2008年10月5日
この年の8月ついに大型二輪を取得し、9月にZZR1100を中古で購入した。
走行距離は10,900キロ、程度は非常に良好だ。
マフラーはスダのプロジェクト328、バックステップはコアース、スクリーンはゼログラの大型、ハンドルはノーマルだがアップスペーサーを入れてあった。
納車後はじめてのキャンプツーリング、場所はどこでも良かったのだが、10月初旬紅葉の時期でもあるのでやはり富良野・美瑛方面へ行く事にした。
朝5時20分、自宅前を出発。幸い天候にも恵まれそうだ。
特に用事もなかったが、何となく富良野チーズ工房で一休み。
チーズ工房以外は特に立ち寄るところもなかったので、上富良野日の出公園キャンプ場には10時前に到着してしまった。
さすがに10月、バイクの数も少ない。
自分の入れて3台。BMWのR1200RTがドンと構えている。
キャンプ場内の木々も色づき始めていた。
テント設営も完了し、昼時になったので昼食を摂りに富良野市まで戻る。
富良野市街中心部、カレーで人気の店「魔女のスプーン」に入ってみる事にした。
確かに人気店らしく、来店客も多かった。
ライダーも良くくるようだ。バイクも多い。ZZR400のライダーも来た。
スープタイプとルータイプを選ぶようになっていた。
この日はループタイプにソーセージのトッピングを注文。
上富良野町に戻り、十勝岳温泉に登る。
さすがリッターバイク、余裕のパワーだ!
しかも乗りやすい。
きつい登りのコーナーも400ccのZZRの時よりも楽&スムーズに回り込むことが出来る。
しかし、どうもポジションがイマイチしっくりこない。
外見はZZR4000とほぼ同じ(同じな訳はないのだが・・)だし、ハンドルも前もセパハンだったし。。
ほぼ同じと言ってもやはり全く別物なのだ。(当たり前だ)
ハンドルの位置がしっくりこないな。。
吹上温泉と望岳台の中間あたりから美瑛富士方面。
初冠雪があったばかりで、山の頂上付近が白くなっている。
上空に鉛色の雲が覆って、いかにも寒そうだ!
体も冷えたので、白金温泉にあるペンション「ほしの灯家(あかりや)」で日帰り入浴。
入口で入浴料500円を払って、浴室へ。
石造りの素朴な露天風呂。なんでもここのオーナーの手造りだそうだ。
源泉100%かけ流しの温泉に満足。
しかし、大変残念なことにオーナーの体調不良のため、2011年5月に閉館してしまった。
午後4時、白金温泉から美瑛市街に降り、ちょっと早い夕食をとることにした。
国道沿いに「停車場」という店があった。目立った建物で以前から気になっていたので入ってみる事にした。
看板には「ピザ」「マンジャーレ」と書かれている。
「マンジャーレ」って何だ?調べてみるとイタリア語で「食べる」と言う意味だそうだ。
店内にはレンガ造りの窯がどんと構えている。
これでピザを焼くようだ。ちょっと期待感が持てる。
ところが、、、トッピングする物を自分で選べるシステムまでは良かったのだが、生地もチーズもソースも全て街のスーパーあたりで買ってきた物をそのまま使っているようだ。
窯で焼いてくれるのは良かったが、これまた焼き加減もいまひとつ。
当然、味の方も・・・である。
夏には外で焼き肉や流しソーメンまで手広くやっているようだが。。。。残念!
放射冷却現象もあって、キャンプ場の夜はものすごく冷え込んだ。
思いっきり着こんでも寒い。
BMWのオーナーSさん達と外でブルブル震えながら色々と立ち話をする。
Sさんは本州に住んでいるが、毎年5月~10月くらいの期間、殆ど日の出公園でキャンプをしているそうだ。
半分仕事、半分趣味で長期滞在している。
大型のキャンピングカーで来ており、BMWは富良野のバイク屋さんに冬の間預けている。
何ともリッチな生活&仕事で羨ましい限りだ。
この後も毎年日の出公園で見かけるようになった。
2004年のツーリングで知り合った東京から来ているホライゾンのMさんも来ていた。
彼もまた年に3度はここに来るようだ。
この時は話しかけるのを止めておいた。(お酒の付き合いをすると二日酔いになってしまうので。。。)
2008年10月6日
今日も朝から良い天気だ。朝モヤが切れると青空が一気に広がった。
今朝は思いっきり冷え込み、テントには霜が凍りついていた。
おそらく氷点下近くまで下がったのだろう。
紅葉を眺めるため、自宅に戻る前にもう一度十勝岳方向に行ってみる事にした。
昨日と同じルートを走る。
途中で写真を摂っていると、通りがかりの観光客が写真を摂ってくれた。
大雪山系は真っ白な雪がかかっている。
写真が曲がっているように見えるが、路面が前下がりに傾斜しているためそう見える。
吹上温泉と望岳台との中間地点。
このあたりの紅葉はあまりパッとしたところはないようだ。
やはり凌雲閣方面の方が良かったな。
白金温泉と美瑛町との中間地点。
キガラシと小さなひまわりの混じり合った畑。
どちらも畑の肥料として栽培されている。
この時期北海道ではどこでも見かける風景だ。
家に帰る前に、北西の丘にもチラッと立ち寄る。
ここからも、頭を白くした十勝岳連峰、大雪山系が良く見渡せた。
ツーリングシーズンも過ぎ、ライダーもほとんどいない静かなツーリングだったが、初めてのリッターバイクでの旅。
それなりに楽しめた。
ライディングが悪いのか、力を入れたつもりはないのだが両腕が少し疲れる。
疲れず快適な旅をするのが、ツアラーの基本だと思う。
「アッパーハンドルにするか・・・」
戻ったら早速ハンドルを注文しよう。
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