2011年の夏のツーリングをきっかけに、何故かその年3回も利用してしまった、道内も数少なくなった無料のキャンプ場だ。
知床から雨の中を走り、ずぶ濡れになったテントを再度広げる元気もないため、バンガローに一泊したのがきっかけになった。
その名の通り、霧がかかる事が多く、夏場に快晴の日に合う事は少ないらしいが、秋になると一転して晴れの日が多くなるそうだ。
霧多布岬のほぼ先端近くに位置し、サイトからは海が眺められ、聞こえるのは静かな波の音とカモメの鳴き声だ。
サイトはやや傾斜のある丸みを帯びた形をしており、サイトの周囲を馬の蹄鉄状にぐるっと取り囲んでいる。
芝地は管理人さんがまめに草刈りをしているので、よく整備されている。
地面もやわらかく、ペグも手でさせるくらいだ。
バンガローは小型で内部は4畳半位の広さで、中には片側の壁に棚が一段備えられている他は何もない、質素な造りだ。
利用料も安いので納得はできると思う。
ただ、せっかく海を眺められる場所にありながら、窓が小さく、上に開ける構造なので、窓から外がほとんど見えないのが残念だ。
駐車場前にある、小さな小屋が現地管理棟
サイトは無料で利用できるが、利用受付はちゃんと済まそう。
車中泊も可能だが、それでも受付は必要です。
管理棟は受付のみで売店などはなく、指定ごみ袋だけ購入することができる。
炊事棟
流しと、一部かまどが設置されている。
棟の中には洗濯機もある。
利用者が少ないときは、この中で煮炊きと同時に食事をすることもある。
私も、10月に利用した時は寒いので、大阪からきた親子と一緒に食事をした。
サイトを海側から道路に向かってみた状態。
真中にあるのは、ゴミすて小屋。
空き缶と、ペットボトルは専用の投入口から捨てるようになっている。
あまり設備はないが、木で造られた低い長い椅子が利用できる。
無料ということもあって、夏には多く本州ライダーで賑わう。
駐車場が狭いので、キャンプ場脇の歩道もご覧の通りとなっていた。
一人、長期滞在のライダーがいて、毎年、春から9月末ころまでいるそうだ。
バイクの走行距離もすごい!年間3万キロくらいは走っているそうだ。
私でほぼ年間1万キロ。これでも多いほどなのに。
夏の早朝のサイト
見てわかるとおり、大型テントをはったファミリーキャンパーの姿は、ほとんどみられない。
主にライダーかチャリダーが中心のようだ。
この日も自転車で10人位の若いグループがテントを張っていた。
カモメのゴンタ
たまにエサにありつけることもあるのだろう、サイトにはやたらとカモメがたむろしている。
一羽かなり人慣れしているカモメがいて、管理人のおじさんが「ゴンタ」と名付けて呼んでいた。
晴れた日の早朝、岬からきれいな朝日がみられる。
それを知って、暗いうちから岬の先端に人が集まりだしていた。
キャンプ場から市街地方面に途中まで戻った交差点を横断して進んだ先に、霧多布温泉「ゆうゆ」がある。
館内は広々としており、ゆっくり休憩できるスペースもある。
露天風呂は小さめだが、そこからは市街地と海が眺められる。






