羊蹄山南面の麓にある自然公園内にあるキャンプ場。
2009年にこれまで野営場としていた施設を大幅にリニューアルされている。
リニューアル後にオートサイトとフリーサイト、バリアフリーサイトに分けて区画整理されているが、フリーサイトでも車をテントサイト近くまで乗り入れ出来るようだ。
起伏の多かったテントサイトもすっかり聖地され、フラットでテントでの寝心地は向上しているようだ。
以前は入口にある森林学習展示館の横もキャンプサイトだったが、現在は利用不可になっている。
広々とした場内は周囲を木々に囲まれており自然をたっぷり満喫できる。背後には羊蹄山が間近に迫り、キャンプ場の奥には登山道がある。
キャンプ場の入り口、道々66号線沿いには羊蹄山の伏流水「羊蹄の湧き水」があり、入場前に汲んでくると、おいしい天然 水で料理を作ったり、コーヒーなどを入れて楽しむ事が出来るし、また、湧水の駐車場内には手作り豆腐の販売店もあって、いつも賑わっている。
公園の中には林の中を通る散策路もあり、樹木の名前を覚えながら散歩を楽しむのもいいだろう。
しかし、リニューアル前もサイトまで車の乗り入れも出来たし、水場などの設備もちゃんと整っていたし、施設として不満なところはなかった。
むしろ今よりも自然感が残っていて良かった気がする。
どうも環境省など大きな役所がリニューアルを手掛けると、無駄に設備を立派にし、利用料もやたら高くなってしまっている気がする。
そう感じたのは、ここばかりではなく道東の和琴半島でもそう思った。
本当に利用者が求めているものを考えて事業を行っているのか甚だ疑問に思う。
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