2012年8月アーカイブ

私は「雨男」と呼ばれるくらい、ツーリング中にとかく雨に見舞われやすい

ゴアテックスのジャケットにパンツ、ゴアテックス防水ブーツ、ゴアテックス防水グローブ。

さらに、レインジャケットにパンツ。

防水スパッツ。などなど、防水ずくめだ。

雨が降りそうな時には、事前に荷物にもしっかりレインカバーをかけて出発する。

万全の雨対策をしてツーリングに出かける。

荷物や身体はこれで問題ないのだが、ただ問題なのは雨の中走行していると、視界が非常に悪い事だ。

雨足が速くなると、いくらヘルメットのシールドを拭っても、すぐに雨水が纏わりつき前方が良く見えなくなってしまう。

 

「何かシールドの雨をしっかりはじいてくれる撥水剤はないだろうか?」

見つけたのがこれだった。

タナックスのヘルメットシールド用撥水剤 TANAX PITGEAR PG-213  

 

使用方法はいたって簡単!

汚れを落としたシールドに直接噴きつけ、やわらかい布で均一にのばす。

5分間程度乾燥させて、さらにやわらかい布で充分に拭きあげる。

ただ、これだけだ。

実際に、2012年8月の宗谷ツーリングの時、出発前に塗布しておいた。

出発当日、室蘭から留萌までは時折小雨交じりのぐずついた天気だった。

雨の中走行中、みごとに雨水をはじき返してくれ、視界はとても良好だった。

サイズも写真の通り、コンパクトなので荷物に加えても、全く苦にならない。

いまや、手放せないツーリングのアイテムになっている。

 

 

 

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2012年8月25日

2012-08-25-稚内森林公園キャンプ場の夜明け 

午前4時 さすがに8月末ともなると、日の出が遅い。

辺りはまだ暗闇の中。

空には明けの明星がポツンと光る。

東の空にようやく赤みが差し始めた。

キャンプ場一帯はまるで雨でも降ったかのように、夜露でずっぷり濡れている。

2012-08-25-稚内港に登る日の出

4時30分

キャンプ場の隅に稚内港を見下ろせる場所があるので、日の出を見にいったが、その目の前にテントが2張り陣取っていた。

起こさない様に静かにテントの前にまわり、ビューポイントに降りる。

宗谷岬の向こうから朝日が昇り始めた。

辺りも明るくなり、朝食を済ませ荷物の片づけを始めていると、昨晩談笑した二人が起き出した。

2012-08-25-森林公園キャンプ場で知り合った2人

まずは、お湯を沸かし、コーヒーを飲みながら、3人でしばし談笑。

 

上の展望台(開基100年記念塔のある場所)まで散歩して写真を撮りに行かないか、と誘われたが往復1時間以上はかかってしまう。

断って撤収を続ける事にした。

 

利礼の丘

今日は宗谷岬を周ってオホーツクラインを走って帰る予定だが、その前にこの夏初めて知った「利礼の丘(リレイの丘)」に行くつもりだ。

出会った2人とキャンピングカーのおじさんとお別れの挨拶を交わしキャンプ場を出発。

2012-08-25-開基10年記念塔

まずは、先ほど2人が散歩して行って戻って来た「開基100年記念塔」のある広場へ。

以前、この塔の展望台にタダで昇らせてもらった事がある。

2012-08-25-展望広場から利礼の丘へ続く道

事前調査では、記念塔の広場からさらに奥へ続く道を進むらしい。

2012-08-25-利礼の丘へ進むダート

途中から砂利ダートになっていることも知っている。

この程度のダートならZZRでも何度も走っているので楽勝だ。(この辺で止めとけばよかった)

と、なめてかかっていたら。。。。途中一旦下った後、今度はかなり急な上り坂になっている。

おまけに、終点近くにはきついカーブがあり、さらにそこには深いジャリが敷いてあった。

「聞いてないよー。。」

深いジャリにタイヤが取られ、スリップして登らない。

燃料満タン、荷物満載で総重量300kg近くもある状態のZZRでは、このまま登るのは相当厳しく危険だ。

かといって、方向転換が出来る状態でもない。

下手にやると転倒し、この場所で一人で起こすことは絶対に不可能だ。

「どうしようか?」

車体をしっかりホールドし、慎重にスロットルを徐々に開ける。

何とか、難関を脱出し終点に辿りつく事が出来た。

ネットで見た写真ではなかったが、携帯電話のアンテナだろうか?何やら工事をしている。

2012-08-25-利礼の丘から利尻島を望む

ここがライダーの間で人気のスポット、「利礼の丘」か。

青い空に、白い雲。

利尻富士も昨日とは違ってくっきりと見える。

良い眺めだ。来て良かった!

が、しかし、きっとZZRでは2度とこないだろうな。

オフ車なら楽勝だが、ロードはきつい。荷物満載なら400ccのネイキットくらいが限界だろうか。

実際、1台のネイキットの先客がいて、「そのバイクで来るのは本当に大変だったでしょう!」と声をかけられた。

確かにもう一度ZZRでも慎重に走れば登れるかもしれない。(実際にこうして登った訳だから)

だが、転倒するリスクも普段より格段に高くなるのは事実だ。

仮に次回も来れたとしても、敢えてそんな危険に挑む必要はどこにもないのだ。

オンで登る技術があったとしても、リスクが数倍高くなるなら、やはり行くべきではない場所だと思う。

 

宗谷岬

無事にダートを引き返し、稚内市街から宗谷岬方向へ向かう。

2012-08-25-宗谷丘陵

まずは、宗谷丘陵へ。

ここに来るのも今回で3度目になるが、こんなに晴れたのは初めてだった。

昨年はこの場所よりもっと奥まで進んだのだが、そこには風力発電の風車がやたら建っている。

壮観な眺めではあるが、所詮人工物。

本来、ここの大自然の中に存在すべきものではないはずだ。

ホタテの貝殻を敷き詰めた「白い道」も気になっていたが、道幅も狭いらしくUターンする場所もないよう思ったので、今回はやめておいた。

2012-08-25-宗谷丘陵のライダー

丘陵の写真を撮っている横で年配のライダーが朝食にサンドイッチを食べていた。

稚内の民宿に泊り、ここ数日宗谷周辺を周っているそうだ。

2012-08-25-ロシアの巡視船か

丘陵から宗谷岬へ向かい、岬手前の高台から旧樺太が見える。

はるか遠く、樺太の沖合に一隻の船が航行している。

甲板に白いレーダードームらしき物が見えるが、ロシアの巡視船だろうか?

