スキー場や各スポーツ施設などを備えた、倶知安町の旭ヶ丘総合公園にある無料のキャンプ場。
場所もニセコエリアの中にあって、周囲をめぐるにはちょうど良いロケーションだ。
無料と言うこともあって、バイクや自転車などを利用するソロのキャンパーに人気があり、サイトも狭いため夏場は込み合う事が多い。
市街地にも近く、食料調達にも便利であるが、ゴミが持ち帰りなのが残念だ。特にライダーなどの利用者が多いのに、出たゴミはどうすれば良いのだろう?
無料だからしょうがない部分はあるが、結果として残念な事をする利用者も出てくるのではないか?
町にも事情はあるだろうが、もう少し考えてもらいたいものだ。
ニセコ積丹小樽海岸国定公園内、積丹岬と神威岬との中間の海岸にある無料のキャンプ場。
積丹ブルーで人気の日本海を目の前に、夏には海水浴や釣りなどをしながらキャンプを楽しむには手ごろな場所だ。
キャンプサイトは砂浜ではあるが、テントを張る場所には草も生えているので砂だらけとまではならないと思う。
北海道のサイトでは利用期間は「通年」とあるが、水道の利用などから考えても可能なのは夏~秋の期間ではないだろうか。
ニセコ山系の中腹、大湯沼のすぐ隣にあり、広葉樹に囲まれた野趣あふれる無料のキャンプ場。
元々は設備も粗末で利用者も少なかったが、リニューアルされてから、登山者やライダーはじめファミリーキャンパーの利用も増えた。
道道66号線に面しているが、サイトの奥に行くと木と茂みで区画された形になっており、静かに自然に浸るには十分な環境になっている。
だた、無料で管理人が不在と言うことから、時折マナーの悪い利用者が置き去りにしていったゴミが散乱しているのを見かける事があるのが残念だ。
キャンプ場のすぐ隣の温泉施設「雪秩父」は2014年に一時閉鎖され、2015年に日帰り入浴施設としてリニューアルオープンの予定だ。
狩場山の麓、周囲をブナなどの深い原生林に囲まれたキャンプ場
山深い高原の中にあるが、キャンプ場はよく整備されており、平坦で開放的だ
ヒグマの生息圏であり、「ヒグマ注意」の看板も立てられており、食べ残しの食糧などの管理には十分に注意を払いたい。
日本100名瀑のひとつ「賀老の滝」や天然の炭酸水「ドラゴンウォーター」もすぐ近くにあり、心細いくらいの山の中にありながら利用者も少なくないようだ。
富良野市の南端に位置し、芦別岳を背景に広々と開放感のあるサイトと深い森に囲まれた林間の2つのタイプのサイトを持つキャンプ場。
近年、次々と無料から閉鎖または有料へと変わっていく富良野周辺のキャンプ場の中で、現在も無料を維持している唯一のキャンプ場となっている。
無料とはいえ、設備が整っていない訳ではなく、多少の古さはあるが、炊事棟やトイレもあり、サイトの管理も十分に行われている。
富良野・美瑛エリアの観光には若干離れた場所にはあるが、自然に恵まれた静かな環境でキャンプを楽しむには申し分ないサイトだ。
網走湖畔の無料のキャンプ場
網走湖畔と国道39号線との間に沿って横長に広がるサイトは、平坦な草地で寝心地は快適だ。
網走周辺の観光拠点としては最適の場所なのだが、無料とあって設備はトイレと水場しかない。さらにゴミは持ち帰りとあって不便さは否めない。
バイクの乗入れは可能で無料という事もあり、利用者の大半はツーリングのライダーが多く、夏ともなれば湖畔に沿ってズラリとバイクが並ぶ。
ただ、ゴミは持ち帰りな上、トイレには照明も付いていないなど、管理する市の姿勢に利用者に対する思いやりが感じられないのは残念なところだ。
駒ケ岳を背にし、自然豊かな大沼国定公園、大沼の東湖岸に位置する無料のキャンプ場。
湖に面した部分は快適な芝地、その後ろは広葉樹に囲まれた林間のサイトと、好みに応じた場所にテントを張る事ができる。
周辺には随所にミズバショウの群生地やキタコブシなどが随所にみられ、野鳥や野生動物の観察も楽しめる。
キャンプをはじめ、カヌーやサイクリング、ヘラブナ釣りなどアウトドアを存分に満喫でき、さらに温泉や函館観光の拠点としても申し分のないロケーションとなっている。