2017年9月アーカイブ

2017年9月16日

今年はとにかくついていないまとまった休みを取っても大半は天気に裏切られ続けてきた。

シーズンとしてはまだまだキャンプツーリングも可能なのだが、キャンプツーリングは今回で最後にしよう。

天気が良ければ3泊4日で今年まだ行っていない知床や霧多布などに行こう。

そう計画を立てていたのがが、またしても18日(予定3日目)には台風18号が北海道に最接近する。

近年の台風は本当にたちが悪い。

東シナ海まで北西に進路を取っていたと思いきや突然進路を変えて、しばらく停滞した後ゆっくりと日本列島を舐めるように進み、各地に被害をもたらしていく。

結局知床方面は諦め、上士幌でキャンプし三国峠や然別の鹿の湯など今年行っていない所を中心にまわる事にした。

何度も走っている場所な上に、ひとりだと内容も薄いので、今回はさらっと書く事にしよう。

道の駅ぴゅあ21しほろ

2017-09-16-道の駅ぴゅあ21しほろ

自宅からここまでの経過は大して変わり映えしないので割愛しよう。

最近、移転リニューアルした道の駅「ぴゅあ21しほろ」で少し早い昼食。

移転前の道の駅よりも大きくお洒落な建物になっている。

店内には土産物店のほか、カフェ、レストランその他施設も充実していた。

2017-09-16-にじいろ食堂の士幌牛丼定食

施設内のレストランにじいろ食堂で士幌牛丼定食(850円)

士幌和牛の料理が中心なので単価の高いメニューが多いが、貧乏な自分は安い方だった牛丼にした。

味は?自分にはちょっと薄めかな。

2017-09-16-上士幌町航空公園キャンプ場

11時40分、上士幌町の航空公園キャンプ場に到着

流石にこの時期になると利用者も大分少ないが、夕方になるとバイクも7~8台くらい停まっていた。

2017-09-16-上士幌航空公園キャンプ場の受付小屋

受付小屋もまだ設置されている。

夕方になると管理人が来るようだ。

2017-09-16-炭の燃えカス集め

テントを張り終え、場内に数箇所設置されている野外炉から残った炭を拾い集める。

今日は夜から冷え込むらしいので、コンパクトバーベキュー炉で暖房や夕飯用に利用するつもりだ。

けして炭代をケチっている訳ではない。

そのまま炭を残しておくのは勿体無いので再利用だ。エコですよ。

それに、現地で炭を買っても一人で3Kgは多過ぎるし、かといって自宅からバイクに積んでくるのは少量とはいえ荷物になる。

ひと通り炉をまわると結構な量になった。

もし、炭が無かったら枯れ枝を集めて燃やすのもありだ。

三国峠へ

2017-09-16-上士幌三股付近の白樺林

ぬかびら源泉郷を通り過ぎ三国峠へ向かう。

三股付近の白樺林はライダーにも人気があるようだ。

2017-09-16-松見大橋から

松見大橋

2017-09-16-三国峠到着

峠の駐車場に7人位のライダーのグループが駐車していたが、全員中国語を話していた。

2017-09-16-松見大橋

松見大橋

あまりにも有名な眺めだ。

松見大橋は峠の駐車場から上士幌側に戻って2つ目の「緑深橋(りょくしんばし)」からの眺めが一番良いと思う。

2017-09-16-松見大橋を通るライダー

2017-09-16-松見大橋から緑深橋を仰ぐ

松見大橋から緑深橋を仰ぐ

2017-09-16-三股荘

三股荘

何年か前にここで昼食を食べた。

幌加温泉

2017-09-16-幌加温泉 鹿の谷

幌加温泉 鹿の谷

久しぶりに、三国峠とぬかびら源泉郷との中間あたりにある幌加温泉 鹿の谷で入浴

中は以前と何も変わっていなかったが、受付してくれた女性は前と違っていた。

内風呂には3つの湯船があり、「カルシウム泉」「ナトリューム泉」「鉄泉」と札が貼られているのもそのままだ。

2017-09-16-幌加温泉 鹿の谷幌の露天風呂

露天風呂も変わっていない。

蟻に足を噛まれるところも同じ! 痛い!

