2008年7月6日
朝からキャンプ場前の湖面を水上バイクが走りまわり、うるさい。
あまりブログで批判的な記事を書くのは良くないと思い控えるようにしているのだが、水上バイクだけはどうしても苦言を言いたくなる。
まず第一に水上バイクを乗る人の大半がマナーが悪い。
自分さえ楽しければ良い、という思考回路だ。
キャンプ場のテントで寝ている人や自然の中に静かに浸りたい人の事など全く気に掛けなることなく、騒音をまき散らしている。
それに、近年貴重な水棲植物の生態にも致命的なダメージを与えている事が問題になっている。
ここ屈斜路湖では水上バイクの利用者は仁伏のオートキャンプ場に集結しているが、洞爺湖ではキャンプ禁止の看板が立っている場所で平気でテントを張っているのだ。
水上バイク乗入れを禁止している湖も徐々に出てきているが、まだまだ無法地帯の湖も多い。
水上バイクも大半オートバイメーカーが生産しているのは分かっているのでバイクメーカーの衰退につながるような事は望まないが、でも、もっと大切な物を守るためには湖は全面的に水上バイクの乗り入れを禁止してもらいたいものだ。
9時30分 川湯温泉側から登って摩周湖へ
空は雲ひとつない晴天だが、惜しい事に水蒸気が多いのかうっすらとモヤがかかった状態だった。
それでも、昨日の裏摩周に続き晴れ渡った摩周湖を眺める事が出来て満足。
続いて美幌峠を登り、10時50分峠の頂上に到着。
下から熱気が登ってくるのかここはやたらに暑い!
その後のツーリングでもやはり同じ思いを何度となく味わった。
峠の頂上から写真を撮ったり、眼下の道を登ってくるバイクやパラグライダーを眺めていると、何故か私ばかりに「写真を撮ってほしい」と観光客が3組集中してきた。
特別撮影が上手な訳でもないのに、何故?
峠を下り和琴半島に立ち寄る。
和琴半島公共キャンプ場の状況調査。
サイトも非常に平坦な芝地で寝心地はかなりよさそうだ。
バイクの乗り入れも可なので、便利。
比較的狭いサイトの割には、トイレと炊事場の数が多く近い。
ゴミも分別で全て捨てることが出来る。
周囲も静かな環境で申し分のないキャンプ場だと思うのだが、湖畔にありながら湖が見えないせいか、いつも利用者の数は少ないようだ。
大半のキャンパーは湖畔のキャンプ場に行ってしまうようだ。
探勝路を歩き、和琴半島露天風呂の見物に行く。
三日月形をした特徴的な露天風呂で、一方が湖畔に接している。
夜になればキャンプ場の利用者が入浴にくるのだが、日中は観光客が見物に来るくらいで、入浴している人の姿はない。
やはり日中落ち着いて入浴できるのは、ここコタン温泉だな。
この日も道外から観光に来られている年配の方と温泉につかりながらお話をさせてもらった。
さらに、この日は欲張り有料の温泉にも入浴。
川湯温泉街にある「温泉浪漫の宿 湯の閣 別館池田屋」で日帰り入浴。
露天風呂
この時の感想はこちらですでにアップしている。
温泉、摩周湖ともに満足できたので、この日も早めにキャンプ場に戻りのんびり過ごす。
ビールを飲みながら、湖畔の向こうにゆっくりと沈む夕日をながめていた。
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