函館市中心から立待岬に向かう途中の住宅地の中にある日帰り温泉施設。
函館と言えば大きな温泉ホテルが立ち並ぶ湯の川温泉が頭に浮かぶ人が多いだろうが、ここ谷地頭温泉はそことは全くの正反対の性格だ。
住宅地の中に小さな日帰り入浴の施設が1件あるだけで、泉質も異なり、古くから市民に愛好されている温泉だ。
古くは民間で開業していたが、昭和28年函館市が経営、さらに平成25年に営業を(株)ケーケーエムに移管されている。
湯も見た目からして湯の川とは違い、茶褐色の源泉。
湯温が64度と高いため、1割から2割程度加水してかけ流しているそうだ。
内風呂はかなり広く、温度の異なる浴槽が2つ、ジャグジー風呂が1つ、サウナもあった。
料金が安い分、シャンプー、石鹸等は持参しなければならない。
コインロッカーは無料で利用できる。