この年の4月ZZR1100のスクリーンとハンドルを交換し、より快適な走りのための装備を整えてた。
※この記事にに関してはこちら (記事を書いたのは最近だが、都合上 日付の設定を変えている)
今回は装備を交換してから、最初のロングツーリングとなる。
目的地は稚内。昨年の稚内は天候不良だったこともあって、そのリベンジだ。
2009年5月29日
午前5時30分 自宅を出発
ルートも昨年と全く同じと決めている。
やはり利尻島の見える晴れた日のR106を走ってみたいのだ。
7時50分 道の駅三笠で休憩
敷地に隣接している公園内には直径10mの巨大水車を備えた建物があった。
何でも「農の館」と称する農業資料館らしい。
11時30分 遠別町の道の駅富士見に到着
ここまで殆ど走り通しできたからか、ちょっとお腹が空いてきたので軽く食事を摂りながら休憩。
小高い丘の上に見えるのはレストラン「とんがりかん」。
ややもやがかっているが、良い天気だ。
まだちょっと遠いが、ここまでくると利尻島が見える。(写真はちょっと分かりづらいかな?)
もしかしたらその内利用することになるかもと思い、天塩町の鏡沼海浜公園キャンプ場に立ち寄って、サイトの下見。
砂地の平坦なサイトだったが、利用期間外なので誰一人見かけない。サイトについて詳細はこちら
天塩町市街を抜けて海岸側に左折すると、お待ちかねのR106に出る。
あとは稚内までほぼ一直線の道路を駆け抜けるだけだが、まずすぐ目に入るのは人気スポットのオトンルイ風力発電だ。
昨年の濃霧の中で見た時はちょっと不気味だったが、やはり爽やかに晴れた空の下では見え方もちょっと違うな。
このまま稚内まで一気に走り抜けようかとも思ったが、サロベツ原生花園にも興味があったので、R106のほぼ中間で右折。
7千年前まではここは海で、4千年ほど前から泥炭の生成が始まり原生花園ができたそうだ。
それにしても、まだ5月。時期が速すぎたか1輪の花もなく、枯れ草の原野が広がっているだけだった。
再度R106に戻って北上を開始。
う~ん。惜しい! 利尻島の眺めも薄もやのためにスッキリしない。
13時40分
事前に調べておいた稚内市内のラーメン屋さん「青い鳥」に到着。
このころまで使っていたナビの性能がイマイチだったので、辿りつくのにちょっと苦労した。
ごく素朴な店構えの青い鳥は澄み切ったスープの塩ラーメンが人気
14時10分 稚内森林公園キャンプ場に到着。
利用者はキャンピングカー1台と乗用車だけだった。
テントを設営し終えてもまだ明るい時間はたっぷり残っている。
ブラット周囲を走ってみる事にした。
開基100年記念塔を見物。
通常なら頂上の展望台まで上がるのに大人400円の利用料がかかるが、この時はたまたま改修工事直前だったらしく無料で上がる事が出来た。
展望台から360度のパノラマ。
ナントカと煙は高いところが・・・。余計なお世話である!
その後はテントに戻ってのんびりした後、夕方市内のレストランで夕食。
今回は自炊で時間をとられないように外食中心のツーリングだ。
2009年5月30日
午前4時 宗谷岬方向からゆっくりと太陽が昇って来た。
ここ高台にあるキャンプ場の目玉はこの日の出なんじゃないだろうか?
ここで初めて見る光景で、ちょっと感動を覚えた。
宗谷丘陵付近は霧がかかっているようだ。
周囲が段々明るくなってきた。
ふと辺りに目をやると、こんな花がキャンプ場のあちこちに咲いていた。
花の事は無知なので何と言う花かは知らない。
宗谷岬方面は霧がかかっているようなので今回は断念。
稚内駅付近にある北防波堤ドームを見物。
後は自宅目指し南下して今回のツーリングは終了。
人と会話した記憶はほとんどないな。
こんなツーリングもたまにはあるか。
それにしてもハンドルをアッパーにした効果はハッキリと疲労感の差に表れていた気がする。