違ったのは以前の時は自分一人だったが、今回は4人の男性が入っていた。

受付の所にいた常連さんらしい男性が話していたが、最近は結構お客さんが多く、駐車場も一杯になって引き返す人もいる事があるらしい。

もう一軒隣に温泉宿があったが、最初に自分が来た時のもっと前から閉鎖しているが、ここはいつまで存続して欲しいと思っていたところだ

そんな話を聞けてちょっと嬉しくなった。

2017-09-16-タウシュベツ橋梁跡

これも何度も見ているが、ついでなのでタウシュベツ橋梁跡へ

2017-09-16-タウシュベツで写真を撮る人

橋の下に小さく人の姿が見えたのでズームアップしてみると、どうやら写真を撮っているようだった。

2017-09-16-糠平の渓谷

ぬかびら源泉郷を過ぎ、上士幌市街へ戻る

DREAM DOLCE 

2017-09-16-DREAM DOLCE

キャンプ場の近くに新しくスイーツの店が出来ていた。(8月10日オープン)

DREAM DOLCE と看板が付いているが、ネットで調べると、ドリームヒルと言う会社が経営しているらしい。

「アイス工房ドリーム」の新店舗との事だ。

十勝の牧場の牛から搾った生乳を使用し、ジェラートやアイスクリームを販売している。

普通アイスには卵を使用しているそうだが、ここのアイスは使用しておらず、さらに空気密度も低いため牛乳の甘さを一層感じられるようになっている。

実際、アイスをひとつ食べて見たが濃厚で本当に美味しかった!

買い出しをしてキャンプ場に戻る

受付小屋にも管理人がいたので、料金を支払う。

食事の支度をしていると、ライダー二人にゴミ棄ての場所を聞かれたり、トイレの場所を聞かれたりした。

確かにここは昔から何度も利用しているので良く分かっているが、訊ねられるのは初対面のライダーなのだが。

昨年もそうだが、決まって自分に訊ねてくる?

良く知っている雰囲気を出しているのだろうか?