2012-08-25-宗谷岬

日本の最北端、宗谷岬。

2012-08-25-宗谷岬のライダー達

さすがにシーズン真っただ中。

ライダーもたくさん訪れている。

ここでまたまた再会!

昨日出会った若いカップルと温泉で出会った大坂のライダーがいた。

その他にも10台以上のライダー。皆同じライダーハウスに泊って、仲良くなったようだ。

今日は斜里町のライダーハウス「クリオネ」まで走るそうだ。

 

オホーツクライン

2012-08-25-オホーツクライン

宗谷岬からR238オホーツクラインを南下。

海岸線あり、コーナーあり、アップダウンありの中々快適で楽しいルートだ。

昨年の6月もここを通ったが、悪天候だったせいもあり、その時はここの良さは感じなかった。

2012-08-25-道の駅さるふつ公園

道の駅「さるふつ公園」

広々とした平原の牧場の中にある道の駅で、キャンプ場が隣接していた。

猿払を過ぎると南から霧が迫り、一気にくもり空になってしまった。

せっかく晴天の下のエサヌカ線を走ろうと思っていたのに!

何とか晴れますように。祈りながら前に進む。

2012-08-25-エサヌカ線

浜猿払から海岸線をやや離れると霧が晴れ青空が広がって来た。

天北南部広域農道(エサヌカ線)に到着。

牧草地と原生花園の中、約10キロにおよぶ一直線に伸びた道。

道路わきにはところどころ車幅を示す反射板があるだけで、街路灯も標識も一切ない。

初めて見る光景に感動!

 

2012-08-25-浜頓別 クッチャロ湖半

11時30分 エサヌカ線を抜けると、すぐ浜頓別町についた。

クッチャロ湖半キャンプ場にちらっと立ち寄る。

昨年の6月、テントも飛ばされそうな強風が吹き荒れる中、たった一人でキャンプをしていた記憶が蘇る。

この時期だとライダーも結構利用しているらしいが、この時間帯はみな移動している頃だろう。

バイクは1台しか見かけなかった。

駐車場にバイクが1台入って来た。宗谷丘陵で出会った年配のライダーだ。

今日は豊富温泉に入って、稚内に戻るそうだ。

私も、今回のツーリングで時間があれば行ってみるつもりだったが、1泊ツーリングではやはり時間的に厳しすぎる。

次回のチャンスに回す事にした。。

 

熱中症に注意!

浜頓別からR275に入り中頓別方向に向かう。ここからはもう帰る経路だ。

内陸に入った途端、気温がぐんぐん上昇し始めた。

気温は一体何度あるのだろうか?

アスファルトの道路の上は間違いなく30度は超えているだろう。

メッシュジャケットの中はTシャツ1枚なのだが、熱風がメッシュをつき抜けて体にぶち当たる。

走っていても、汗が噴き出る。信号待ちが殆どないのが唯一の救いだ。

小まめに水分補給をしながら、走り続ける。

2012-08-25-道の駅おといねっぷ

道の駅「ピンネシリ」を過ぎ、昼食をとろうと道の駅「おといねっぷ」に立ち寄る。

レストランは営業していたるが、店内入口に「スタッフが不足しており、お客様にご不便をおかけしております。」と、張り紙をしている。

一応店内を見渡すと、静かな店内に料理を待っているお客さんが5~6組はいるようだ。

「こんなところで呑気に待ってもいられないな。」

あきらめて美深まで走る事にした。

2012-08-25-美深町レストランアウルの焼きそば

13時 道の駅「びふか」に到着。

すぐ裏にライダー人気のキャンプ場もあるので、バイクも多かった。

2階のレストラン「あうる」で焼きそばを注文。

本当は「ジャンボ焼きそば」が美味しそうだったのだが、2人前以上のボリュームときいて、普通のを注文。

これも美味しかった。

2012-08-25-森林公園びふかアイランド

道の駅の3階からキャンプ場のある「森林公園びふかアイランド」を眺める。

運動公園あり、温泉あり、キャンプ場ありで人気の総合施設だ。

2010年の9月のツーリングで利用したが、とても良かった。

2012-08-25-道の駅もち米の里なよろ

14時10分 道の駅「もち米の里なよろ」で休憩。

まだ、かなり暑いので気温が少しでも下がり始める時間になるよう、長めの休憩をとる事にした。

2012-08-25-道央自動車道士別剣淵から旭川間

(レンズに虫がついて汚れている。。。( _ _) )

30分以上の休憩をとり、士別剣淵ICから道央自動車道に乗る。

ETCをつけていないので料金が高いため、滝川ICで高速をおりR12を走る。

それにしても、料金が高すぎる。バイクでこの間だけでも2,050円だ(軽自動車と同じなのはわかっているが・・・)

信号の多いR12を我慢して走りながら、16時45分 道の駅「三笠」の到着&休憩。

岩見沢市からR234に入り、霧と暗闇の中、安平町を抜け、19時40分 無事に自宅到着。

何度かヒヤッとする事もあったせいか、本当に「無事に」という実感が沸いてきた。

1泊2日のツーリングだったが、好天に恵まれたせいか、出会うライダー皆、笑顔でとても楽しそうだった。

初めて北海道に来たライダーには「存分に北海道を楽しんで行ってほしい」と思う。

 

本日の走行距離 542km

2日間の走行距離 1,029km

走行メーター 48113km 

そろそろ本格的なメンテが必要かな?

