
北海道は全国の約8割の生産量を誇るジャガイモの特産地。
中でも、演歌歌手の細川たかしの出身地としても有名な真狩村ではユリ根と並ぶ主要産業としてジャガイモが生産されています。
「男爵いも」は明治時代、川田龍吉(かわだ・りょうきち)男爵がイギリスから持ち込んで日本に定着させた品種(アイリッシュ・コブラー)で、その呼び名も川田男爵からつけられているようです。
羊蹄山といも畑
羊蹄山麓周辺は昼夜の寒暖の差が大きく、15度以上の寒暖差によってジャガイモの中に糖質とでんぷん質がしっかりと蓄えられ、さらに水はけのよい傾斜地の多い環境もあって、もうひとつの有名な産地である美瑛町とともに品質の良いジャガイモが生産されます。
男爵いもの花は写真のように淡い紫色の花弁をつけます。

ジャガイモにはビタミンCが豊富に含まれていることはよく知られていますが、加熱してもビタミンCが損なわれにくいのは、ジャガイモのデンプンが保護しているからだそうです。
男爵いもの特徴はそのホクホクとした食感。
デンプン質が多いことからホクホクした食感が生まれるのですが、その分、煮崩れがしやすいため、マッシュポテトや粉吹きいも、ポテトサラダなどの潰して使う料理の材料に適しています。
しかし、ジャガイモ本来のホクホクとした食感と美味しさを味わうには、皮がついたまま蒸かして、バターをのせてたべるのが一番かもしれません。
私の子供のころは我が家でも男爵いもをつくっていたので、薪ストーブのおき火の中にそのまま放りこんで焼いたり、ストーブの上にのせて上から金属の洗面器をかぶせて蒸し焼きにして食べたり、まあ本当にワイルド&豪快な食べ方をよくしたものです。
その他記憶にあるのは皮を剝いて塩茹でにして食べたり、若い時には写真のようにアルミホイルに包んで焼いて十文字に切り口をつけてバターをのせて食べるベークドポテトなんか良くやっていたものでした。
でも、私にとってはそんなシンプルな食べ方が一番ジャガイモの美味しさを実感していたんだと思います。









