにしてもタイヤの摩耗が激しく、カーカスもわずかに見え出している。

無事に家にたどり着けるだろうか?

とにかく、慎重に走るしかない。

せっかくの快晴なので本当は帰る前にどこか寄って行きたかったが、自分のせいで断念せざるを得ない事になってしまった。

早めに撤収を開始し、午前6時30分キャンプ場を跡にする。

慎重に阿寒横断道を走るが、逆バンクのコーナーが多いので滑るタイヤではさすがに怖い。

2015-06-01 日勝峠手前

日勝峠の高速コーナーでも一瞬ズルッと来た!この程度の速度なら普段は全然問題ないのだが。。

2015-06-01-日勝峠の駐車場にて

今日は天気が良いので来る時スルーした日勝峠で休憩。

2015-06-01 日勝峠展望台より

 

2015-06-01 日勝峠より十勝清水を望む

期待通りの眺め。

自分も何度もこの峠を走っているが、なかなかこれだけの天候に恵まれた事はあまりない気がする。

 

道の駅「樹海ロード日高」で昼食を摂り、富川から白老まで高速を走って午後2時30分タイヤがバーストすることもなく無事に帰還。

 

今回、期待していた肝心の中日(2日目)が雨で残念な結果になってしまったが、それでも中々楽しいツーリングであった。

とにかく、最初に着いてきたタイヤの摩耗の早さにはがっかりした。

早速リアタイヤを交換し、次回のツーリングに備える事にしよう。

 

今回の走行距離 1,076km(どうでもいいか)

 

end

 

 

2015年5月30日 出発

いつものキャンプツーリング仲間のスガ君(Tiger800XC)、「道東に行きたい!」との希望から2泊3日のツーリングを計画する事になった。

2015-05-30-出発

午前5時30分 いつものコンビニで待ち合わせ。

今回はトラブルもなく、予定通りの出発。

 

2015-05-30-室蘭地方は霧雨

胆振地方、特に海岸沿いはずっと霧雨状態。でも内陸に入れば晴れるでしょう。

2015-05-30-日勝峠

すっきりとした青空、とまでは行かないが予想通り内陸は晴れている。

もっと青空だったら、スガ君が日勝峠からの景色を撮りたいと言っていたが、帰りに期待して今日は素通りすることにした。

道の駅しかおい

2015-05-30-道の駅しかおいの店内

鹿追町の道の駅で休憩

昨年まで施設内に観光情報案内所があったのだが、いつのまにか無くなっていた。

 

2015-05-30-上士幌航空公園キャンプ場

時間に余裕があるので、上士幌の航空公園キャンプ場の様子を見に行く。

さすがにこの時期は利用者が少ない。受付小屋も使われていない。

それでも、位置口には常設テントが立てられ荷物搬入用のリアカーも用意されている。

 

ナイタイ高原

2015-05-30-ナイタイ高原の道を走るスガ君

2015-05-30-ナイタイ高原レストハウス駐車場から

ナイタイ高原にも足を延ばす事にした。

空の青さはちょっと物足りないが、空に昇っていくような感覚を覚えるここの道は最高だ。

今回、動画も撮ったので見たい人はこちらをどうぞ。

 

 

2015-05-30-道の駅のレストランのカレー

足寄町の道の駅「銀河ホール21」で休憩&昼食

施設内にあるレストラン「あしょろ」でチーズカレー(?)を食べたが、自分好みの味でとても美味しかった。

 

2015-05-30-阿寒の手前

阿寒富士もすっきり見える。東に行くほどに空の青さも濃くなってきた。

それにしても昨年はジェベル250XCに乗っての道東ツーリングだったが、今年はversys650でペースも快適さも全く違う。

人(ライダー)によって思いは違うだろうが、自分にとって遠出はやっぱり大きいバイクに限る。

 

阿寒横断道

2015-05-30-双岳台からの雄阿寒岳

双岳台で休憩。雄阿寒岳が良く見える。

だが、午後の日差しだと雄阿寒岳は逆光になってしまうな。ここで写真を撮るなら午前中の方が良いと思った。

2015-05-30-doto-阿寒横断道

双岳台を過ぎると峠を過ぎるまで一段ときついコーナーの連続。

タイヤが摩耗している事もあり、グリップに不安があるのでいつも以上に慎重に走る。

途中、古タイヤを満載し、変な走り方をする軽ワゴンに進行を阻まれたが途中で道を譲ってくれた。

「最初からそうしろよ!」

 

和琴半島到着

2015-05-30-和琴半島到着

道の駅「ましゅう」で小休憩をした後、午後3時半本日の目的地 和琴半島湖畔キャンプ場に到着。

スガ君には初めての場所なので、ロケーションの良さに驚いたご様子。

2015-05-30-テント設営完了

テント設営完了(自分は無駄にビッグタープ)

食料調達のため市街中心のスーパーまで買い出しに行き、引き返して夕食。

「明日はどこに行こうか?」

ここからなら一日あれば知床まで行って余裕で戻ってこれる。と、スガ君に説明する。

あとは明日の天候次第だ。

スガ君は夜勤明けでかなり疲れていた。早々にテントに潜って眠る。

自分はいつもの露天風呂に浸かってのんびりと過ごしてから寝ることにした。

天気予報では午前中まで雨。。。。「予報がはずれますように」

 

つづく

 

 

 

 

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