 

 

2012年8月24日

毎日天気予報とにらめっこしながら、晴れの日を狙い今年も道北ツーリングを決行。

今回で3回目の道北ツーリングだ。

朝5時自宅を出発。

昨日の昼までの予報では、道北地方も晴れになっていたが、夕方になると道南から留萌管内までは昼くらいまで曇りか弱雨に変わっていた。

相変わらず、直近までは精度の低い天気予報だ。

国道36号線を走り、苫小牧市内を抜け、沼ノ端からR234を安平町、由仁町、岩見沢と走り、一旦R12号に乗って道の駅「三笠」で休憩。

途中、糸井付近であわや、「今回のツーリングも出発40分で終了か!」と思うようなアクシデントに遭遇したが、事なきを得、無事にここまで来れた。

 

2012-08-24-月形大橋

月形大橋

峰延からR275に入り、月形町から信号の少ない快適なルートをひたすら北上する。

午前9時、道の駅「田園の里うりゅう」に到着。

全ての道の駅を制覇するつもりは毛頭ないのだが、せっかくのツーリング何かイベントがないと面白くないので、立ち寄れる限りの道の駅でスタンプを押すようにしている。

しょうも無いミッションを自分にかせて、取りあえず本日最初のスタンプを押す。

 

北竜町 ひまわりの里

2012-08-24-北竜町 ひまわりの里

以前ここで、快晴の日に咲くひまわりを見ているので、曇り空であることからそれほど期待してきた訳ではないが、

今週末でここのひまわりも全て刈り取られるとの事なので、一応立ち寄った。

9時過ぎなので、観光客も数人しかないない。

売店やひまわりの迷路の受付も暇そうで、あくびをしているお姉さんもいた。

 

2012-08-24-道の駅サンフラワー北竜の北竜門

北竜門

さらに、道の駅「サンフラワーほくりゅう」

ここは、北竜温泉とホテル、パークゴルフなどのある総合施設になっている。

2対のドラゴンが構えている「北竜門」がちょっと面白い。

途中8台くらいの仲間で走っているバイクを追い抜いてきたが、ここで休憩している間に通り過ぎて行った。

距離は短いが、深川留萌自動車道を北竜ひまわりICから留萌幌糠間利用する。

 

 

おびら鰊番屋

2012-08-24-おびら番屋前

留萌市内で燃料を補給し、海岸線を北上。

鬼鹿にある道の駅「おびら鰊番屋」で休憩。

先ほど抜いて行ったグループが休憩していた。

スクーターとドラッグスターに乗った若いカップルが写真を撮っていたので、2ショットを撮ってあげた。

京都から来た2人も稚内目指してツーリング中との事。

宿泊はライダーハウスらしい。

 

北へ

2012-08-24-オロロンライン 苫前付近

宗谷を目指しオロロンライン(R232)を北上。

ここまで来ると、すっかり晴れ模様。ただし、海上はよく晴れているが、陸地側には雲が多い。

お決まりの風力発電の風車が並んでる。

途中、苫前、羽幌、初山別と道の駅に立ち寄る。

羽幌の道の駅では、稚内から南下してきた原付の若いライダーと話し込んでしまった。

やたら寄り道が多いので、予定していたペースよりかなり遅れだしている。

2012-08-24-道の駅富士見

12時30分  遠別町 道の駅「富士見」の売店で昼食。

2012-08-24-富士見のたこ天かまぼこそば

たこ天かまぼこそば 650円

そばは普通だが、たこが入ったかまぼこがおいしかった。

スクーターに乗った年配のライダーが休憩していた。

彼も、稚内を目指してツーリング中。宿泊は民宿らしい。

2012-08-24-天塩であったライダー

道の駅「てしお」で XJR400の学生ライダー。

小樽に上陸して海岸線をずっと走って来た。

初めての北海道ツーリングで、土地勘、距離感が全くない。

いくつかポイントを教えてあげたが、通り過ぎてしまった事を非常に悔んでいた。

話をしている間に、先ほど富士見で会ったスクーターのライダーがやって来た。

彼は、北海道も慣れているので、若いライダーへのアドバイスは彼にまかして先を急ぐ。

 

サロベツ原野

2012-08-24-オトンルイ風力発電

オトンルイ風力発電の風車

13時30分。ようやくここにたどり着いた。

幌延町サロベツ原野にオロロンラインR106に沿って一直線に28基の風力発電の風車が立ち並んでいる。

最大発電力は21000kw。

発電用風車は全国各地にあり、いまや珍しくもなくなったが、これだけの風車が一直線に並ぶ眺めは無いようだし、ちょっと面白い景色だ。

電柱が入らない横道にバイクを停めて。ちょと写真撮影。

上空の雲がちょっと邪魔だが、まあこんなものか。

景色としては面白いが、地球温暖化抑制のためではあるが、反面原野の自然を破壊してもいる。

ちょっと複雑な思いだ。

 

2012-08-24-オロロンラインからの利尻富士

晴れてはいるが、利尻富士もイマイチすっきり見えないな。

2012-08-24-オロロンラインを走り去るバイク

ヘルメットの上にカメラを取りつけたバイクが手を振って走り去って行った。

2012-08-24-ororon-line04.jpg

1年ぶりの直線道路。

2012-08-24-車載カメラで利尻富士

走行中、車載カメラで。

 

稚内到着

14時半、ようやく稚内市内に到着。

まず、新しく出来た道の駅「わっかない」に立ち寄る。

が、ただのJR稚内駅に道の駅の看板をつけただけのところだった。

何か道の駅らしい施設が近くにあったのだろうか?私は見つける事ができなかった。

 

