2014年1月アーカイブ

ニセコ五色温泉旅館

ニセコアンヌプリとイワオヌプリの山間を抜ける標高750メートルの高地にある五色温泉郷の温泉旅館

五色温泉郷には2軒の温泉宿があるが、その内の1軒である五色温泉旅館は昭和5年に開業し、1998年に改装され規模も拡大された。

本館と宿泊客専用の別館があるが、本館はすべてカラ松材を使用している。

周囲には硫黄泉の臭いが漂い、開放感あふれる自慢の露天風呂からはニセコアンヌプリやイワオヌプリの山が目の前に広がり、冬には降り積もった雪のを眺めながら秘湯気分に浸れる。

場所柄登山客の利用も多く、また向かいにはキャンプ場であるニセコ野営場もあり、アウトドアでかいた汗を流すのにも最適だ。

昭和33年11月に国民保養温泉地に指定されている。

源泉かけ流し100%の温泉。

ニセコ 温泉ゆころ

北海道内有数のスキー場ニセコひらふの下にあり、ひらふのペンションで唯一天然温泉100%を保有している、源泉かけ流しの温泉

泉源はオーナー個人で掘り当て、地下800mからくみ上げている。

周囲は北海道屈指のリゾート地。夏はゴルフや登山、川下り、冬はスキーなど、思う存分楽しんだ後は疲れた体をこの温泉で癒すのもいいだろう。

 

 

ニセコ 新見温泉ホテル

目国内岳の麓、奥ニセコに小さな温泉地がの2軒の温泉宿のひとつ。 数多くあるニセコの温泉郷の中でもここは奥ニセコと呼ばれており、周囲は深い山に囲まれ秘湯の雰囲気が漂っている。

新見温泉は明治41年新見直太郎によって発見され、明治45年に創業した。

昭和33年11月には厚生省(当時の名称)より国民温泉保養地に指定されている

お湯は源泉かけ流し100%、無色透明。

露天風呂(野天風呂 木立の湯)は混浴1箇所となっており、夕方5時から8時の間は女性専用となる。

2002年に入湯したが、当時は十分に記録を取っていないので今回はあまり詳しく紹介出来ない。

和琴公衆浴場

道東の屈斜路湖和琴半島の岸辺にある無料の公衆浴場(共同浴場と呼ぶ人もいる)

和琴半島をぐるっと一周する探勝路の途中にあり、脱衣所と浴室だけのいたってシンプルな浴場だ。

 

 

 

登別石水亭

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登別 石水亭

北海道屈指の温泉地、登別にある温泉ホテル

登別の観光名所である、地獄谷や大湯沼までも徒歩15分くらいのとろに位置し、観光地の拠点としても手頃な場所にある。

客室総数248室、収容人数1,150名にもなる大型ホテルであるため、さすがに源泉かけ流しと言う訳にはいかないようで銀杏館7階の空中露天風呂以外は、加水・循環をしている。

登別には9種類もの源泉が湧き出し種類豊富な事でも知られているが、石水亭のお湯はその内のひとつである硫黄泉だけとなっている。

 

 

旭岳温泉 湯元 湧駒荘

大雪山国立公園 旭岳の中腹にある静かで落ち着いた温泉ホテル

旭岳温泉は1914年に阿久津氏によって発見された。

湧駒荘は1950年に建設され、アイヌ語で「湯の向こうの沢」を意味する「ユコマンベツ」から「湧駒荘」と名付けられた。

建物は木のぬくもりが感じられ、中にいても大雪の大自然のに包まれている事を実感できる落ち着いた空間になっている。

5種類の温泉が湧き出し、毎分300Lの豊富な湯が常に湧き出しており、加水・加温はしておらずすべて源泉かけ流しの湯となっている。

5種類の温泉は17種類の浴槽に注がれ、それぞれ泉種と温度が異なっている。

建物は本館と別館に分かれており、本館は「ユコマンの湯」「シコロの湯」、別館が「神々の湯」と名付けられており、日帰り入浴は別館の「神々の湯」のみ利用できる。

もちろん、宿泊客はすべての湯を堪能する事が出来るようになっている。

 

 

 

 

