2004年7月道東ツーリング5日・6日目 - Pockyのバイクライフ

2004年7月道東ツーリング5日・6日目

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2004年7月6日

夕べ夜半から雨が降り出し、今朝になってもまだ小雨模様だ。

前日までの披露もかなり溜まっていたので、こんな日はたっぷりと寝て体調を整えるのにいい機会だと思う。

昼近くになって雨もやみ、夕べ知り合ったライダー達と挨拶を交わす。みなのんびりと過ごしている。

テントの前でぼんやりとしていると、初老の男性がキャンプサイトをうろうろと歩き回っていた。

その内、私の前にやってきて話しかける。どうやら定年退職をして暇を持て余している、近所のおじさんらしい。

私のテントの上に貼っている、手製のタープが珍しいらしく、痛く興味を持ってあれこれとたずねられ、その内世間話を始める。

「もうそろそろ、その辺を走ってこようか」と思っている時に、思わぬ足止めを食ってしまった。

30分以上も話し込んで行き、ようやく消えてくれた。

石川県のライダーに「たかがタープで」と苦笑されてしまった。

2004-07-06-吹上露天の湯

吹上露天の湯

13時、キャンプ場からまっすぐ十勝岳温泉へ登る。

無料の露天風呂、吹上露天の湯で温泉入浴。

ここは、ご存知ドラマ「北の国から」で宮沢リエと田中邦衛が入った場所だ。

ドラマでは入浴剤を入れてお湯を白くしていたが、実際は無色透明の湯だ。

温泉情報についてはこちら

若いカップルも入って来た。

 

2004-07-03-かんのファーム

かんのファーム

R966を吹上温泉から白金温泉へ抜け、白樺街道を通り一気に美瑛市街へ出る。

色々と美瑛の丘めぐりもしたいところだが、天気も良くないのでやめておいた。

R237を上富良野に戻る途中、美馬牛のかんのファームにチラッと立ち寄ることにした。

早咲き品種のラベンダーは満開になっているほかは花畑に賑やかさはない。

観光客もまばらだった。

2004-07-06-ジェットコースターの道と愛車

ジェットコースターの道

美馬牛と上富良野の境界あたりから南西に延びる一本道

アップダウンを繰り返し、山の中に消えていく。

道外ライダーが富良野エリアに来ると、必ずと言っていい程訪れるスポットだ。

しかし、否定するわけではないが、何故ここだけ注目を浴びるのか良くわからない。

似たような道は他にも何本もあるのだが・・・・?

 

 

2004-07-06-ジェットコースターの道 別アングル

しかし、こんなアングルから見たらどうだ。

よりアップダウンの感じが出ていて、確かにジェットコースターのレールのようだ。

付け加えて言えば、この国道側からの眺めばかりではなく、反対側(山側)からの眺めもちょっと面白い。

美瑛めぐりはこの辺にして、キャンプ場へ戻り、近くのスーパーに歩いて買い出しに行く。

 

 

 

 

2004-07-06-日の出公園のライダー達と宴会

またもや宴会

石川県のライダーが帰って来た、どっと疲れたようでバイクを停めるや否や地面に大の字になった。

どうやら旭岳まで行って来たらしい。

フラヌイ温泉で風呂に入った後、昨夜のメンバーとバーベキューハウスで再度夕食を一緒に食べる。

ホライゾンのMさんは酔うとやたらと鼻をつまみながら話す癖がある。

北海道には毎年、春夏秋と3回位来るらしく、美瑛周辺の道にしても道内のキャンプ場にしても、ずいぶんと詳しい。

キャンプ場では、「美深あいらんど」と利尻島の「沓掛キャンプ場」がお気に入りらしい。

Mさんとは、この後のツーリングで何度も再会することになる。

2004-07-06-上富良野でライダー達と

アルコールも大分まわって、話も一層はずむ。

みんな揃って記念撮影。

みんな笑顔。

当時インターネットも利用していないライダーもいたので、写真をプリントして送ってあげた。

 

本日もまた飲み過ぎちゃいました。

 

2004年7月7日

ツーリングの最終日。

室蘭に帰って、現実に戻らなければならない日がやってきた。

6日間も遊びまくって、すっかり仕事の事も忘れてしまっている。

果たして職場復帰ができるだろうか?

会社にはまだ席は残っているだろうか?

いや、まとまった休みを取れない方にとっては、贅沢な心配であり、大変申し訳なく思う。

 

2004-07-07-日の出公園のバイク

キャンプ場駐車場に並んだバイク

ここを離れる前に、バイクを撮影。

7月上旬とあって、台数は少ないが、これが7月下旬から8月にかけて、30台~40台のバイクが駐車する。

 

 

 

2004-07-07-Mさんのホライゾン

東京のMさんのホライゾン

かなり古いバイクだが、いつも丁寧に磨き、手入れが行き届いておりピカピカ。

私同様、ここカミフの常連客だ。

 

 

 

 

2004-07-07-ファーム富田

ファーム富田

7時、ライダー達と別れの挨拶を交わし、出発。

「気をつけて。また、いつかどこかで・・・・」

これが、我々の別れの挨拶。

けして、いつどこで会うという約束をする訳ではなく、ただ、もしまた北海道のどこかで出会う事があったら、その時はよろしく。

そして、絶対に怪我をする事のないように。そんな思いを込めて。。。。

 

富良野を離れる前に、ちょっと中富良野のファーム富田に立ち寄る。

ここも、花の咲き方はピークを迎えてはいない。

2004-07-07-ファーム富田で見たP君

天才Sどうぶつ園のP君

ラベンダー畑を歩いていると、チンパンジーをつれた一行がいる。

良く見るとTV番組「天才Sどうぶつ園」のP君と調教師のMさんだ。

ここで番組のロケをしているようだ。このころまだ小さいP君がラベンダー畑の間をひとりで歩いているシーンを撮影している。

まだ、幼く途中ですぐに戻ってきてMさんに抱きつく。

 

2004-07-07-ファーム富田でロケ中のP君

10倍ズームのデジカメなのでかなりの距離から写真を撮っていたが、ついに女性のマネジャーさんの目にとまってしまった。

「すみませ~ん。写真の撮影はご遠慮ください」遠くから声をかけられてしまった。

素直にここでやめておく。

後日、この時の放送を視聴した。

P君とブルドックのJ君が、牛におびえながら牧場の道を歩き、さらにラベンダーの道を通り、チーズを買って、(たしか)おじいさんに届ける。

そんな、設定だったはず。

しかし、牧場は上富良野か美瑛にある牧場、ラベンダー畑は中富良野、そして、チーズの店は富良野御料にある「ふらのチーズ工房」である。

移動距離にして40kmはゆうに超えているはずだ。人間様の足でも丸一日かかってしまう。。。。まあ、テレビ番組とはそんなものだ。

 

無事に自宅に到着して、今回のツーリングは終了。

前半は念願だった快晴の十勝平野、知床峠そして温泉をたっぷり楽しむ事が出来た。

後半の天気はいまひとつだったが、たくさんのライダー達とふれあうことができた。

やっと、納得のゆくツーリングを経験する事が出来、本当にバイクに乗っていて良かった。

2004年7月道東ツーリング終了。移動した距離 1945km。

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