2012-08-24-稚内北防波堤

駅の裏にはすぐ稚内港があり、一応稚内市の観光スポットである北防波堤ドームがある。

防波堤の役目と、桟橋から駅までの乗り換え通路の二つの役目を兼用するため、昭和6年から5年の歳月をかけて建設されたそうだ。

古代ギリシャの建築物をイメージさせる柱が並んでいるのが印象的だ。

ドームを挟んで向かいの道路には大型観光バスがずらりと並んでいた。

2012-08-24-稚内森林公園キャンプ場 テント設営完了

稚内森林公園キャンプ場に到着。

テントの貼りやすい場所を選んで・・・・。

前日に雨が降ったのか、サイトはどこもぐっしょりと濡れている。

靴で地面を踏むとじわっと水がにじみ出してきた。

水はけは余り良くないようである。

バイクは4~5台。

キャンピングカーと乗用車が数台駐車しておりキャンプ場を利用している。

 

2012-08-24-稚内ノシャップ岬にて

テント設営が終わったので、稚内市街地の北端にある、ノシャップ岬に立ち寄る。

雲が多かったが、利尻富士も見える。

 

2012-08-24-ノシャップ岬で留萌で出会ったライダー2人

海を眺めている若いカップル。

おびら鰊番屋で写真を撮ってあげた二人だった。

 

2012-08-24-稚内童夢温泉前

蒸し暑い一日。今日はたっぷり汗をかいた。

半島を挟んで市街と反対側にある稚内温泉「童夢」で汗を流す。

露天風呂からは、日本海と利尻富士が見えた。

温泉から出てキャンプ場に戻る支度をしていると、CB400RRのライダーが明るく声をかけてきた。

彼も北海道ツーリングは初めてで、やはりライダーハウスに泊まるらしい。

「キャンプをすればいいのになー。」とは思うが、ツーリングの仕方も人それぞれだ。

キャンプ場に戻る前に、食料を買い出しにスーパーをあちこち転々としてしまった。

今回は荷物の軽量化と簡単に食事を済ますため、米とライスクッカーを持ってきていない。

総菜はコンビニでもスーパーでも売っているが、白飯が中々ない。

結局、ちょっと遠いホクレンスーパーまでウロウロとしてしまい、かなりの時間ロスをしてしまった。

「米を持ってきて、炊飯した方が早かったな。」

 

 

夜空を眺めながら食事をしていると、隣のテーブルで若い男性が二人食事をしながら話をしていた。

途中から私も話に参加させてもらう。

一人は東京からきている20代のチャリダーで、北海道は3週間目。

もう一人は神戸からきている30代のライダーで250ccのバイクに乗っている。(車種はわからなかった)

会話がはずんでいる内に、二人の人生観から恋愛話に及ぶ。

どちらかと言えば、悲恋だ。泣けるような話になってきた。

話も、そろそろ終わりかけた頃合いを見計らってテントに戻る。

深夜はぐっと冷え込み、夜露がテントを濡らした。

本日の走行距離 487km

 

2012年7月17日

今日は自宅に帰る日だ。

が、今日は朝から快晴!

私のツーリングの場合、大半は帰る日が最も晴れている事が多い。

しかし、明日からはイヤ~な仕事が待っているし、ちょっと早めに帰ってやりたい事もある。

日の出とほぼ同時にテントの撤収作業を始め。5時過ぎには積載を完了する。

Ninja1000のライダーが近づいてきて話しかけてきた。

彼は、昨年免許を取り、今年初めて北海道にやってきた初心者クラスのライダーだった。

休暇はたっぷりと取ったらしく、上陸して以来道内の主だった道は全て走りつくしている。

キャンプ地も数日単位で移動し、天候次第で1か所でゆっくりしている。ウラヤマシイ。。。。

 

5時40分 自宅へ向けて出発

Ninja1000のライダーと昨夜一緒だったライダーの2人が見送ってくれた。

「気をつけて。また、いつか何処かで。。。」

ひさしぶりに交わすこの言葉を最後に、キャンプ場を出発。

ここ数年、ゆっくりと道外ライダーと話をする機会に恵まれなかったが、今回ばかりは久しぶりに良い気分で帰宅する事ができる。

せっかくの快晴下、どこにも立ち寄ることもなく、R298 上富良野旭中富良野線を布部まで一気に走りぬける。

この間およそ18km、信号はたった3か所。しかも、赤になって止まることなどめったにない。

富良野観光をせず、帰るだけなら国道237を走るより断然こちらの方が速い。

ただし、鳥沼あたりでは日中取り締まりも行われている事が多いので、スピードには要注意だ。

 

 

日高町の道の駅「樹海ロード ひだか」で休憩をした後、ノンストップで鵡川まで

 

鵡川から日高自動車道に乗り、沼ノ端東で降りR36。

苫小牧を通過し、10時40分 無事に自宅到着

 

4泊5日のツーリングだったが、途中まとまった雨に降られる事も無く、ほぼ快適な旅であった。

道中ライダーと会話することもなく、孤独な時も多かったが最後にはゆっくりとライダーと話をする事もできた。

ただ、あそこも行きたい、ここも寄ろうと、短い日程の中を欲張って考えて決めた挙句、結局1日1か所のキャンプ地であり、ルートもここ数年毎回同じようなところばかり走っている気がする。

今回は特に、すでに見てきたところばかりなので、立ち寄りたい気持ちも薄らぎ、ただ目的地から目的地までの移動に終わってしまった感が否めない。

本当は、じっくりと一か所に腰を据えれば、それぞれの場所には、まだ行ったことのないスポット、キャンプ場、温泉、美味しい食べ物などがたくさんあるはずだ。

次回からは、距離を稼ぐツーリングは控えめにし、1か所のご当地をじっくりと味わうようなツーリングにしたいと感じた。

 

