2014年9月21日
紅葉のピークにはまだ少し早いが、いつものように富良野・美瑛方面のツーリングに出発。
タイムライン上は9月になっているが、実はこの記事を書いているのは11月の末だ。
こんな機能を使えるのも、自作ブログならではだろうか。
今回は(今回も)あまり目新しい内容もないので、写真を中心にちょっとした備忘録程度に書いて置くことにしよう。
十梨別川(トナシベツ川)
金山峠を過ぎ、南富良野町金山を過ぎると、橋の上から美しい川が目に入った。
位置的にずっと空知川だと思い込んでいたのだが、自宅に帰って地図を確認すると空知川に流れ込む支流の十梨別川だと知った。
紅葉の色づきは始まったばかりでいまひとつだが、深い青の川水が美しい。
ふらのチーズ祭り
1年ぶりに富良野チーズ工房に立ち寄ってみると、「ふらのチーズ祭り」と言うイベントが開催されていた。
パスタなど富良野のチーズを使った各店工夫を凝らした料理を出す模擬店などが7店出店されており、今年で14回目になるそうだ。
考えてみると、ツーリングで富良野に来るようになったのも、ちょうど初回の開催ころだろうが、これまで一度もイベントが行われている時に来た事がなかった。
トマトのパスタ
地元有志の方たちで出店している店で、ランチ替わりにトマトのパスタを食べてみる。
パスタは茹でたてではなく、事前に茹でておいたものとミニトマトやチーズと和えて出していたが、味も中々美味かった。
しかも、このボリュームで300円は良心的だ!
さらに、富良野市内の店「チーズラーメンの店 かりん」のふらのオムカレーも試食。
ふらのワインチェダーチーズ入りのドライカレーにトロトロの牛スジカレーとふわふわ卵がのった、富良野らしさが溢れたカレーだ。
美瑛の青い池
いつも通り上富良野町日の出公園オートキャンプ場にテントを張り、青い池に向かう。
いつもなら美瑛市街に入ってから白金温泉方面の直線道路を走って行くのだが、今回は近道して日新ダムの横を通るR353を走って行くことにした。
ダイレクトに目的地に行くなら、この道が断然早い。
快適なR353の道を抜け、白金方面に向かう白樺街道R966に出ると、やたら道路が渋滞していた。
ノロノロと中々前に進まない。最初は「事故でもあったか?」と思っていたが、ただ単に「青い池」に向かう車の大渋滞だった。
渋滞の列は新設された駐車場まで続いていた。
この日の青い池の水の色は、鮮やかな青ではなく、神秘的な深みのある青さだった。
やたらとシンプルな案内地図も設置されている。
望岳台付近から
十勝岳温泉 凌雲閣から
まだ本格的な紅葉にはちょっと早いようだ
吹上露店の湯であったまったあと、暗くなるのを待って夜空の撮影
やっぱりコンデジだとこれが限界かな?
シャッタースピードは最長の30秒でやってみたが、かろうじて北斗七星が写っているのが精いっぱい。
2014年9月22日
朝、天気も良さそうなので旭岳に行ってみることにした。
しかし、美瑛あたりから旭岳の方向を見ると雲がかかっている。
このあたりも少し雨がパラつきだしたので、四季彩の丘で花でも眺めながら天気が回復するのを待つ。
忠別ダム
なんでも2007年に完成したばかりの日本最大級のダムだそうだ
麓まできてみると、残念なことに旭岳の頂上には雲がかっていてた
何度か来ているがまだ一度も近くからスッキリ晴れている旭岳を見たことがない。
天人峡温泉
旭岳はあきらめてすぐに引き返し、次の目的地である天人峡温泉に向かう。
子供の頃に一度だけ父親に連れられてきたことがあった事があったが、殆ど記憶がないのでもう一度見てみたくなったし、温泉にも入りたかった。
上忠別あたりで、旭岳方面と天人峡に行く道と分かれるのだが、天人峡に行く車は極端に少なかった。
ガラガラに空いている駐車場にバイクを停めて天人閣温泉ホテルの裏手にある(はず)の羽衣の滝に向かう。
遊歩道の入り口に柵が設けられており閉鎖されている
2013年の大雨の時に、傾斜地の崩壊や樹木の倒壊によって閉鎖されたままなのだ。
「復旧されるまで、当面の間通行止め立ち入り禁止」
危険なのだから仕方がないが、復旧の見通しはどうなっているのだろう?
調べてみたが、復旧工事に関する情報は見つからなかった。
温泉と自然景観だけが売りのこの小さな温泉街から目玉である「羽衣の滝」がない状態では、死活問題だろう。
実際、4件あった温泉ホテルも現在2件だけとなり、廃墟となってしまったホテルの建物が痛々しく残っている状態なのだ。
現地の人達の事を考えると、早急な復旧を強く望んで止まない。
天人峡温泉 天人閣
せっかくここまできたので天人閣で温泉入浴
日帰りで1,000円とはちょっと高いが、まあ仕方が無い。
天人閣の内風呂
ちょっと薄暗い浴室には3つの浴槽があった。
以前はもっと色々あったようで、現在使用されていない浴室や設備が残っていた。
天人閣の露天風呂
石で囲んだ露天風呂からは忠別川が眺められる。
お湯は源泉100%かけ流しの良質の湯。
キャンプ場に戻って、のんびり
翌朝、テントを撤収して帰宅
おわり