夕陽のあたる家

斜里町ウトロ温泉街の高台に建つ小さなホテル

晴れた日の夕暮には、客室はもとより露天風呂から知床の美しい夕陽が眺められる。

温泉街の一角に位置するが、周囲は知床の大自然に囲まれており、エゾシカや野鳥たちの姿を見ることもできる。

ホテルのすぐ隣にはキャンプ場の国設知床野営場があり、夏場にはキャンパーも多く利用している。

露天風呂は源泉かけ流しだが、内風呂は泉源保護のため循環ろ過を行っているが、加水・加温は行っていない。

冬季は休業なので夏場だけの宿泊・入浴となるのでご注意。

旭岳温泉ロッジ・ヌタプカウシペ

旭岳の麓ロープウェイ乗り場の周囲には数件の温泉ホテルがあるが、その中でも雄大な山の自然に溶け込んだログハウス調建物が目に入る。

ここロッジ・ヌタプカウシペは山菜好きのオーナーが源泉を発見し、その場所にロッジを建てたそうだ。

場所柄登山客の利用が中心だが、建物の内部にも木がふんだんに使用され、大雪山の麓にふさわしい山小屋の雰囲気に包まれている。

自然があふれる湯船に注がれる透き通ったお湯は、3本の源泉から湧き上がるかけ流しの湯

食事も可能で、行者ニンニク入りのキトピロラーメンも人気の一つだ。

ちなみにヌタプカウシペは「大雪山」と言う意味。

むかわ温泉 四季の館

シシャモの産地として有名な鵡川町の多目的複合施設内にある温泉。

施設は道の駅、温泉、ホテルのほか、プールやトレーニング施設、図書館などを備えており、町民の憩いの場としても利用されている。

通常の入浴は午前10時から午後10時までだが、夏季(正確な開始時期は未調査)~11月7日までの土・日・祝は午前6時から8時まで朝風呂に入る事ができる。

天然温泉だが湯温は高くないため加温しているが、体が温まると評判のようだ。

道の駅や朝ぶろもあることから、夏季は駐車場にはキャンピングカーや車中泊の車が多く駐車しており、早朝の入浴を楽しむ姿も多く見かける。

 

オンネトー温泉景福

2014年秋より休業中

阿寒国立公園の神秘の湖オンネトーの近くにある温泉宿

オンネトーには3件の温泉宿があるが、ここ景福は家庭的で飾らない雰囲気を大事にしている温泉民宿だ。

雄阿寒岳の登山口にも近く、登山客やツーリングのライダーにも人気の宿となっている。

温泉宿といっても、設備はいたって質素であり、部屋には冷蔵庫もなく簡単なテーブルがひとつあるだけで、布団も自分で敷かなければならない。

あくまでも、良質の温泉を楽しむためか、登山時の宿泊施設として考えた方がよさそうだ。

湯は男湯の湯船の底から濃い硫黄泉が湧き出しており、文句なしの源泉かけ流しの温泉だ

宮内温泉旅館

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宮内温泉

泊川渓谷へ向かう山間部にある、和室8室の小さな温泉宿

歴史は古く、1850年(安政年間)頃に発見され、温泉旅館として開業したのは1945年になる。

1970年から1975年の間、ゾウの花子が骨折した足の治療のためこの旅館で療養を続け、元気になった話は有名である。

湧出量毎分3000リットルと豊富な湯量をほこり、源泉かけ流しの温泉。

湯は無色透明だが、湯花の鉄分によって赤茶けて見える。

 

ホロカ温泉 湯元鹿の谷

大雪山系のニペソツ山の麓、原生林に囲まれた秘湯のムードたっぷりの温泉旅館。

ここ幌加温泉には湯元鹿の谷ともう一軒、ホロカ加温泉旅館の2件があるが、一方のホロカ温泉旅館は2011年宿主の急逝により休業している。

小さな温泉にも拘わらず、ナトリウム - 塩化物泉、カルシウム - 硫酸塩泉、含鉄泉、硫黄泉の4種の温泉が湧き出ており、それぞれ別々の湯船に流れている。

登山客が素泊まりで利用することが多いようで、特に立派で真新しい設備は何もないが、その分静かな山あいの秘湯気分を味わう事ができる。

湯は源泉かけ流し(一部加水)。

 

 

 

 

塩別つるつる温泉

明治以前より自然湧出していたと言われるこの温泉は、肌がつるつるになる事からいつの間にか「つるつる温泉」と呼ばれるようになった。

温泉発見当初は地域の人たちによって露天風呂が造られ利用されていたが、昭和45年に旧野村鉱業の保養施設となり、昭和49年に野村興産が温泉旅館として営業を開始した。

豊富な湯量を誇り、加温・加水は一切していない源泉かけ流しの温泉。所有する3本の源泉のうち、温度の異なる2本の源泉を湯船の注ぎ口で湯量調整することによって、湯温を保つといった徹底した源泉へのこだわりを持っている。

 

 

流山温泉外観

道南の観光地大沼国定公園内、東大沼の湖畔にほど近い場所にある日帰り温泉施設。

かつてはJRグループであるジェー・アールはこだて開発が運営していたが、現在はNPO法人「大沼・駒ケ岳ふるさとづくりセンター」が運営している。

建物は彫刻家である流政之氏によってデザインされており、石やコンクリートと大木をあしらった独特の造りをしており、周囲には流氏の彫刻作品を展示した広場も設けられている。

 

 

 

花鐘亭はなや

道内有数の温泉地である登別温泉郷へ延びる渓谷の道を過ぎ大きなホテルの建ち並ぶ温泉街の手前に「花鐘亭はなや」がある。

数百もの部屋数を保有する大きな温泉ホテルとは対照的に、客室数は21室、収容人員は65名と小ぢんまりとした温泉宿だ。

入浴をしに玄関を開けると、すぐに宿の方が迎え入れてくれ、浴室まで丁寧に案内してくれる。廊下ですれ違う従業員の方も笑顔であいさつをしてくれた。

大人数を相手にするのとは違い、お客様一人ひとりを大切にもてなす姿勢が、日帰り入浴で訪れた私でも感じ取る事が出来た。

湯は加水、循環を一切していない源泉かけ流しの湯。これも大きなホテルとは違った温泉宿の利点だろう。

 

 

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