ただ、晴れ渡った利尻富士を眺めるため、宗谷目指してのツーリングはもう一度トライしたいと思う。

 

今回の走行距離 1691km。

終わり

2012年7月16日

午前3時。

相も変わらず、やたら早くに目が覚めてしまった。

周囲はまだ闇の中だ。

もう一度、和琴温泉露天風呂に入浴。

年配の女性が入って来た。

愛犬と一緒に旅をつづけているそうだ。

昨年は、ボランティアで震災に遭った東北に行ってきたそうだが、報道では伝えられていない、様々な現地の惨状など、色々なお話を聞かせていただいた。

 

ここにも、ZZR1100が。しかも私のと同カラー、同年式だ。

全てノーマル仕様だが、私と違ってキズも無く、キレイに乗っている。

 

バイク転倒

今日から道東一帯は雨が降るようだ。

雨じゃあいてもしょうがないので、雨の降らない富良野を今日の目的地に決定。

サイドスタンドで傾いた状態では、荷物のバランスが取りにくいので、メインスタンドを立てても埋まらなそうな場所を探し地面の状態を確認する。

スタンドがちょっとでも地面に埋まってしまうと、その後が大変だ。

「ここなら大丈夫だろう」 、慎重に場所を選んで荷物を積載。

積載を完了し、さあ出発! と、思って下を見ると。

スタンドの右側だけ、3~4cm程地面に埋もれてしまっている。

「しまった!このままではやばい。。」

たった数センチ埋もれても荷物満載のバイクは、前に押し出してスタンドをリリースし、タイヤで着地させることは簡単に行かない事は過去の経験から知っている。

バイクの右側に立ち、砂利を入れて、何とか穴を埋めようとする。

と、その時バランスを崩し車体が左に傾き始めた。

自分の反対側に倒れ始めたバイクを立て直すことはまず不可能だ。

そのまま、ガシャン!

「やっちまった」   

己の注意の足りなさを悔みながら、起こそうとしていたら、隣でテントを張っていた家族の男性2人が手伝ってくれた。

被害は、

カウルの擦り傷10数か所、

左ウィンカーレンズ破損

そして、クラッチレバー変形。ぐんにゃり曲がってしまった。

・・・・でも、折れなくて良かった。

春にお金をかけてカウルの全補修を行ったばかりなのに、、、またまた、やってしまった。

板金屋さんが、「もう次回の補修は厳しくなるね」と言われていたし、

「まあ、いいか。。。。」何か気持ちが吹っ切れて、心のダメージもあまりなかった。

クラッチレバー、、、意外に握りやすかったりして(笑)。

後日、レンズ交換し、カウルの傷は板金屋さんに調合して貰ってあった塗料を使いある程度目立たない様に補修(筆とコンパウンドで)

クラッチレバーも知り合いの助言を参考に、ほぼ元通りに整形した。

 

双岳台

午前7時、気を取り直して、富良野へ向けて出発。

阿寒 双岳台からの雄阿寒岳 (ちょっと暗い)

R241阿寒横断道路の双岳台に着くと、1台のバイクが駐車していたので、自分も立ち寄り雄阿寒岳の写真を撮る。

駐車していたバイクは1400GTR。ライダーは60代の紳士だった。

これから釧路方面へ向かう途中だそうだ。

釧路へ南下するR240とR241の分岐点までの僅かな距離を一緒に走った。

ミラー越しに、後ろをついてくる1400GTRを見るが、相当走りなれているベテランであるのが一目でわかる。

 

上富良野

鹿追を通過し、新得町から狩勝峠を越えて富良野へ。

峠を下り南富良野に入ると急激に気温が上昇しだした。

富良野は何度も来ているので、どこにもよらず上富良野の日の出公園キャンプ場へ一直線に進む。

今回は、観光というより単に骨休め程度で上富良野でキャンプだ。

11時30分 日の出公園キャンプ場到着

早々にテントを設営して、一休み。

いつものように、管理棟の女性スタッフ2人(Kさんと、Eさん)をお話をさせてもらう。

今日はガランとしているが、ここも昨日はテントを張る場所もないくらい利用者でビッシリだったそうだ。

正午を少し回ったところだが、市街に行って食べるのも面倒になっていた。

たまたま管理棟の前に軽自動車でたこ焼きの露店が出ていたので、チーズたこ焼きなるものを1パック購入。

大阪出身の若い男性。奥さんが富良野出身という事で、富良野に移住したこ焼き屋さんを始めたそうだ。

いつもは、キャンプ場の反対側の公園に店を出しているが今回は試しにこちらで営業をしていた。

管理棟でカップラーメンを買って、たこ焼き合わせてロビーで昼食。

 

美瑛 四季彩の丘

いくら骨休めでゆっくりと言っても、まだ1時過ぎ。

時間を持て余してしまうし、テントで寝ているには暑すぎる気温(29度)

フラッと。美瑛まで行ってみる事にした。

さすが富良野・・美瑛。。。。。ライダーが多く集まっている。

晴天の下の美瑛も大体のところは何度か行っている。

大した目的も無い中、観光客のどっと訪れるスポット、「四季彩の丘」へ。

ここもやたら暑い。。。。30度は間違いなく超えている。

取りあえず、色とりどりに咲いている花を眺めつつ写真でも撮る。

 

ルピナスかー。

そう言えば、R273 糠平温泉郷と三国峠の間に野生化したルピナスの群生地があったな。。。

いつも見かけて素通りするだけで、停まって写真を撮った事はないが。。

やたら暑くてのども渇いたので、富良野メロンのカットを1個(250円)買って食べる。

冷たくて美味しい!

