知床国立公園羅臼温泉野営場

羅臼温泉野営場

羅臼温泉野営場は「知床世界自然遺産地域」であるとともに、林野庁が設定している「知床森林生態系保護地域」の中にあり、原生的な野性味のあるキャンプ場だ。

平成17年までは無料だった。利用者は、ファミリー、キャンピングカーの年配層、ライダーと幅広い。

が、有料になった事も原因か。昔のような長期滞在型ライダーがすっかりいなくなった気がする。

キャンプ場を挟んだ向かいの羅臼川にかかった橋を渡っていくと、地元の愛好家で管理されている無料の熊の湯露天風呂がある。湯は相当熱いので慣れるまでは大変だ。維持管理は地元愛好家の寄付で成り立っているが、近年財政難だそうなので、わずかでも維持費に協力を。

キャンプ場内にはエゾシカが人も怖れず平然と歩き、周囲の草を食んでいる。

近年、熊の出没も多くなり、閉鎖される事もしばしばある。

食品の保管や食べ残しには細心の注意を払うよう、注意書きがある。本当に注意を守らないと命取りになりかねないので、気をつけてほしい。

 

サイト名称 知床国立公園羅臼温泉野営場
所在地 北海道目梨郡羅臼町湯ノ沢町   
問合せ先 0153-87-2126 、羅臼町役場水産観光振興課 01538-7-2111
利用期間 6月1日 〜10月31日
アクセス
予 約 不要
利用料金 300円/大人 (平成17年より有料・清掃協力金として)
収容数 約100張
サイトの状態傾斜のある砂地と草地(テント床は砂地)
環境市街近郊
車両乗入れ不可
ペット同伴不可
炊事場
トイレ有 水洗
たき火不可
花火可(制限あり)
ゴミの処理分別(有料ゴミ袋購入)
自販機
売店 なし
ランドリー なし
シャワー なし
食料品 羅臼市街(約4キロ) コンビニ、食品スーパー
ガソリンスタンド 羅臼市街(約4キロ)
温泉/銭湯 キャンプ場を挟んだ道路の反対側に熊の湯露天風呂(無料)、知床観光ホテルまで約1Km
その他 ヒグマ出没の危険防止のため、食糧、残飯の始末は確実に

 

知床国立公園羅臼温泉野営場 駐車場

駐車場

熊の湯の向かいの坂道を上っていくとキャンプ場の駐車場がある。

キャンプサイトはこの駐車場を挟んで高低2つのゾーンに分かれている。

テントを張らずに、キャンピングカーを駐車場に止めて長期滞在するキャンパーも多い。

写真奥の左がトイレ(水洗)、右が受付

 

 

知床国立公園羅臼温泉野営場 キャンプサイト1

 

知床国立公園羅臼温泉野営場 キャンプサイト2

上の2枚の写真は駐車場左手のキャンプサイト

傾斜地に平らに区画されたテント床が点在している。区画以外の場所にテントを張っても差し支えないようだ。

 

知床国立公園羅臼温泉野営場 炊事場

炊事場

サイト全体はあまり広くはないのだが、炊事場は全部で3か所設置されている。

知床国立公園羅臼温泉野営場 ゴミステーション

ゴミステーショ

受付で指定のゴミ袋を購入し、分別してゴミステーションに捨てる事ができる。

野生のヒグマの生息地であるので、ルールを必ず守って、しっかり生ごみや食料品の管理をしてほしい。

 

知床国立公園羅臼温泉野営場 キャンプ場を歩くエゾシカ

この一帯ではキャンプ場内をエゾシカが歩き回るのは日常的な光景だ。

 

羅臼温泉 熊の湯

キャンプ場の道路の向かいの橋を渡ると、無料の露天風呂「熊の湯」がある。

お湯の温度はかなり熱い。

私自身、これまで入った温泉の中で、ここより熱いのは経験していない。

地元の愛好家が主導権を持っているので、熱いからと言っておいそれとお湯をうめる事はできないので注意して入ろう。

 

 

 

知床国立公園羅臼温泉野営場の動画(スライドショー含む)です

所在地の地図


この記事について

このページは、matsuが2008年2月16日 05:27に書いた記事です。

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