2005年6月18日
まだまだ、富良野事情には通じていないので、特にあてはないのだが、今回は初夏の富良野の景観を見に行こうと1泊ツーリング。
いつものコースを辿り、R237とR38の合流点、空知川にかかる下金山橋までくると、西方に芦別岳が見える。
残雪が適度に残って美しい。
写真を撮るがどうしても手前の電線が入りこんで邪魔をする。
まっすぐ富良野には入らず、東山の合流点から右折し麓郷へ向けてR253を走る。
田園風景の向こうに見える山はおそらく富良野岳だと思われる。
五郎の石の家
麓郷といえば、ドラマ「北の国から」
せっかく麓郷きたので、ロケ地めぐりをすることにした。
「'95秘密」で五郎た建てた石の家。
石で造った家の横には赤い羽根がついた風力発電の設備がある。
五郎の石の家の風呂
「2002年遺言」では、シュウ(宮沢リエ)が神戸在住の男との結婚を五郎に報告に来るが、その時に入った風呂。
窓を通して二人の会話が聞こえてきそうだ。
石の家の内部
薪ストーブや石油ランプ、釜や古い鍋。
粗末な流し台。
珍しいと言うより懐かしい。。。
私の小さい時も、これ程ではないがかなり近い環境にあったので、実際の生活の中で使っていた用度品がいくつも見られた。
上富良野日の出公園キャンプ場
12時丁度、テント設営完了。
この時期もキャンパーは少ないので、サイトはよりみどり。
でも、昨年の秋と同じ場所を陣取ってテントを張る。
ウッディライフの薬膳黒カレー
テントを張り終え今日の寝床を確保したところで、昼飯がてら美瑛方面へ走る。
上富良野深山(みやま)峠にある、コテージ兼レストランのウッディライフに入って、店自慢の薬膳黒カレーなるものを注文して食べる。
富良野・美瑛の地元食材を使い、独特のスパイスにラベンダーと富良野ワインを隠し味に使用しているそうだ。
やわらかく煮込んだ肉がのり、独特の風味があり、美味しかった。
店内は日本人よりも中国人観光客でいっぱいになった、満席のため私も中国人のテーブルで一緒にランチをする。
食事を終え、店の外であたりの写真を撮っていたら、私のバイクの周りに中国人が集まって来た。
いたくバイクが気に入ったらしい。
「跨っていいか?」と言われたので、快く承諾してあげた。
男女がバイクに跨ったり、横に並んでしきりに記念撮影をしていた。。
まあ、これも日中友好?かな?
ケン&メリーの木
美瑛市街西側の定番の観光スポット、ケン&メリーの木を眺める。
以前にも見物はしたのだが、何となくもう一度行ってみようと思った。
駐車場はマイカーや観光バスでいっぱいだ。
近くのコーヒーショップの中に入ってソフトクリームを食べる
中には、顔を描いた牧草ロールが置いてあった。
ケンとメリーのつもりだろうか?
北西の丘
5ヘクタールもある広い展望公園。
美瑛の丘陵や十勝岳連峰が見渡せる。
ここも中国人観光客ばかりだった。
白樺街道
美瑛市街から白金方面に向かって白樺街道を走る。
白樺林の正面に見える残雪の十勝岳が良い感じだ。
この頃は「青い池」の存在を知らずに、いつも白金温泉へまっすぐ走っていたな。
景色を眺めながら、白金から吹上のルートをのんびり走り、途中吹上露天の湯の様子を見た後、上富良野へ降下。
日の出公園展望台から夕陽に染まった十勝岳をぼんやりと眺める。
上富良野市街のスーパーで食糧を調達し、バーベキュー棟で一人焼き肉を始める。
30代半ばのライダーが二人やってきて向かいに座った。
各々持ってきた食材で、食事をしながら歓談。
二人の会話を聞くとどうやら同業者、それも我が社の元請け業者のようだ。
まあ、そんな事は関係ないので、こちらは職業を明かさなかったが。
写真後のYZFと青いCBRが二人のバイク。
2005年6月19日
翌日もそこそこ天気が良いので、荷物をまとめた後、帰る前ににもう一度美瑛の丘を走り回る。
またしても、マイルドセブンの木ではないはずの並木が目に入った。(未確認)
拾ってきた家
上富良野から裏道を一気に走り抜け、富良野市街を通り過ぎ、もう一度麓郷へ向かう。
「北の国から 2002年遺言」で使われた、拾ってきた家を見物。
入場料は200円だった。
リフトのゴンドラが家の窓になったりしていて、ちょっと面白い。
ドラマの中で黒板五郎が廃材を集めてきて家をつくる。
大量廃棄社会への警鐘が込められている。
確かに、人間どんどん贅沢になり、そうなればなるほどよりこれで良いという事を知らず、さらに贅沢を追い求める。
平気でどこにでも物やごみを捨てるようになってしまった。
物のない時代には考えられない事だ。
アンパンマンショップ
麓郷の東側奥に進むと麓郷展望台がある。と言っても、あまり高くない丘の上なのだが、ドラマにも登場した場所だ。
その下には「アンパンマンショップ」と「ふらのジャム園」がある。
アンパンマンショップはご存知やなせたかし作「それゆけ!アンパンマン」の絵やセル画の展示やキャラクターグッズの販売をしている。
私の趣味ではないが、せっかく来たので立ち寄った。
建物入口には大小の大理石で造られたアンパンマンの登場キャラがいくつもおかれていた。
アンパンマンショップのすぐ隣には手作りジャムを販売しているふらのジャム園の「ジャムおばさんのジャム工房」がある。
ここまでやったのなら何故「ジャムおじさん」にしなかったのか不明。
店内には38種類ものジャムを販売しており、小さく切ったパンが置いてあり、全て試食をする事が出来る。
この時は、写真を撮っていないので店内の様子は割愛する。
後はあまり記憶が無いので、今回のツーリングについては、このくらいで終了する。