メロンと言えば夕張メロンが代表的だが、富良野のメロンもかなりうまいと思う。

 

日の出公園

晴れてはいるが、やや雲の多い空と暑さで美瑛散策もやめて、富良野方面に引き返す。

この辺の温泉も殆ど入った。

ただ、富良野市のハイランド富良野は場所がちょっと半端なこともあって、これまで利用した事がない。

せっかくだから、今回行ってみようと決心。。

が、美瑛から富良野市までの道はやたら混んでいる。

この暑さの中のノロノロ運転は厳しい。

ついに、断念してキャンプ場に引き返すことにした。

ああ、無駄に時間を労費してしまったな。

上富良野市街で食糧の買い出しを済ませ、午後4時30分 キャンプ場に戻って来た。

出かける時よりもバイクが増えている。

おお! 神戸の女性ライダーの赤いバリオスだ。

今年もやはり上陸していたか。

サイトを見ると、定番の位置(ひな壇サイトの奥)にいつものようにブルーシートのタープを張って陣取っている。

 

ライダーと談笑

街のスーパーで牛肉を買って来たのだが、一人で炭をおこすのも面倒になってきた。

いつものバーベキュー棟で、フライパンを使って野菜と一緒にちまちまと焼きながらビールを飲む。

サイトにライダーはいるが、「どうせここにはライダーが集まってこないだろうな・・・。」と半分あきらめて一人で食事をしていたところだった。

ドラッグスターの60代のライダーがやって来た。

彼は大坂のある大手の電力会社を早期退職された方で、何度も北海道上陸しているベテランライダーだ。

道内事情も詳しく、面白おかしくたくさんのツーリングのエピソードを語ってくれた。

話を聞いていると、さすが大坂のおっちゃんだ!

やたら金銭感覚も細かい。ツーリングの話の中でもそうだが、スーパーでの買い物も1円2円単位の差も妥協しない(笑)。

さらにもう一人のライダーがやってきた。

「何かいい情報があったら教えてください」

と言っても、彼もやはりベテラン!

そんな彼に伝えられるほど、有益な情報も持ち合わせていない。。。

隣のバーベキューの炉には、札幌から来ている若い男の子2名と女の子1人のチャリダーが焼き肉の準備を始めている。

勝手が良く解らないらしく、こちらには色々とアドバイスをしてあげる。

 

久しぶりにライダーとゆっくり談笑ができて、ちょっと満足しながら就寝。

つづく。

2012年7月15日

午前3時。

朝、と言うには早すぎる時間に目が覚めてしまった。

利用者の笑い声、話し声があたりに拡がっていた昨夜とは対照的に、周囲は静まり返っている。

湖畔の朝焼け

 

方向感覚が少しおかしくなっているのか?

何となく西方から明るくなっている気がしているが、実は東方から徐々に明るくなりだしているのだ。

緑に囲まれ、湖あり、温泉ありの良いキャンプ場なのだが、、、ファミリー層だけなのが残念。

 

メルヘンの丘

荷物をあらかたまとめたが時間がまだ早いので、テントの中に置き、昨日気になった呼人浦のキャンプ場の様子を見に行く。

湖畔のキャンプ場からR39を網走市方面に進むと、道の駅「メルヘンの丘めまんべつ」のすぐ近く、国道から有名な「メルヘンの丘」が見えた。

もっと、国道から離れた農地の中にあると思っていたが、意外にお手軽な場所にあるんだ。

「丘」と言うよりも、「畑」と言う印象の方が強かった。

呼人浦キャンプ場

7時40分。網走湖畔にある「呼人浦キャンプ場」に到着。

撤収にとりかかってる人が大半だったが、まだ多くのライダーが集まっていた。

ここは、湖畔に沿って細く横に拡がったサイトだ。

サイトに沿って舗装された通路があり、バイクの乗り入れも自由。

さらに、無料と言うこともあって多くのライダーが利用している。

唯一問題は、ゴミは全て持ち帰りになっており、有料のゴミ袋の販売も、受け取る場所もない。

ツーリング中のライダーにとっては不便で、コンビニか町のごみステーションに棄てさせてもらうしか方法がない。

あるいは、夕食は外食で済ますかである。

もっとも、ここを利用するライダーはその不便さも納得の上なのだ。

 

大空の町

大空町は2006年に女満別町と東藻琴町が対等合併して出来た町だ。

澄み切った大空、そしてその空の下に広がる大地から「大空町」と名称がつけられたそうだ。

その名の通り、周囲には広大な農地が広がっていた。

大地の印象が強い町としては、美瑛が脳裏に浮かぶが、美瑛はなだらかな丘陵が広がる美しい大地。

こちらは、それとはちょっと違ったイメージの広々とした大地だ。

 

キャンプ場に戻り、テントをたたみ荷物をバイクに積む。

ゴミを捨てるため、管理棟が開く時間の8時30分まで待つ必要があった。

キャンプ場の注意書きに、ガス缶、スプレー缶は持ち帰りとなっていたのは憶えていたが、カセットコンロのガスを使いきったので、穴を数か所開けさらにぺしゃんこに潰して出してみたが、しっかりと拒否されてしまった。

以前、爆発事故があったからとの理由も、注意書きに書いてあった。

理由は確かに解るが、しかし、これだけ穴を開けて潰した缶が「爆発」するか?

