2004年7月5日
今日は上富良野まで移動し、テントを張る予定なので、朝早く食事を済ませて撤収を開始。
6時に砂湯キャンプ場を出発し、阿寒横断道、足寄町と一気に通過し、上士幌町から糠平温泉郷へ。
9時10分 中村屋に到着。しばし源泉かけ流しの露天風呂を楽しむ。
糠平温泉(現在、ぬかびら源泉郷と名称を変えている)も、観光客が減少し、どのホテルも老朽化が感じられる。
たしかに、どこからアクセスしてもちょっと遠いところにあるが、せっかくの温泉、もっと利用客が増えて欲しいと思う。
温泉を出て糠平国道(R273)を下り、鹿追町へ。
今回も、ナイタイ高原の方向は雨雲で見えないのでスルーすることにした。
鹿追、新得と言えば蕎麦の産地。
地元のそば粉を使用したそば屋さんが多いが、どこが美味いか情報を持っていないため、通りがかり目についたそば屋に決めた。
残念ながら十割以外は手打ちではなく、機械打ちのようだ。
やや太い麺で、味はまあまあか。と記憶している。
鹿追から新得町に抜け、R38狩勝峠を越えて道の駅「南ふらの」で休憩したのが、12時55分。50分前後でここまできたが、峠の1本道を走って来た割にはいいペースか。
富良野チーズ工房で小休止
2階の売店で、試食のチーズを食べ、さらにアイスを食べる。
ここのチーズ、特にカマンベールタイプ(メゾン・ド・ピエール)は私のお気に入りで、時々立ち寄った時にお土産に買って帰る。
15時10分 上富良野町日の出公園オートキャンプ場に到着。
この後、毎年の道東ツーリングには必ずと言っていいほど最後にここでテントを張っている。
自宅に帰る前の骨休みと言ったところか。ここに来ると何故か落ち着くのだ。
この時間まだバイクは10台くらい駐車しているだけだが、夕方になると続々と集まってくる。
中には、9時過ぎに到着し、暗い中でテントを張り、夜明けとともに移動するライダーの姿も見かける。
夕方の十勝岳連峰
特に富良野・美瑛周辺を散策するつもりもなく、日の出公園でのんびり過ごす。
あいにくの薄曇りの空、景色を眺めに走ってもいまひとつなので、こんな時はぼんやりと、ここ3日間のツーリングを思い返す。
そう言えば、羅臼では道外からきた中年のチャリダーと話をした。
会社を辞め、折りたたみの20インチの自転車で北海道を3カ月くらい周っているそうだ。
最初は体力もなく、すぐ疲れたり風邪をひいたりしていたが、しだいに逞しく体力もついてきたそうだ。
旅先で見知らぬ人にもらった、ミニストーブにそこいらの小枝を拾って燃やしていた姿が、何故か印象的だった。
日の出公園展望台の花畑
夕方になると、周辺を走って来たライダーが数人戻って来た。
食材と飲み物をかかえ、フリーサイトのバーベキューハウスに集まりだす。
一番年配の男性に誘われ、私もその中に参加させてもらう。
宴会
この写真には写っていないが、私を含めて6人が集まった。
石川県のNさん、東京在住、現在失業中のUさん、住所は忘れたがSさん、女性ライダーは松本のOさん、そして、東京在住郵便局勤務のMさん。
Mさんは本田のナナハン、ホライゾンにのっている、飲ん平ライダーだ。いつも長めのマイグラスを持参して、それに缶ビールを注いて飲んでいる。
この夜は、これまで行って来た場所、気に入ったキャンプ場、ツーリングのエピソードなど、それぞれの話題で楽しく盛り上がり、ビールのピッチも上がる。
屋に肉のいいにおいに誘われ、近所の猫もおこぼれを期待して寄って来た。
この後も、ここに来るたび再会することになる。
うー。酔った、酔った!
さすがに飲みすぎた。
ホライゾンのMさんと付き合って飲むと、二日酔いが怖い。
意味なく夜のキャンプ場を撮影
なんか地面が傾いている。
カメラが悪いのかな?
とにかく楽しい一日だった。ライダーをやってて良かったと、思いつつ眠りにつく。
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