奥ニセコの秘湯として103年間続いた蘭越町の新見温泉が2軒ともに、2016年3月に閉館する事が発表されました。
本館は3月26日、新館は3月31日に閉館するそうです。
温泉ブームが去り利用客は減ったものの、根強い固定客に支えられ、近年は外国のスキー客も訪れるようになっていましたが、2人の経営者は後継者が見つからず、高齢による体力の限界を感じ、廃業を決断したそうです。
私も毎年数回、日帰り入浴をしてきたお気に入りの温泉だっただけに、非常に残念です。
「温泉を活用してくれる企業が現れて欲しい」と期待されているようですが、どうでしょうね?
ただ、経営者が変わると設備のリニューアルされるなど、元からの良いところも失われてしまう温泉も多いので、そうならない事を祈ります。
設備が新しく、立派になるばかりが良いとは言えません。
古く昔からのものが残っているところに懐かしさと落ち着きを感じて利用する人もいる事を忘れて欲しくないですね。
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