2017-09-16-上士幌の夕飯

拾った炭をおこして夕飯。

ちょっとずつ色々な物を焼いて食べたいが、ひとりだとどうしても余してしまう。

JAのスーパーで買った焼肉用の鶏肉がジューシーでとてもうまかった。

2017-09-16-炭火でのんびり

予報ははずれて夜も温かかったが、炭火の炎を眺めながらのんびりと過ごす。

2017年9月17日

2017-09-17-バイクについた虫

翌朝、撤収作業をしているとタンクやカウルなどバイクの黄色い部分に小さな虫がビッシリと張りついている。

取り除いても次々に張りついてきりがない。明るい色が好きなようである。

2017-09-17-習志野ナンバーのGPZ900

隣でテントを張っていた習志野ナンバーのGPZ900

彼も今日の夜に苫小牧からフェリーに乗って帰る予定だったが、近づいている台風の影響で運航休止になったそうだ。

止むなくこれから函館まで走って、ホテルに泊まり次の行動を考えるそうだ。

函館までは、ここから約500キロ、高速を使うのだろうがちょっと大変だな。

彼も自分と同じタナックスのツアーシェルケースを使っていた。

雨天に付属のレインカバーをそのままかけて走行すると、内側から雨水がカバーに溜まってケースの半分くらいの高さまで浸水してしまうのだが、彼も当然知っていた。

自分はカバーの底部分に穴を開けてグロメットで補強しているのだが、彼はカバーは一切使わずケースの内側から防水シートを張っていた。

自分も参考にしてみよう。

少しの間、GPZ900のライダーと会話して別れる。

然別 鹿の湯

2017-09-17-然別峡へ

昨年の大雨の影響で通行止めになっていた然別峡の鹿の湯露天風呂へ向かう

途中何箇所か川の護岸工事や道路の欲しゅうがあったが、何とか終点まで舗装は済んでいた。

2017-09-17-然別野営場

然別野営場に到着

入口にバイクが数台停まっている。

キャンプ場でライダーが仲間どおしでテントを張っていた。

キャンプ場内を通り抜け奥にある露天風呂へ向かう

2017-09-17-鹿の湯露天風呂

鹿の湯

渓流沿いにある鹿の湯は健在だった。

川の形が少し変わっていたのと、湯船の中心の岩が湯面に沈んでいた。

2017-09-17-鹿の湯の脱衣所

脱衣場所も女性への配慮なのだろう。

小さい屋根がかかっただけの狭い場所をシートで囲って二つに分けていた。

2017-09-17-日高付近ですれ違うオフロード競技のバイク

帰り道、日高の沙流川にかかった橋の近くで沢山のオフロードバイクとすれ違った。

横道から何台も出てきたが、その奥で競技をやっていたようだ。

2017-09-17-幌別町あたりの荒れた海

自宅に近づくと台風が近づいている影響で、海岸には荒波が押し寄せていた。

この台風さえ来なかったら、もう2日ツーリングしていられたのに。

今回の走行距離 780キロ、 累計 27400k

帰ったらフロントタイヤの交換だ

END

2017年9月10日

午前4時目が覚めた。辺りはまだ真っ暗。

昨晩入った露天風呂にもう一度ひとりで入浴。

行くと自動車のヘッドライトで浴槽を照らしながら入浴している老人がいた。

朝早い暗い時間でも他の人が入浴しに来るし、そう言う時間帯だから女性も入る事もある。

ここでは浴槽をライトで照らさないのがマナーになっているのに。

こう言う人を見ると頭に来るので、つい注意をしてしまう。

「ここは貴方一人の温泉じゃないんですよ。ライトで照らしたら他の人の迷惑です」

老人「ああ、、暗かったからな。。」

暗かったからじゃねえよ!

いい大人がそんなことも考えられないのかねぇ。

2017-09-10-和琴の朝

明るくなっても小降りだがまだ雨は降り続いている。

2017-09-10-和琴の朝2

2017-09-10-和琴の釣り人

2017-09-10-赤いバリオスの女性ライダーのテント

言い忘れていたが、自分達のテントの隣には神戸ナンバーの赤いバリオスの女性ライダーがテントを張っている。

何年も前から、毎年シーズンになると道内をツーリングしている人で、上富良野や美深でも何度も見かけた事がある。

滅多に話しかけた事はないが、和琴で会うのは初めてだった。

「やはりここにも来るんだな」

昨日は大きな枯れ枝を拾ってきて、焚火で燃やしていた。

 

帰路

朝食を済ませ、撤収開始。

前述したようにスガ君はレインジャケットと下は素足の上にレインパンツだけの状態だ。

どこかで衣服を買って走りたいが、出発時間は午前8時。

この時間では、弟子屈の店はどこも開いていない。

足寄まで走ればホームセンターもあるし、時間的にも丁度開く頃だろう。

2017-09-10-和琴を出発

小雨が降る中、足寄町目指して和琴を出発。

2017-09-10-雨の中足寄へ向けて走行中

昨夜と違い気温もかなり低い。

まともな格好をしている自分でも涼しいくらいだ。

スガ君、この状態の走行は素肌にレインパンツが貼りついて体温はかなり奪われるはずだ。

上半身だってTシャツにレインジャケットくらいのはず。

スピードを出すとかなりきついだろうから、抑え気味に走る。

弟子屈町の和琴から足寄市街地まで約110キロ。

遠い。さすが北海道だ!

この距離を上記の状態で走り続けるのはかなり辛かっただろうな!

 

寒さに耐えながら何とか足寄町のホームセンターにたどり着く。

早速、ズボンや靴下、シャツなどを買い込みその場で着替える。

これでやっと快適に走れるようになった。

足寄の街から西の空をみると青空が広がっていた。

 

ナイタイ高原牧場

2017-09-10-ナイタイ高原 スガGoPro

せっかっく天気が良いのでナイタイ高原牧場へ行って見る

2017-09-10-ナイタイ高原 パーキングスペースから

2017-09-10-ナイタイ高原 Versysカメラから頂上付近

2017-09-10-ナイタイ高原駐車場からの十勝平野

完璧な青空ではなかったが、十勝平野が一望出来た

2017-09-10-ナイタイ高原のレストハウスにいた猫

レストハウスの中に1匹の猫がいた。

昨年来た時に人懐っこくて女の子の後をついて歩いていた猫君だ

2017-09-10-ナイタイ高原からの復路

復路

2017-09-10-航空公園から士幌に向かう直線道路

航空公園前の道路を西に進み突き当りを左折すると約12キロ、十勝平野を一望しながら走る直線道路がある。

スガ君初めて通ると思い案内したのだが、実は本人意図せず通った事があるそうだ。

しかも糠平に行こうとしてである。

流石だ!

2017-09-10-士幌から瓜幕への直線ですれ違うライダー

2017-09-10-士幌から瓜幕への直線ですれ違うライダー 2

天気が良いとライダーもテンションが高く、皆ヤエーを返してくれる。

2017-09-10-鹿追のレストラン カントリーパパ

昼食は鹿追町のレストラン カントリーパパで

数年前に一度食事をした事があるが、本当に久しぶりだ。

結構お客さんが入っていた。

2017-09-10-カントリーパパのハンバーグ&オムライスセット

自分はハンバーグ&オムライスセットを注文したが、ボリュームもあって味も良かった。

スガ君はポークステーキを注文。

こちらはなんとステーキが二段重ねになって超ボリューム満点、味も満足したようだ。

お店のHPはこちら

 

またもやハプニング!