「それでも規則だから」と、そのただの燃えないゴミになった物体の受け取りを拒否されてしまった。

管理人の女性の判断としては、やむを得ないが、これがやはり「お役所」の発想なのかと、がっかりしてしまった。

 

美幌峠

やな事は忘れて、美幌町からR243を美幌峠頂上へ向かって駆け上がる。

峠の頂上に近づくに従って雲が多くなってきた。

が、過去のツーリングで晴れた美幌峠からの眺めは何度か見ているので、今回は妥協済みだ。

峠の頂上に到着。

やはり、屈斜路湖の上には雲が広がっていた。

駐車場には入れ替わり立ち替わりバイクが出入りしている。

私と同じZZR1100も2台見かけた。

おなじみの風景、パラグライダーが宙を舞い。湖に重なっている。

観光客へのサービスのつもりか?展望台の目の前まで近づいてきてくれた。

なかなか、スリリングで楽しそうだ。

眼下の道には登ってくるバイクの姿が見える。

 

ヒッチハイカーのryosho

駐車場へ戻ると、「日本一周」のプラカードを持った20代の若者がいた。

彼はプロのカメラマンを目指し、ヒッチハイクで日本一周をしながら現地の写真を撮っているそうだ。

九州から一人旅を続けている若い女性にここまで乗せてもらい、この先一度行ってきた知床に戻りたいと言っていた。

漁師や船、漁業の風景が気に入ったようだ。

駐車場でプラカードを掲げながら、数人の人に乗せてもらえるようお願いするが、中々乗せてもらえない。

しまいに、バイクにまで頼むがタンデム用のヘルメットもないのに、そりゃあ無理な相談だ。

乗せてもらえるところを見届け出来ない内に、お互いの旅の無事を祈りお別れをする。。

だた、日本一周の旅と言っても、一貫して旅を続けているのでなく、度々自宅に戻ってはまた旅に出ることを繰り返しているようだ。

彼のツイッターIDは ryosyo__h   ブログは http://ameblo.jp/ryosyo-0423/

 

和琴半島湖畔

12時。和琴半島湖畔キャンプ場に到着

これまで、屈斜路湖では和琴公共キャンプ場を利用していたが、今回はバイクの乗り入れも可能な湖畔のキャンプ場にした。

こちらも、ファミリー層がやたら多い。

「どこにテントを張ろうか?」と、場所決めにウロウロしていたら、ライダーの一人が話しかけてきた。

「この辺はファミリー層が多くてうるさいよ。奥の方が静かでいいよ。私は丁度撤収するところだから、そこがいいよ。」

親切に教えてくれたが、ちょっと奥過ぎるし、湖ぎわからやや離れている。

目の前に湖が見える場所を求めていたので、自力で納得の行く場所を見つけて、テントを設営する。

テント設営完了。

やはりこうでなくちゃ。

ライダーも多くテントを張っているが、私がいる場所とはちょうど正反対のところにあり、そこはちょっと狭くてテントを張りづらそうだった。

間もなく、小さい子供を連れたファミリーが私のすぐ横の狭いスペースにテントを張り始めた。

「騒がないでくれるといいな」と、ちょっと心配していたが、このお子さん(2人)はお行儀が良く、意外に静かだった。

 

買い出しの途中、目にとまったレストランで昼食

「レストラン ぽんと」

レストラン&ライダーハウスと看板に書いてある。

冷やしラーメンの様なものを注文。正式なメニュー名は忘れてしまった。ww

ライダーハウスは4月末~10月末まで開設しているようだ。

HPはここ

 

弟子屈のスーパーフクハラで買い出しを済ませ、楽しみの温泉

湖畔の無料の露天風呂「コタン温泉」

何度ここに入ったことだろう。

数人の入浴客と温泉に浸かっていると、駐車場の向かいでアイヌ民芸の木彫りのふくろうの笛などを作って販売している、温泉の管理人小川さんがお湯の調整にやってきた。

一人の入浴客とのやりとりの中で、久しぶりに小川さんの名調子が聞けた。

砂湯の様子も見に行ってみる。

3連休のど真ん中だからか、ここもファミリーキャンプでごったがえしていた。

普段ならだれも利用しない、北側のサイトまでびっしりとテントが張られている。

ここも以前はライダーがいたが、今回もバイクの姿は見られない。

 

キャンプ場に戻ってのんびりと過ごす。

岸からかなり離れたところに、小さな子供を乗せたビニールのボードが浮かんでいる。

いくら遠浅でも、あんなボートではちょっと危険だな。。。。

 

和琴温泉露天風呂

夕食を済ませ、あたりが薄暗くなったので、キャンプ場のすぐ近くの和琴温泉露天風呂に入る。

ここも無料の公共露天風呂なのだが、日中はやたら見物だけに人が集まり落ち着いて入浴ができないので、この時間を待って入浴。

しばらくすると若いカップルがやってきた。

彼女の方も水着をつけず、湯船の中でもタオルも巻かないでそのまま入って来た。

幾分薄暗いとは言っても、まだ多少の視界は効く状態なのだが、なんと大胆というか開放的と言うか。

逆にそれが自然で、変な気持にならず好感が持てた。

さらに、ゆっくりと浸かっていると年配の女性達がやってきた。

かなり酔っ払っており、脱衣所の場所が男女逆だの、灯りがないだの、、、やれやれだ。。

温泉に入る時は危険なのでお酒は控えめに。。。

 

つづきは、後ほど。

 

2012年7月14日

早朝4時。テントから起き出して辺りを見回すと、昨日とは違ってやや霧のかかった曇り空だった。

アゼチの岬から

ゆうべ、管理人のUさんが「明日は昆布漁があるかもしれない」と言っていたので、キャンプ場とは反対側にある「アゼチの岬」に行ってみる事にした。

昆布漁最盛期の晴天の日には、自分の漁場に向かって一斉に出漁する漁船の様子が見られる。

どの船もエンジン全開で、さながらボートレースを見てるかのようだそうだ。   (参考:浜中観光協会

生憎曇り空だが、「もしかしたら」と淡い期待を寄せつつ1時間待ってみたが、残念ながらこの日は漁はおこなわれなかった。

 

