十勝地方鹿追町から然別湖に向かっていくと、右手に白樺林の中にある赤い屋根のレストランが見える。
数年前、昼食をとるために立ち寄った時の事だった。
ただのレストランかと思いきやレストランの窓から外を見るとテントが3張設営されていた。
川合牧場のオーナーが経営する農村レストランに民間のキャンプ場が併設されているのである。
設備はいたってシンプルだが、やゴミの持ち帰りを除けばさほど不便さは感じない。
レストランで食事をした後、静かに過ごすには丁度良い場所かもしれない。
十勝平野や日高山脈を一望できる、十勝地方東ヌプカウシヌプリの麓の高原にあるキャンプ場。
高原の傾斜地を利用したキャンプサイトすべて目の前に広がる雄大な十勝平野を眺めることができる。
バックは深い森。野鳥のさえずる声で目覚め、希少動物のナキウサギに出会うチャンスもあるかも知れない。
日中は雄大な自然、夜には満点の星空を眺めることのできるロケーションだ。
雌阿寒岳の麓、季節や天候によって色が変化する神秘の湖、オンネトー。
その湖の南岸にアカエゾマツ、トドマツ、広葉樹などに囲まれた自然休養林の中にある野趣あふれるキャンプ場がある。
サイト全体は樹木の密集度が高いため、木陰の薄暗い場所が多いが、森林のサイトが好みのキャンパーには理想的な環境かも知れない。
近くに食料品店やガソリンスタンドはないので、しっかり準備してから行くと良いだろう。
また、すぐ近くの2軒の温泉もおすすめだ。
糠平ダムのほとり、白樺や針葉樹の木々に囲まれた野趣あふれるキャンプ場
平成24年にリニューアルされた、と言っても東屋の休憩所が建てられたくらいで、真新しい設備は特にないようだ。
その分、手つかずの自然に触れる自由さが感じられる。
温泉はキャンプ場の上に源泉かけ流しの温泉施設が多数あるので温泉ファンには格好の場所だ。
食料品は源泉郷にはないので、上士幌町市街のスーパーで事前に調達してから現地入りしたほうが良い。
浦幌町市街地に近い山側の森に設けられた総面積120ヘクタールにもなる広大な多目的公園内にあるキャンプ場。
場内には野球場、野外ステージを備えた広場、パークゴルフ、遊歩道、アスレチック広場、バーベキューハウスなど、多くの設備が備えられている。
キャンプ場はその総合施設の奥側に位置し、オートキャンプ場とフリーサイトの2つのエリアに分かれている。
森を利用したサイトとあって、樹木に囲まれた落ち着いたキャンプ場だ。
平成21年まではゴミはすべて持ち帰りとなっていて、ライダー等には不便が感じられたが、町側も多く人達の要望に応えてくれて、町の有料ゴミ袋を購入する事でゴミの処分ができるようになった。
位置的には、襟裳方面から釧路方面へ向かう中間地点、十勝帯広方面の観光の宿泊地点としても便利なロケーションだと思う。
音更川堤防沿いに隣接した航空公園に併設されているキャンプ場。サイトはとても広く平坦で、芝の状態もよくテントも張りやすい。
キャンプ場の隣は、航空公園になっており、毎年8月上旬には「バルーンフェスタ」が開催され、色とりどりの熱気球が大空に舞い上がり、迫力ある景色を楽しむ事ができる。
広大な十勝平野の北側に位置し、近くには日本最大の牧場「ナイタイ高原」や糠平温泉もある。
鹿追町市街地から国道274号線を瓜幕方向へ約15km、さらに然別方向へ進み途中の分かれ道を左へさらに奥へと進む山間の曲がりくねった深いダートを約8km進んだ先にある。管理人はオンロードバイクで行ったがかなりキツかった。深い山間にトドマツの林に囲まれた静かなキャンプ場だ。特に新しい設備もなく、サイトも芝などで整地されてもいないが、本当に自然のままを大事にしているキャンプサイトだと感じた。サイトへの車両乗り入れはできないが、駐車場からリヤカーで荷物を運ぶことができる。場内には所々木のテーブルとイスが設置されているので、仲間同志で食事を囲んで談笑することもできる。さらにここの魅力は場内にある無料の露天風呂「鹿の湯」だろう。キャンパーはじめ、すぐ近くにある菅野温泉の宿泊客もひんぱんに入浴にきている。
市街地からかなり遠いので事前に食料などを準備していく不便さはあるが、その分自然の恩恵をたっぷり味わえるため、利用する価値はある。
以前は途中からひどいダートの道だったが、いつのまにか全舗装されており、2011年に私が再訪した時には、快適な道になっていた。
※2016年夏の台風の被害で現在通行止めになっています。
2017年(時期は不明)復旧の見込みです。