今年からの新しい相棒、Versys650の初乗りと慣らし走行
2015年4月4日
2月中旬に購入して新車登録をする4月までの間、取りあえず自宅の車庫に保管していた。
3月に登録を済ませる事も出来たが、3月に乗れたとしても1~2回。それも数時間。
そのためにだけに4,000円の税金を納めるのは、貧乏人の私にはもったいなさ過ぎる。
と言う訳で、4月までじっと我慢の日々が続いた。
まるで、エサを目の前にして「待て!」とお預けをくらった犬の心境だ。
皮肉にも今年の3月は異常に暖かく、十分バイクで走れる日が多かったので尚更切ない。
ようやく待ち望んでいたその日がやってきた。
空は快晴!だが、気温は10度前後とまだかなり寒い。
取りあえず近場を走って感覚を味わってみよう。
と、その前に・・・
まず、跨った感じはアップハンドルとシートポジションがいかにも疲れにくい感じ。
シートも肉厚で長距離ツーリングでもお尻があまり痛くならないだろう。
21リットルの大型燃料タンクの左右には樹脂カウルが付いており、走行風をうまく流す構造になっている。
ヘッドライトのカウルとタンク左右のカウルの間はくびれたような形状になっているが、これも気流をコントロールし抵抗を少なくする設計らしい。
膝もカウルにぶつからない形状になっており、ニーグリップもしやすい。
シート下のフレームもパイプ構造になっているので、工夫すれば荷物の積載もしやすく、ツーリング主体の自分にとってはありがたい構造だ。
シートのしたは?と、
中心部分には車載工具が収まっており、スペースと言えるのはテールランプ側にわずかに空間がある程度だ。
まあ、最近のバイクは皆似たようなものだが。
さて、問題となるのは、
リアインナーフェンダーがついていない事だ。
これなら、ちょっとの雨でも泥が跳ねあがってあちこち悲惨な事になるだろう。
いや、ドライ路面でもピッチや砂、オイルなどでかなり汚れてしまう。
実際、走ってみてそうなったし、スイングアームの根元あたりまで汚れは飛んでいる。
これも最近のバイクに多い傾向だが、こんなところでコストダウンはして欲しくないな~。
もう少し良心的な販売を行ってほしいものだ。
「無いほうがカッコイイ」?なんて言うライダーもいるようだが、とんでもない。
いまのところ正式に適合を発表しているオプションのフェンダーがない。
合ったとしても安いもので2万円前後はする。
高い!高すぎる!
2013年モデルとスイングアーム部分の形状を見比べてみると同じようだが。本当に合うかどうか不安なので、取りあえずいまのところ購入は見合わせる事にした。
さて、いよいよ走行体験。
自分が想像していた650ccのイメージよりも加速やトルクもある。
まだ、慣らしのなのであまり無理は出来ないので、どの程度のポテンシャルなのか分からないが、通常の追い越し加速なら6速からでも元気よく伸びて行く。
走っている感覚としては、とにかく軽い。
ちょっとオーバーな表現になるけど、昨年まで乗っていた250ccのオフ車のような感覚を覚えてしまう。
コーナリングも軽快。
ただ、ハンドルの切れ角も大きいし、重心は低めにつくっているとは言え、それでもSSやZZRよりは高い(当然だが)ためか、自分が思っていた感覚でコーナーを回るとアウトで若干膨らみ気味になってしまう事があるので、ちょっと注意が必要だった。
どの程度まで寝かせられるか、まだ感覚を掴んでいないし、高速でのコーナリングには、もう少し慣れが必要かな?
天気が良いとはいえ、まだ4月になったばかり。
3時を過ぎてちょっと薄い雲が出てきただけで、一気に気温が下がりだした。
今日の慣らしはこの辺でやめよう。走行は200km
続きは後ほど
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