キャンプ場に戻って撤収をはじめていると、昨夜ランタンを貸してあげた若い夫婦の夫の方が、ランタンとそのお礼の気持ちでおつまみを持ってきた。

夫もライダーで、以前バイクで北海道をツーリングしたことがあるそうだ。

「絶対にいつかまたバイクで来ようと思います」と言っていた。

さらに、荷造りを続けていると、2人で札幌から来ているライダーが話しかけてきた。

25年も毎年2人でツーリングを続けているそうだ。

北海道中の道と言う道、キャンプ場と言うキャンプ場を殆ど周って来たそうだ。

私よりも数段上のベテランライダーだ。

 

スワン44ねむろ

浜中町からR44に出て、一路根室方向へ。

天気もスッキリしないから納沙布岬までは行くつもりはなかった。

ただ、全部を制覇するつもりもない「スタンプラリー」で、スタンプを押すだけが目的。

前回も同じ感想なのだが、曇り空の下の風連湖を眺めてもイマイチだ。

ちょっと小腹がすいたので、道の駅の外で売っていた「うにまんじゅう」を興味本位から買ってみた。

煮て味付けした昆布とわずかにウニが入っており、確かにウニの風味はあるのだが、、、味の方は、、う~む。。。。

知床へ

厚床まで戻ってR243を知床へ向けて北上。

途中、道の駅「おだいとう」で休憩

知床方向から来たと思われる、ハーレーの女性ライダーに向こうの様子を尋ねる。

野付に泊ってから来たらしいのだが、「向こうは雲がかかって全然みえないですね。天気は悪いようです」

まあ、しょうがない。

峠の天気は悪くとも、今日の目的は久しぶりに相泊温泉に入る事。とにかく走る。

12時10分 道の駅 知床・らうす 到着

駐車場の一部で何やら地元のイベントが行われており、駐車場がやたら混んでいる。

バイクはまだいいが、自家用車は満車で駐車する事ができずに、あきらめる車が続出していた。

時間的にゆっくり食事をする余裕がないので、道の駅館内の食堂「知床食堂」で知床地鶏親子丼を食べる。

こう言う場所での食事はあまり期待はしていなかったのだが、意外や意外。

ボリュームもあって、味の方も予想以上にうまい! 

これは、意外な発見だった。

相泊温泉

羅臼市街地から約20K、R87を知床半島の行き止まりまで走る。

今日の予定、久しぶりに相泊まり温泉に入る

昨年の10月に自家用車で来たのだが、利用期間が9月末までだったのを知らず、あえなく断念してしまった。

おお!懐かしのブルーシートで拵えられた温泉小屋だ!

ここも見物するだけで、訪れる人も多いが、男女別に仕切られて女性も安心して利用できることから、温泉に入っていく人も多い。

この日も、家族連れで入っていく人がいた。

お湯は相変わらず熱めだが、ちゃんと真水の蛇口がついており、羅臼の熊の湯のようにうめるのに遠慮は要らない。

 

知床峠

相泊で温泉を堪能した後、羅臼市街に戻ってからGSで給油し、知床峠へ。

雲はかかっているが、思っていたほど悪くない。

峠の頂上に近づくにつれ、雲の切れ間が多くなってきた。

峠の頂上に到着。

最初は雲の中だったが、少し休んでいると段々と空が晴れだした。

目の前の羅臼岳もハッキリとその姿を現し出した。

雲が完全にとれるのを待つが、写真の状態が限界だった。

期待していなかっただけに、チョット満足しながらウトロ側へ峠道を降下。

道の駅 うとろ・シリエトクに立ち寄った後、一路網走方面へ。

「今日のキャンプ地はどこにしようか?」考えつつ、R334からR244に入り、斜里を通過する。

小清水の原生花園も寄ろうかどうか迷ったが、ここも天気が悪いと見ても今一つ物足りなさがあるので、これまた通過。

過去に何度か来ている場所は、納得のゆくコンディションでなければどうも立ち寄る気がしない。

「めったに北海道に来られないライダーから言わせば、我儘な話かもしれないな。。」

何て言葉が頭の中をよぎる。

網走までくると、小雨がパラつきだした。

レインジャケットを着ようかどうか迷ったが、天候の回復を期待してそのまま走り続ける。

それにしても、途中よく観光バスが立ち寄る大きな観光みやげ店があったのだが、不景気からなのか2件は確実に閉鎖していた。

 

女満別湖畔

網走市街からR39に入り、網走湖畔を走る。

網走湖畔の呼人浦キャンプ場にはライダーが入っていた。

「ここにしようか」とも思い、一旦は場内に入ったのだが、ゴミは持ち帰りだし、まだ雨が降っている。

思い止まって、キャンプ場を出て女満別湖畔へ向かう。

女満別湖畔キャンプ場に到着し、受付を済ましテントを張る場所を探しながら場内をウロウロ。

ここも、通路のじゃまさえしなければ車両の乗り入れも可能な場所だ。

しかし、良い場所は全て乗用車に占領されてしまっている。

しかも、利用者はファミリーキャンプ層ばかりで、ライダーは全くいなかった。

「失敗だ!」

あきらめて、駐車場にバイクを置き、出来るだけ静かなところにテントを設営する。

キャンプ場のすぐ横に温泉ホテルがあるが、そこにはゴールドウィングなどの大型バイクが10数台駐車していた。

テントの設営が完了し、町のスーパーで食糧の買い出しをする。

目にとまったのが、「さくら豚ジンギスカン

大空町女満別で飼育されている国産豚「さくら201」を地元の野菜を使って味付けされた豚肉のジンギスカンだ。

やわらかく上質の豚肉に、しょうゆベースのタレに漬け込まれた味付けジンギスカンだ。

やや甘めだがとても美味しかった。

以前、車で来てここでキャンプをしたことがあったが、その時はライダーも結構利用していたのだが、、、

いまはすっかり、呼人浦とここでは利用者層が分れてしまっているらしい。

「ここも良いところなんだがなあ~。。」

話しかける相手もなく、ひとりビールを飲み、適度な酔いと疲れでぐっすりと朝まで眠る。

 

つづきは後ほど。。。