十勝清水ICから道東道に乗る。

もちろん占冠ICで降りて下道り、日高あたりで燃料補給するつもりだった。

天気も良く気持ちよく高速道路を走るが、ちょっと疲れも感じてきた。

占冠SAが見えた。

「相変わらず混んでいるな。そもそも駐車場が狭すぎるからこんな事になるんだよな~。。。。うーん、占冠ICの出口。。。。えっ!?」

漫然としていて不覚にも降りるはずのICを通り過ぎてしまった!

「やばい!」

ここで降りなきゃ十勝清水ICからの通行料がまともにかかってしまう。

しかし、それよりも自分は大丈夫だが、スガ君のバイクの燃料が厳しい。

どこまで走れるか?

ミラーから後ろを走るスガ君を気にしながら進む。

どこで高速を降りようか?

夕張?そこで下道を走ればGSはあるだろうが、降りた後あそこから自宅まで走るのは辛いな。

えーい。追分ICまで行こう。何とか持ちこたえろよ~。

後で聞くとスガ君夕張ICで降りて欲しかったそうだ。

既に燃料警告灯が黄色く点灯していたそうだ。

追分ICで降りてもすぐにGSはあったっけ?ちょっとそれも気になっていた。

追分ICの手前に由仁SAがあった。GSマークもついている!

「ここだ!」

合図を交わしてSAに入る。間一髪だった!

 

さらにハプニング

ガス欠の心配が無くなったところで、追分ICで降りて早来国道R238を苫小牧方向に向かって走る。

帰るには苫小牧市街地を通らなければならないのがちょっと憂鬱だが、ここで高速を降りてしまったのだから仕方がない。

安平町あたりだったろうか?

自分の後ろを走っていた1BOXが突然車を左右に振って挑発してきた。

特に迷惑をかけるような走りをした訳でもないし、全く理由が思い当たらない。

「俺、何かした?」

スガ君「いえ。変に絡まれてもイヤだから引き離してしまいましょう!」

その方が無難だ。構ってもしょうがない。

 

2017-09-10-帰路の萩野付近

走りながらあくびをすると涙が出た。

それがやたらと目に染みた。両目とも痛くて開けていられない。危険だ!

殆ど盲目状態で何とかバイクを路肩に停車する。

目をぬぐって体制を整える。

空は殆ど雲もなく、青空が広がっていた。

「ああ、もう一日休みが欲しいな」

そんな事を考えながら無事に自宅に到着。

 

それにしてもハプニングの多いツーリングだった。

(1)占冠ICでの突然の雨(天気予報にない)

(2)集中豪雨でタープ崩壊。ずぶ濡れに

(3)雨の中の合羽一枚での走行(スガ君)

(4)占冠IC通り越し、ガス欠寸前

(5)変なオッサンにからまれる

 

ソロツーリングだったらへこんでしまうような場面もあったが、一緒に行った仲間がいればこれも全て笑い話で済まされる。

中々インパクトのある楽しいツーリングだった。

今回特に感じたが、走行しながら連絡できる手段が欲しいな。

自宅に戻ったら、安いインカムを手配しよう。

 

今回の走行距離 1,015キロ、 累計 266,621キロ

 

END

 

 

2017年9月9日 出発

2017-09-09-日の出の中を出発

今年、TigerX800Cのスガ君とは中々休みが合わず、これまでずっと一人でキャンプツーリングに出かけていた。

今回、ようやく一緒に1泊2日のツーリングに行く事が出来た。

午前5時、いつものコンビニで待ち合わせ、道東方面へ出発。

9月ともなると日の出時刻もかなり遅くなっている。

キレイな朝日を眺めながら国道36号を走る。

2017-09-09-日高のセコマで朝食

朝食を摂って来なかったので、道の駅樹海ロードひだかの横のセコマで朝食。

スガ君、久しぶりにGoProを持ってきた。

サイドケース上部にカメラを取り付けている。

前方の映像に自分も入るので良いそうだ。

自分は、ヘルメットとハンドルのどちらにも付け替えられるようにしてある。

しかし、どうも汎用バッテリーの状態がどれも怪しい。

フル充電してきたつもりなのだが、持続時間がバラバラ。やはり純正にはかなわないようだ。

 

行き先は?

