2017年9月道東ツーリングwithスガ #2 - Pockyのバイクライフ

2017年9月道東ツーリングwithスガ #2

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2017年9月10日

午前4時目が覚めた。辺りはまだ真っ暗。

昨晩入った露天風呂にもう一度ひとりで入浴。

行くと自動車のヘッドライトで浴槽を照らしながら入浴している老人がいた。

朝早い暗い時間でも他の人が入浴しに来るし、そう言う時間帯だから女性も入る事もある。

ここでは浴槽をライトで照らさないのがマナーになっているのに。

こう言う人を見ると頭に来るので、つい注意をしてしまう。

「ここは貴方一人の温泉じゃないんですよ。ライトで照らしたら他の人の迷惑です」

老人「ああ、、暗かったからな。。」

暗かったからじゃねえよ!

いい大人がそんなことも考えられないのかねぇ。

2017-09-10-和琴の朝

明るくなっても小降りだがまだ雨は降り続いている。

2017-09-10-和琴の朝2

2017-09-10-和琴の釣り人

2017-09-10-赤いバリオスの女性ライダーのテント

言い忘れていたが、自分達のテントの隣には神戸ナンバーの赤いバリオスの女性ライダーがテントを張っている。

何年も前から、毎年シーズンになると道内をツーリングしている人で、上富良野や美深でも何度も見かけた事がある。

滅多に話しかけた事はないが、和琴で会うのは初めてだった。

「やはりここにも来るんだな」

昨日は大きな枯れ枝を拾ってきて、焚火で燃やしていた。

 

帰路

朝食を済ませ、撤収開始。

前述したようにスガ君はレインジャケットと下は素足の上にレインパンツだけの状態だ。

どこかで衣服を買って走りたいが、出発時間は午前8時。

この時間では、弟子屈の店はどこも開いていない。

足寄まで走ればホームセンターもあるし、時間的にも丁度開く頃だろう。

2017-09-10-和琴を出発

小雨が降る中、足寄町目指して和琴を出発。

2017-09-10-雨の中足寄へ向けて走行中

昨夜と違い気温もかなり低い。

まともな格好をしている自分でも涼しいくらいだ。

スガ君、この状態の走行は素肌にレインパンツが貼りついて体温はかなり奪われるはずだ。

上半身だってTシャツにレインジャケットくらいのはず。

スピードを出すとかなりきついだろうから、抑え気味に走る。

弟子屈町の和琴から足寄市街地まで約110キロ。

遠い。さすが北海道だ!

この距離を上記の状態で走り続けるのはかなり辛かっただろうな!

 

寒さに耐えながら何とか足寄町のホームセンターにたどり着く。

早速、ズボンや靴下、シャツなどを買い込みその場で着替える。

これでやっと快適に走れるようになった。

足寄の街から西の空をみると青空が広がっていた。

 

ナイタイ高原牧場

2017-09-10-ナイタイ高原 スガGoPro

せっかっく天気が良いのでナイタイ高原牧場へ行って見る

2017-09-10-ナイタイ高原 パーキングスペースから

2017-09-10-ナイタイ高原 Versysカメラから頂上付近

2017-09-10-ナイタイ高原駐車場からの十勝平野

完璧な青空ではなかったが、十勝平野が一望出来た

2017-09-10-ナイタイ高原のレストハウスにいた猫

レストハウスの中に1匹の猫がいた。

昨年来た時に人懐っこくて女の子の後をついて歩いていた猫君だ

2017-09-10-ナイタイ高原からの復路

復路

2017-09-10-航空公園から士幌に向かう直線道路

航空公園前の道路を西に進み突き当りを左折すると約12キロ、十勝平野を一望しながら走る直線道路がある。

スガ君初めて通ると思い案内したのだが、実は本人意図せず通った事があるそうだ。

しかも糠平に行こうとしてである。

流石だ!

