2013年7月15日
穏やかな朝を迎えた。
風もなく、やや鏡面に近くなった湖面に山の景色が逆さまになって映り込んでいた。
のどかな雰囲気の中で、のんびりと釣りを楽しむ人の姿が目に入る。
大半のファミリーキャンパーはテントを撤収して帰ったため、湖畔のサイトは広々としてきた。
KSRのライダー
札幌から来ていたKSRのライダーも荷物を積み込んで出発の準備をしていた。
こんな小さなバイクに荷物を満載にしてここまで来るなんてすごいな。
私と同じ位の体格があるのに、窮屈ではないんだろうか?
話をしてみると、かなりのベテランライダーでドウカとこのバイクの2台持ちとの事。
メンテにも詳しい。
この小さなKSRにも色々な工夫が施されていた。
しかし、リアタイヤを見ると摩耗限界を超えて糸が見えている。
本人も出発前にかなり迷ったようであるが、前後同じサイズなので最悪の場合、前後組みかえれば何とかなるだろうと思ってここまで来たそうだ。
しかし、それではこの先走りまわる事が出来ないので、付近のバイク屋にタイヤが無いか電話をしてみた。
たまたま美幌町のバイク屋に在庫があった。
和琴からは30キロ以上の距離があり、美幌峠を越えて向かうのは一抹の不安があるが、何とか行ってみるそうだ。
KSRのライダーとはここで別れて、テントをそのままにして自分も周辺を走りに出た。
時々利用していた、和琴公共キャンプ場はリニューアル工事の真っ最中だった。
工事期間は2013年7月から12月までで、供用は2014年からになるそうだ。
湖が見えない事が唯一の難点ではあったが、サイト内までバイクの乗り入れも可能で、設備も整っているし、平坦な芝地でテントも張りやすく便利なキャンプ場だった。
今度はどのように生まれ変わるのか?来年が楽しみなところである。
多和平からの眺望
利用者はかなり少ないが多和平にもキャンプ場がある。
晴れた日の夜空には満点の星が見られるので、ライダーにも人気があったはずだが、サイトが全てかなりの傾斜があるせいか、買い出しに不便なためか、テントが1張はってあるだけだった。
西春別
R243を走って西春別(ニシシュンベツ)に向かう。
自分に特に何の縁もない土地なのだが、海外にいる友人が話していた場所である。
昔祖母が住んでいて、よく遊びに行った事があるため、郷愁を抱いている。
代理人として自分が現在のその地の様子を確認しようと思い立ったのだ。
別海町鉄道記念公園
西春別駅の周辺は公園として整備されており、旧駅舎や機関車D51などが展示されている。
1989年標津線の廃線とともに、廃駅となり現在は記念公園となっている。
ついでに周辺の市街地をぐるぐるとまわって写真を適当に撮ってやった。
友人にとって当時の町の面影がどれだけ残っているだろうか?
養老牛温泉
西春別から北上に養老牛温泉に向かう。
久しぶりに湯宿だいいちの露天風呂に浸かりたくなった。
到着する頃は丁度正午あたりになる。
まずそこで昼食をとってから温泉に浸かった後、神の子池に行く予定だ。
12時過ぎに第一に到着。
ホテル:「日帰り入浴は1時からになります。」
自分:「いいですよ。先に食事しますから。」
ホテル:「申訳ありません。本日は宿泊のお客様だけにしか、昼食をお出ししていないんです。」
この周辺にはホテル意外何もない。ホテルで昼食をとらなければどうしようもない。
今食事を摂らないで走り続けると、暑さと疲労と空腹で熱中症になるおそれがある。
だいいちは諦めて隣のホテル養老牛を訪ねてみた。
ホテル:「済みません。お昼は食事やっていないんですよ。」
自分:「そうなんですか~。困ったなぁ。この周辺じゃ食事できるところ全くないですし。どうしよう。」
ホテル:「ちょっと待って下さい。」
ホテル:「おそばか天丼くらいなら何とかおつくりできますが。」
自分:「ありがとうございます!おそばお願いします。」
困っている自分の姿を見るに見かねたのだろう。若おかみさん(?)らしい方が親切に対応してくれた。
ホテル:「出来たらお持ちしますので、ロビーで休んで待っててください。本当にこの周辺は何もないですからね。」
助かった。これで何とか人心地つける。
ホテル養老牛の露天風呂。
だいいちとは違ってこじんまりした露天風呂だったが、緑に囲まれた良い雰囲気の温泉だった。
食事代と入浴料を支払ってホテルを出る。
「ご親切に本当に助かりました、ありがとうございました。」
からまつの湯のあるR505を通ってR150(摩周湖中標津線)に出る。
2~3年前までは途中舗装工事中で砂利道が残っていたが、現在は完全舗装されている。
以前道路わきに「からまつの湯」の小さな案内看板があったのだが、今回通ってみると見当たらなかった。
私は何度も来ているので、間違える事はないが。初めての人なら見つけられるだろうか?
とにかく、養老牛温泉から来たら、途中の橋を過ぎて2~300メートル先左にある砂利道を下ってくとすぐです。
神の子池
丁度上空に雲がかかっていて、少し薄暗く神の子池の水の青さもいまひとつ引き立っていなかったのが残念。
3連休とあってか、多くの見物客がひっきりなしに訪れていた。
裏摩周展望台。
ここに来るたび霧で見えなかった事は一度もないが、スッキリ晴れ渡った事もないな。
とにかく、暑い。。
夕方から雨の予報になっていたので、早めに戻らなければならない。
弟子屈に戻りスーパーで買い出しを済ませ、さらに買い忘れた物があったのでコンビニに立ち寄る。
コンビニの横には思いっきりドレスアップしたZZR1400が停まっていた。
「かっこいいですね!」話しかけると、満足そうに笑みを浮かべていた。
ポツリポツリと雨が降り出した。
レインジャケットを着こみ、和琴半島に向かう。
突然、前が見えない位雨が強くなってきた。
先ほどのZZR1400の人たちも、レインジャケットも着ず後ろを走って来たが大丈夫だろうか?
そう思いつつ先を進むと、今度は嘘のように雨が上がる。
そのまま和琴に着くまで道路は乾いていた。
まったく変な天候である。
キャンプ場に着くと、若い外人女性が2人自転車に乗ってやってきて、湖面に近い方にテントを張っていた。
時々笑みを浮かべ挨拶を交わすが、話をするところまでは行かない。
私のテントの近くには大坂から友人同士で来ていた6人ほどのグループが今日も連泊し夕食を食べ酒を飲んでいる。
外人女性の2人を招いて片言の英語で話しかけている。
女性2人は殆ど日本語は話せないようだ。全て流暢な英語で応えていた。
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