道北地区の温泉の最近の記事

天人峡温泉 天人閣

大雪山国立公園の西麓、日本の滝百選に選ばれた「羽衣の滝」でも知られた柱状節理の深い渓谷の奥にある温泉。

2015年の大雨の影響で、一時通行止めになってしまったり、また、この地の重要な観光名所である「羽衣の滝」への散策路は現在も通行止めのままで復旧の見通しが立っていない。その影響が大きかったのか、かつては4件あった温泉宿も現在は2件となってしまっている。

天人閣は明治30年、旭川で旅館経営をしていた松山多米蔵がアイヌの方に案内されて温泉の湧出と羽衣の滝を発見したのが始まりとなっている。

明治33年(1900年)に旅館が立てられ(現在の天人閣)、この温泉地を松山温泉として開湯したが、昭和12年(1937年)に天人峡温泉とした。

天人閣の温泉は、当然のことながら源泉100%かけ流しの湯。

空気に触れる事によって温泉成分の劣化がないよう、地下からパイプを通して直接大浴場にお湯を入れるようにしており、加水や沸かしも一切行っていない、まさにこだわりの温泉だ。

 

 

びふか温泉

| コメント(0) | トラックバック(0)

びふか温泉

道北の自然豊かな大地をゆったりと流れる天塩川のほとりにある天然温泉

1990年に地下500メートルより冷鉱泉を掘り当て、「林業保養地センターびふか温泉」となった。

当温泉は道の駅、キャンプ場、パークゴルフ用、テニスコート、チョウザメ館など多くの施設を持つ多目的複合施設である美深アイランドの中にあり、地元をはじめ、旅行者やキャンパー、ライダー、登山客など多くの人々に人気の温泉宿泊施設となっている。

 

ピンネシリ温泉 望岳荘

中頓別の敏音知岳を望む静かな環境の中、国道275号線沿いにある自然に囲まれた温泉ホテル

歴史は浅く、1985年に地元住民が中心となって掘削し、発見され1992年にホテルとして開業している。

 

 

はまとんべつ温泉 ウィング

オホーツク海沿岸浜頓別町にある日本最大のコハクチョウの飛来地であるクッチャロ湖を一望できる小高い丘に建てられた公共温泉宿泊施設

透き通ったお湯は弱アルカリ性で美肌の効果があると言われ人気がある。

源泉の温度は45度以上はあるようだが、湧出量が少ないのだろう。加温、循環ろ過を行っている。

周辺にはベニヤ原生花園等の自然観賞地も多く点在し、また施設の下のクッチャロ湖畔には広々としたキャンプ場もあって、道北旅行の宿泊拠点としても適している。

 

 

旭岳温泉 湯元 湧駒荘

大雪山国立公園 旭岳の中腹にある静かで落ち着いた温泉ホテル

旭岳温泉は1914年に阿久津氏によって発見された。

湧駒荘は1950年に建設され、アイヌ語で「湯の向こうの沢」を意味する「ユコマンベツ」から「湧駒荘」と名付けられた。

建物は木のぬくもりが感じられ、中にいても大雪の大自然のに包まれている事を実感できる落ち着いた空間になっている。

5種類の温泉が湧き出し、毎分300Lの豊富な湯が常に湧き出しており、加水・加温はしておらずすべて源泉かけ流しの湯となっている。

5種類の温泉は17種類の浴槽に注がれ、それぞれ泉種と温度が異なっている。

建物は本館と別館に分かれており、本館は「ユコマンの湯」「シコロの湯」、別館が「神々の湯」と名付けられており、日帰り入浴は別館の「神々の湯」のみ利用できる。

もちろん、宿泊客はすべての湯を堪能する事が出来るようになっている。

 

 

 

 

フロンティア フラヌイ温泉

上富良野町市街地の片隅にある宿泊、宴会などを備えた温泉施設。
市街から少し足を伸ばせば十勝岳連峰の大自然に浸れる温泉地、十勝岳温泉郷、白金温泉郷が控えているおり、そこと比べると風情の良い場所とは言えない。

が、ここは2大温泉郷の泉質とは異なった炭酸ガスを含んだ独特の温泉だ。地下1200mから湧出する源泉の温度は34度と低いため入浴に適するよう最低限の加温と循環こそしているが、源泉100%の天然温泉だ。
すぐ近くには日の出公園オートキャンプ場があり、キャンパーやライダー、登山客などの利用者も多い。
テレビドラマ「北の国から」に出演していた田中邦衛さんもお気に入りで何度か入浴した温泉だ。

吹上露天の湯

十勝岳麓の山間の岩場に作られた、混浴無料の露天風呂。
上富良野から十勝岳温泉郷に進み、「ヒュッテバーデンかみふらの」手前を左折、道々966号線白金温泉方向に2Kmほど進んだ左に駐車場があり、白銀荘からは徒歩で5分程度で行ける距離にある。
テレビドラマ「北の国から'95秘密」でシュウ役の宮沢リエが入浴したことで、一躍有名になった。
湯はもちろん源泉100%かけ流し。

 

ヒュッテ バーデンかみふらの

上富良野町から十勝岳温泉郷に向かった標高1000mの高地にある温泉宿泊施設。
富良野岳を間近に望み、人里はなれた静けさの中、秋ともなれば周囲は紅葉の絶好ポイントだらけとなる。
温泉は源泉100%かけながしのにごり湯。源泉から近いのだが、36.9度とやや低いので適温になるよう加温だけは行っているようだ。
温泉のほかに、宿泊客の料理には地元の名産ふらの和牛の料理をふるまっていることが当宿の自慢となっている。

吹上温泉 白銀荘

十勝岳の麓標高約1,000メートルにある温泉保養施設。
周囲は樹木に囲まれ、眼前には十勝岳連峰の雄姿が広がり、建物のすぐ横にはキャンプ場、歩いてもそれ程遠くないところには無料の吹上露天風呂がある。

富良野・美瑛の観光客の立ち寄り入浴のほか、十勝岳の登山客の利用者でいつも賑わっている。
お湯は、内風呂・露天風呂ともに加水、加温なしの源泉100%の天然温泉だ

 

湯元白金温泉ホテル

| トラックバック(0)

湯元白金温泉ホテル

十勝岳の麓白金温泉郷の源泉100%かけ流しの温泉ホテル。

夏季のみの利用となるが、混浴露天風呂の眼下に流れる美瑛川と白ひげの滝が眺められるのが管理人の一番のお気に入りだ。特に紅葉の季節はおすすめ。

お湯はやや褐色を帯びた濁り湯。

 

このアーカイブについて

このページには、過去に書かれた記事のうち道北地区の温泉カテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリは足湯です。

次のカテゴリは道南地区の温泉です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。