2017-09-10-士幌から瓜幕への直線ですれ違うライダー

2017-09-10-士幌から瓜幕への直線ですれ違うライダー 2

天気が良いとライダーもテンションが高く、皆ヤエーを返してくれる。

2017-09-10-鹿追のレストラン カントリーパパ

昼食は鹿追町のレストラン カントリーパパで

数年前に一度食事をした事があるが、本当に久しぶりだ。

結構お客さんが入っていた。

2017-09-10-カントリーパパのハンバーグ&オムライスセット

自分はハンバーグ&オムライスセットを注文したが、ボリュームもあって味も良かった。

スガ君はポークステーキを注文。

こちらはなんとステーキが二段重ねになって超ボリューム満点、味も満足したようだ。

お店のHPはこちら

 

またもやハプニング!

十勝清水ICから道東道に乗る。

もちろん占冠ICで降りて下道り、日高あたりで燃料補給するつもりだった。

天気も良く気持ちよく高速道路を走るが、ちょっと疲れも感じてきた。

占冠SAが見えた。

「相変わらず混んでいるな。そもそも駐車場が狭すぎるからこんな事になるんだよな~。。。。うーん、占冠ICの出口。。。。えっ!?」

漫然としていて不覚にも降りるはずのICを通り過ぎてしまった!

「やばい!」

ここで降りなきゃ十勝清水ICからの通行料がまともにかかってしまう。

しかし、それよりも自分は大丈夫だが、スガ君のバイクの燃料が厳しい。

どこまで走れるか?

ミラーから後ろを走るスガ君を気にしながら進む。

どこで高速を降りようか?

夕張?そこで下道を走ればGSはあるだろうが、降りた後あそこから自宅まで走るのは辛いな。

えーい。追分ICまで行こう。何とか持ちこたえろよ~。

後で聞くとスガ君夕張ICで降りて欲しかったそうだ。

既に燃料警告灯が黄色く点灯していたそうだ。

追分ICで降りてもすぐにGSはあったっけ?ちょっとそれも気になっていた。

追分ICの手前に由仁SAがあった。GSマークもついている!

「ここだ!」

合図を交わしてSAに入る。間一髪だった!

 

さらにハプニング

ガス欠の心配が無くなったところで、追分ICで降りて早来国道R238を苫小牧方向に向かって走る。

帰るには苫小牧市街地を通らなければならないのがちょっと憂鬱だが、ここで高速を降りてしまったのだから仕方がない。

安平町あたりだったろうか?

自分の後ろを走っていた1BOXが突然車を左右に振って挑発してきた。

特に迷惑をかけるような走りをした訳でもないし、全く理由が思い当たらない。

「俺、何かした?」

スガ君「いえ。変に絡まれてもイヤだから引き離してしまいましょう!」

その方が無難だ。構ってもしょうがない。

 

2017-09-10-帰路の萩野付近

走りながらあくびをすると涙が出た。

それがやたらと目に染みた。両目とも痛くて開けていられない。危険だ!

殆ど盲目状態で何とかバイクを路肩に停車する。

目をぬぐって体制を整える。

空は殆ど雲もなく、青空が広がっていた。

「ああ、もう一日休みが欲しいな」

そんな事を考えながら無事に自宅に到着。

 

それにしてもハプニングの多いツーリングだった。

(1)占冠ICでの突然の雨(天気予報にない)

(2)集中豪雨でタープ崩壊。ずぶ濡れに

(3)雨の中の合羽一枚での走行(スガ君)

(4)占冠IC通り越し、ガス欠寸前

(5)変なオッサンにからまれる

 

ソロツーリングだったらへこんでしまうような場面もあったが、一緒に行った仲間がいればこれも全て笑い話で済まされる。

中々インパクトのある楽しいツーリングだった。

今回特に感じたが、走行しながら連絡できる手段が欲しいな。

自宅に戻ったら、安いインカムを手配しよう。

 

今回の走行距離 1,015キロ、 累計 266,621キロ

 

END

 

 

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