そう、またもや道東方面な訳だが、自分のソロツーリングも今年ははずれ続きだったので、飽きてはいない。

本当は2泊出来れば知床まで行きたかったが、1泊では厳し過ぎる。

今年はまだ和琴半島でキャンプしていないので、そこを拠点にスガ君がまだ行った事のない、神の子池や裏摩周を案内して来ようと思っている。

2017-09-09-占冠ICから雨

占冠ICの料金所をくぐった途端、雨が降り出した。

結構な勢いである。すぐには止みそうにない。

占冠SAで雨防備を施して再出発。

日高山脈を越えたあたりかな?十勝清水ICとの中間あたりで雨が止み、鹿追あたりまで来ると薄曇りになった。

一番気になるのは阿寒横断道の天候状態だが・・・。

2017-09-09-阿寒横断道で先頭を走るスガ君

おおっ!良い天気!

確か2015年にスガ君と道東ツーリングした時も晴れていた。

前方を走る晴れ男の勝利か?

2017-09-09-双岳台で休憩

双岳台

あの時と同じように双岳台で休憩。

カメラ比較

2017-09-09-スガ君のGoProより

話はそれるが、、

ツーリングから帰って来てスガ君からGoProの動画を貰ったのだが、自分のJVC GC-XA2と比べるとGoProの方が画質は断然良いようだ。

GC-XA2は曇り空など光量の少ない環境だと、かなり暗く極端に発色が悪くなるのは分かっていた。

しかし、これくらい晴れた状態で同じ解像度同じフレームレートの動画を比較しても、発色も画像の滑らかさもJVCは負けている。

やはりプロも使っているだけの事はあるようだ。

JVCはハウジングなしで防水になっている事、正面の面積が小さいため、風の抵抗が少なくヘルメットに装着してもあまり風圧を感じない事がメリットか?

まあ、販売価格から言えばコスパは良い方だと思う。

 

お気の毒・・

2017-09-09-前を走るFIT

阿寒横断道からずっと黒い乗用車(FIT?)が我々の前を走っている。

悪いペースではないので、そのまま後ろを着いて行く。

2017-09-09-お○を上げるスガ君

スガ君、長時間シートに座っていたのでケ○が痛くなったか?

 

弟子屈市街の手前の道路左側に防風シェルターがついたパーキングがあるのだが、その直前の小屋の陰から白黒の公用車が見えた。

法定速度を守って走っていたが、思わずブレーキをかけてさらに速度を落とした。

 

2017-09-09-Fitを追いかける公用車

と、その瞬間、公用車は自分達を追い越し、あっと言うまに前方の黒い乗用車に追いついた。

2017-09-09-パトカーをスルー

お勤め御苦労さまです!

 

2017-09-09-道の駅ましゅうで休憩

12時30分、道の駅ましゅうに到着

キャンプ場まではここから約15キロ。あと少し。

2017-09-09-泥だらけのバイク

占冠でしか雨に当たってないのだが、ドロドロになってしまった。

 

レストラン&ライダーハウスぽんと

2017-09-09-ライダーハウスぽんと

弟子屈中心部にはこれと言った食事処もあまりないので(全く無い訳ではない)、和琴手前のレストラン&ライダーハウスぽんとで昼食

ここはライダーハウスも営業しており、通りがかりに良くバイクが停まっているのを見かける。

ライダーハウスは夏期5月~9月は一泊1,080円、冬季は暖房費込みで1,500円

定員は15名、7月から8月は早めに予約が必要との事

詳しくはこちら

2017-09-09-ぽんとの猫君

店の玄関前にでんと猫君が横たわって出迎えてくれた。

「ニャンキュッパ!」とでも言いそうな・・・?顔をしている。

 

