2011年7月14日
天気予報ではこれから雨になる。
これから2~3日、どっちに行っても雨が降るようだ。
仕方がないので、雨が落ちてくる前に撤収を開始。
午前9時 移動開始
知床峠付近から羅臼方向の眺め。
羅臼は雲に覆われている。雨が降っているようだ。
予想通り羅臼市街からその先はどこまで行っても雨が降り続いていた。
気温もかなり低い。
しっかりしたレインジャケットのおかげで濡れはしないが、それでも身体は冷える。
冷えた体を温めなおすこともあって、標津町の食事処 亀代でちょっと早めに昼食を摂る事にした。
店内に入ると「どうぞ、濡れた服をストーブで乾かしてください」と、声をかけてくれた。
今日は雨の止む気配がない。
雨の中テントを張る気が起きない。
ラーメンを食べ、ストーブの前で体を温めながら、霧多布のキャンプ場に電話をかける。
バンガローの予約をするつもりなのだ。
悪天候なので利用が多く開いていないのでは?と不安がよぎったが、予想は外れてガラガラのようだ。
寝床を確保することができて、安心して浜中町へと進む。
霧たっぷりの霧多布
14時10分 浜中町きりたっぷ岬キャンプ場に到着
幾分雨は止んでいたが、すっきりしない天気には変わりはない。
入口で受付を済ませ、バンガローの室内に荷物を運び入れる。
4畳半くらいの室内は、荷物を置くための低い棚が一段あるだけでいたってシンプルだ。
一泊1680円と低料金なので贅沢は言えないが、折角海に面しているのだからもうちょっと外が見やすい窓だったら良かった。
荷物を整理し、寝床を確保したところで霧多布温泉ゆうゆで入浴。
キャンプ場の受付でもらった浜中町の観光ガイドを温泉の受付で見せると、びんに入った浜中町の牛乳を1本サービスで飲む事ができた。
かもめのゴンタ
キャンプ場の管理人のUさんがそう呼んでいた。
この時以降、何度がここを利用することになるが、決まってこのゴンタだけはいつもいた。
岬の周辺ではエゾカンゾウの黄色い花が風に揺れていた。
2011年7月15日
翌朝、きりたっぷはその名の通り深い霧に包まれていた。
次の目的地に向けて荷物を積み込んでいると、FJR1300のNさんが話しかけてきた。
話を聞くと、彼は道外ライダーなのだが夏の間は殆どここで過ごしているようだ。
何やら執筆の仕事をしているらしく、ネットで原稿を送ればそれで済むそうだ。
FJRの走行距離は何と30万キロを超えているそうだ。
Nさんと話し込んで出発が遅くなってしまったが、厚岸からR14を通り標茶、弟子屈と進む。
弟子屈町のカフェ・レストラン ジローズ・カフェ
古民家を改造したカフェレストランで、外には馬が繋がれていた
店内に入って、ビーフシチューを注文
何となく愛想っけがない 、、、いまどきのアイドル用語で言えば「塩対応」ってやつ?
これで、あのお値段? う~ん。。。。
今回も和琴半島公共キャンプ場にテントを張る
他のライダーは全部、湖畔にテントを張っているようで、こちらは私一人だった。
やっぱり次回は湖畔にしてみるか
三香温泉の露天風呂
和琴半島のすぐ近くにあるのだが、これまで一度も利用した事がなかった。
中々良い温泉じゃないか。
ひなびた感じがまた良い。
2011年7月16日
午前3時 まだ真っ暗な内から目が覚めてしまったので、半島の露天風呂で朝風呂を楽しむ
私だけではなく、他に2名の男性が入って来た。
今日もどっちの方向に向かっても天気は悪いようだ。
本当は後一日休みがあったのだが、さすがにこう天気が悪いとつまらなくなってきた。
予定を一日早めて帰る事にした。
帰路につくまえに、川湯温泉街にある足湯に足をつける。
昨年までは工事中で利用できなかったが、今年は完成していた。
過去ツーに空白をつくるのは嫌なので一応記事を書いたが、本当に内容のないツーリングになってしまった。
これでおしまい