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俄虫温泉旅館

道南檜山町厚沢部町の山間、周囲を田園に囲まれた静かな温泉旅館

俄虫の地名は「カムイシ(クマが多い)」というアイヌ語に由来されていると言われ、旅館の玄関にも大きなヒグマのはく製が置かれていた。

これと言った特徴は感じる旅館ではないが、料金も良心的で温かく出迎えてくれる。

 

 

 

 

 

 クアプラザピリカ

周囲を山に囲まれた今金町、美利河(ぴりか)ダムの傍にある温泉宿泊施設。

温泉や宿泊に加え、自然体感、冬には目の前にあるスキーを楽しむ事もできる。

残念ながら源泉の温度が37~38度とやや低いため、源泉かけ流しの温泉ではなく、加温・循環を行っている。

夏には「ピリカまつり」が開催され、今金産黒毛和牛の販売やマラソン大会、ビンゴ大会など多様なイベントが行われている。

平田内温泉 熊の湯 露天風呂

熊石平町の国道229号線から国民宿舎ひらたない荘方向の山側に向う道を約7kmほど平田内川に沿って進んだ行き止まりに「熊の湯」がある。

国道からは「青少年旅行村」などの看板が出ているので、分かりやすい。現地までの道路も舗装されており走りやすい。行き止まりの駐車場に車を止め(車上荒らしに注意)少し歩くと道路上から平田内川の渓流沿いに岩をくりぬいたような露天風呂とログハウス風の脱衣所が見える。

 

国民宿舎ひらたない荘 あわびの湯

開湯は18世紀ころと古く、道南熊石町は温泉熱を利用したエゾアワビの養殖が盛んで、あわびの里として知られており、夏には「あわび祭り」も開かれる。
その、特産品のあわびをモチーフにしたユニークな建物が特徴の温泉だ。
内湯は広々として泡風呂など3種類の浴槽が設置されている。内風呂のの割りからすると露天風呂はかなり小さめで、内風呂から出ると、玉ジャリで囲まれたスペースに台形状に設けられている。露天風呂からは谷を流れる渓流をわずかに眺められる。

内湯は無色透明だが、露天風呂は源泉だろうか、やや黄色みを帯び濁っている。
近くにはキャンプ場熊石町青少年旅行村やテニスコート、歴史館、無料の露天風呂「熊の湯」などもある。

見市温泉旅館

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見市温泉

遊楽部岳(見市岳)の南麓に江戸末期(1860年ころ)に発見され、湯治場 として開湯した、周囲を深い山に囲まれた源泉かけ流しの静かな温泉旅館。
湯は鉄分が豊富なため、茶褐色に濁っている。露天風呂からは清流見市川が眺められ、流れ にはにじますなどが泳ぐ姿が見られる。

宿泊の場合は、アワビステーキや踊り焼き、釜めしなどアワビを贅沢につかった料理が自慢。

八雲温泉 おぼこ荘

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松前藩時代に開湯したと言われている、鉛川渓流沿いの静かな温泉宿。

鉛川の渓流が眺められる風情のある岩づくりの露天風呂は、広々としゆったりと浸かれる。

平成17年9月に町営から民営に変わったが。よく公営から民営化されたり、設備が新しくなると料金も一気にアップするところが多いが、こ ちらは非常に良心的で、日帰り入浴料金も以前と20円しか変わらない。

宿泊も従来のリーズナブルな料金のほかに、客室露天風呂のついた特別室まである。

 

奥ピリカ温泉山の家

国縫より国道230号線を今金町方面へ約12km、ピリカダム横からさらに川沿いの細い山道を約16km程奥へと進む。途中幾つもの橋を渡り、曲がりくねった道を対向車に注意しながら進まなければならないが、粗くはあるが終点まで舗装されているので、バイクでも安心してたどり着くことができるだろう。やっとたどりついた終点にあるのは秘湯中の秘湯で昔から人気のある温泉。

営業期間も限られ、夏場の5月〜10月末までとなっている。露天風呂から聞こえるのは河のせせらぎとせみの声、野鳥たちのさえずり。当然だが源泉100%かけ流しで無色透明の湯。電気は自家発電で携帯電話も通じない。内湯にもシャワーはおろか蛇口もなく、当然ドライヤーも無い。しかし、ここの大自然に囲まれた温泉に浸かっていると、そんな不便さが当然のように感じ、納得させられてしまう。

 

建物の老朽化により、2015年より休業しており、再開の目途は立っていない。

 

 

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