和琴湖畔キャンプ場

2017-09-09-和琴湖畔キャンプ場

13時30分、屈斜路湖の和琴湖畔キャンプ場に到着

8月と違い、9月になると利用者もめっきり少なくなるので好きな場所にテントを張る事ができる。

今回は、湖の岸に近い場所に設営する事にした。

景観は良いが、ペグが刺さりにくく抜けやすいのが難点。

ハンマーでしっかり地中深く打ち込む。

神の子池へ

2017-09-09-中標津 牛の文字近く

設営も完了、今回予定していた神の子池まで行ける時間はある。

和琴半島を一歩出ると路面はかなり濡れていた。

相変わらず、屈斜路湖上空と周囲の天候は違う事が多いようだ。

弟子屈市街を通り抜け虹別近くまで濡れた路面を走る。

後で、スガ君が言っていたが、「あんなに濡れた路面のコーナーをあんな法定速度で走るとは」と。

「そうだっけ?」

とにかく暗くなる前に戻って来たい一心で、その点については何にも考えて走っていなかったのだ。

中標津町養老牛交差点から道道150清里方面へ

有名な「牛」の文字近く(スガ君は文字を見てなかったそうだが)で、カーブに差し掛かった所にトラクターのタイヤがまき散らした泥やら牛フン?やらが大量に落ちていた。

多少ヒヤッとはしたが、まあ何とかすり抜ける。

2017-09-09-神の子池

15時15分、神の子池に到着

雲が多かったためか池の青さが少し薄い気がした、それに秋になると水面に落ち葉が沢山浮いていて夏場よりは見栄えが悪い気がした。

2017-09-09-神の子池の木道

それに、しばらく来ないうちに池の周囲には木道が作られていた。

確かに以前は池の周りは踏み荒らされて土がえぐられ木の根がむき出しになってしまっているところが何箇所もあった。

自然保護のためにはこの方が良いのかも知れない。

2017-09-09-裏摩周展望台から

裏摩周展望台

ここもスガ君は初訪問の場所。

自分は何回か来ているが、これでも今回が一番晴れていた。

激痛!!

2017-09-09-キャンプ場に戻る時に襲った激痛

弟子屈に戻り、街のスーパーで夜の食料を買った後、キャンプ場へと急ぐ。

あたりも大分暗くなってきた。

と、その時突然アゴの下に激痛が走った。

ヘルメットのベルトの辺りの皮膚に電気ショックを受けたようにビリビリと痛みを感じる。

顎の皮膚をベルトのバックル金具で挟んだのか?

いや、そんなはずはない。

手で触っても何もない。

「虫にさされたのか?刺されたとしたら蜂だろうか?」

じわりじわりと痛みが強くなって来たが、とにかくキャンプ場に戻ってきた。

痛みはその後4時間程度続いたが、耐えられない程ではなかった。

自然のいたずら

2017-09-09-炭火で焼きもの

お互い持ってきた、コンパクトコンロに炭をおこし買ってきた食材を肴にビールで乾杯!

風もなく穏やかなので、タープの外で過ごす。

そうこうしている内にパラパラと雨が降ってきた。

タープの下に炭台や食材を移動させて、宴の再開。

やはりタープがあると良いね。

雨は降っていてもゆったりと出来る。

そんな優越感にひたりながら酒を飲みながら会話をしていると、さらに雨足がつよくなってきた。

バケツをひっくりかえしたような集中豪雨だ!

気付いたら、スガ君がタープの端っこを持ちながら何やら叫んでいる。

一瞬事態が飲み込めなかったが、激しい雨で地盤がゆるみペグが抜け、タープの布に溜まった雨水の重みでタープ自体崩壊寸前だった。

二人ともずぶ濡れになりながら、必死に体制を立て直そうとするが、激しい雨の前には全く歯が立たない。

2017-09-09-集中豪雨

スガ君:「タープはあきらめましょう!濡らしたらマズイ物だけテントの中に入れましょう!」

自分は電子機器も防水のものばかりなので心配する事はなかったが、崩れたタープを被りながら身の回りの整理をする。

少しすると雨も収まってきた。

もう一度タープを立て直す。

また雨で潰されるかもしれないが、その時はその時だ。

スガ君は着てたものは上下、下着、そして靴も全てずぶ濡れになってしまった。

替えも持ってきていないので、あと残っているのはレインジャケットの上下だけだ。

自分はキャンプ場ではライダーパンツもジャケットも脱ぎいて着替えていたので濡らしたのは着替えた服とアウタージャケットだけだった。

下着と靴下も替えを持ってきているし、ライダーブーツも乾いている。

帰る時には問題ない。

 

気温も低くなかったので、それ程冷え切った訳ではないが、身体を温めた方が良いので半島の根元にある露天風呂に入って身体を温めた。

二人だったから笑い話で済ませる事もできたが、もし今回のようなハプニングがたった一人でキャンプしている時に起きてしまったら、さすがに色々過酷な経験をしていきた自分でもちょっとへこんでしまうな。

身体も温まった事なのでテントに潜りこんで就寝。

 

#2に続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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