
スキーやゴルフ、川下りなどのアウトドアや観光で賑わう「ニセコ」とは違って、静かな奥深い山間の「奥ニセコ渓谷」に二件の温泉旅館があり、そのうちの一軒が「新見本館」である。
蘭越町から道々268号線を約11kmの地点でこちらからは比較的道幅も広く、カーブも緩やかだが、ニセコパノラマライン(道々66号)から来ると道幅も狭く、きついカーブも多い。
ここの温泉は明治42年に開祖新見太郎氏によって発見され同45年に温泉旅館として営業を開始しており、ここ新見の地名もそこからつけられた。当時は農家の人たちが秋の収穫を終えると家財道具を持ち込んで冬の間当時をして過ごしたそうだ。冬は積雪が2メートル近くにもなる豪雪地帯。なんと電気も2代目当主が造った水力発電で今も半分をまかなっているそうだ。現在は3代目となっているが、一世紀ちかく、ここを守り続けてこられた新見一族のご苦労が伺える。
湯は無色透明で、泉源は67度の湯が毎分300リットルで噴出しており、天然かけ流しでろ過循環は一切行っていない。
湯治旅館だけあって湯治に関してのアドバイスもしっかりしてもらえる。また、温泉療養に関する小冊子も希望の方にはプレゼントしているので、フロントで問い合わせてみると良い。
| 施設名称 | 秘湯の宿 新見本館 |
|---|---|
| 所在地 | 北海道磯谷郡蘭越町字新見1 |
| 電話/FAX | 0136-57-5231 フリーダイヤル 0120-213261 / 0136-57-5108 |
|---|---|
| 公式HP | http://www.niimi-honkan.jp/ |
| 泉質 | 1号泉:含石膏-弱食塩泉(緩和性低張高温泉)、2号泉:石膏泉(緩和性低張高温泉) |
| 効能 | 入浴:リウマチ性疾患、痛風、創傷、高血圧症、動脈硬化症、運動器障害、慢性湿疹および角化症、女性性器慢性炎症、卵巣機能不全症、子宮発育不全及び月経障害、更年期障害未調査 |
| 内風呂 | 男女別 各2 、 打たせ湯、蒸気風呂、超音波風呂 |
| 露天風呂 | 男女別2 |
| 混浴 | 無 |
| 日帰り入浴 | 有 |
| 入浴料金 | 大人800円、子供400円 |
| 入浴時間(日帰) | 午前8時~午後9時- |
| 定休日 | 年中無休 |
|---|---|
| 宿泊 | 無未調査 |
| 宿泊料金 | - |
| 休憩施設 | 有 (無料)、有料1室3,000円 |
| 食堂・レストラン | 日帰りは事前予約のみ対応 |
| コインロッカー | 有 |
| ドライヤー | 有 |
| シャンプー | 有 |
| 石鹸/ボディーソープ | 有 |
| 売店 | 有 |
| 自動販売機 | 有 |
| その他 |

新見本館の露天風呂
露天風呂は第2内風呂の外に造られており、男女混浴になっている。
ただし、午後10時から11時の間だけは女性専用となる。
岩で囲われたやや広めの露天風呂は3分の1ほど仕切られている。
周囲は奥ニセコの手付かずの自然に囲まれ、湯船からは目国内岳が眺められる。
温泉の温かさに誘われてか、道内でも最近ではすっかり見かける数が少なくなったトンボのオニヤンマやシオカラトンボが露天風呂の周囲をたくさん飛び交っていた。
※2017年1月より仕切りが取り付けられ、現在は男女別となっている。

第2内風呂
第2内風呂は台形のやや大きめのタイル張りの湯船がひとつあるだけで、すっきりとしている。
第1内風呂は廊下を隔てたところにあり、そちらには打たせ湯や超音波風呂につながっている。
以前、管理人が入浴した時は打たせ湯と超音波風呂も男女混浴になっていたが、2003年に改装し、現在は男女別になっている。
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