2008年7月5日 晴れ
テントを撤収し荷物をバイクに積み込み出発。
と、うっかりバランスを崩してバイクを倒してしまった。
荷物満載状態のバイクをひとりでは簡単に起こす事ができない。
ひとりで悪戦苦闘を続けているが、さほど遠くないところにライダーが2人談笑している。
が、中々こちらの状況には気づいてくれそうにない。
仕方なしに頼みに行って、手伝ってもらう。
気を取り直して出発する。
7時25分 知床五湖到着
この頃から五湖周辺の整備が始まっていたはずだ。
真新しい木道が設けられており、一湖ちかくまで延びた先に展望台があった。
展望台からの一湖
ちょっと写真の色合いがおかしい。
8時6分 知床横断道を登り、知床峠に到着。
やや雲がかかっているが、羅臼岳も良く眺められた。
9時 道の駅 知床・らうす に到着
霧がかかっており、やたら視界が悪い。
相変わらずウトロ側と羅臼側とでは真逆の天候だ。
ここから先の天気に不安を感じつつ、中標津方面へ。
羅臼町からR335を南下し標津町からR975を通り開陽台へ。
いつものツーリングと丁度逆回りのルートだ。
何度も来ている場所だが、天気が良いので開陽台にも寄ってみる。
東京ブラススタイル
展望台からの景色を眺めながら、ふと駐車場を見ると。。
おしゃれな若い女の子のグループが展望台に向かって歩いてくる。
「何か違うな」。付き添いの人もいるようだ。
乗って来た車も、おしゃれなクラシックカーだ。
ボディに何かシールが貼ってある。
彼女たちはトランペットやサックス、トロンボーンなどの管楽器でアニメソングや様々な楽曲をジャズアレンジで演奏する、10人のグループ。
グループの内ひとりは北海道出身。
東京ブラススタイルは、2005年から活動を続けており、別名「ブラスタ」と呼ばれている。
全国でライブを中心に活動しているが、この時は7月3日中標津町の文化会館でコンサートが終わった後の観光地めぐりのようだった。
開陽台を出てR150を養老牛方面に進むと、農場の中に雰囲気のよさそうなレストランが目にとまった。
11時20分、ちょっと早めの昼食をとることにした。
店の名は「佐伯農場 レストラン牧舎(ぼくしゃ)」
1987年から当時では珍しい農家レストランとして開業した。
店の定番メニューである「牧舎カレー」(800円)を注文。
牛のすね肉をじっくり煮込んだカレー。
裏摩周と神の子池
清里峠を越え12時ちょうど裏摩周展望台へ。
今日こそは晴れた摩周湖を見る事ができそうだ。
裏摩周ではあるが、念願の摩周湖。
久しぶりに「神の子池」にも寄ってみる。
やはり青空の下だと、池の青さも一段と引き立ち神秘さを増している。
牛の文字
R150(摩周湖中標津線)から見える、こんもりと丸みを帯びた小高い山(モアン山)に、大きく「牛」の一文字が書かれいる。
中標津町の農家、酪農家、JA職員らが結成する「五郎’S会」のメンバーが牛乳消費低迷の折に提案されたそうだ。
当初は「牛乳」と2文字にする事も検討されたようだが、色々な問題を考慮し「牛」の一文字としたそうだ。
「牛」の一文字から見る人によって色々な思いをはせてくれればとの願いが込められている。
砂湯キャンプ場
14時20分 屈斜路湖砂湯キャンプ場に到着
翌日も1日この周囲をゆっくり巡るつもりなので、テントを設営後のんびりと過ごした。
つづく
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