2015年5月1日、メーデー。
世間では仕事をしている人もいるようだが、自分は幸いも休日、GWの真っただ中だ。
今日は道南に向けて出発。
風のメモリー
出発早々、ちょっと寄り道。
伊達市長和にあるサイクリングロードの桜並木。
何でも「風のメモリー」と呼ばれているらしく、廃止されたJR胆振長和線の跡地を全長5.4kmに渡ってサイクリングロードとして作られた道。
国道37号線の下を斜めに横切る一直線部分の道端には桜が植えられており、桜のトンネルのようになっている。
静狩峠
道の駅「とようら」で小休止をした後、国道37号線を長万部方面へ
峠の最終のちょっと手前のきついカーブの道が改修されて、中央分離帯のある新しい道になっていた。
長万部から5号線に入る。
確か昨年通った時はまだ営業していたはずのドライブインが1軒、閉鎖になっていた。
この近辺の道路わきにも潰れた店舗の跡が目立つようになった。
これも高速道路の影響なのだろうか?
空は一応晴れているのだが、薄もやが黄色っぽくかかった状態で、何となく薄暗い感じがする。
オニウシ公園の桜
朝早めに出発したので、9時には森町の道の駅の裏手にあるオニウシ公園についてしまった。
ここも道内の桜の名所にあげられているスポットらしく、ソメイヨシノを中心に18種類、500本もの桜の木があるそうだ。
桜には詳しくないが訪れた時は、ソメイヨシノ(らしい)やしだれ桜が満開だった。
R278 砂原
森町から左折して国道278号線で鹿部町方面へ
この道は2002年5月恵山までの日帰りツーリングで通って以来だ。
(内容があまりないので、ブログとしてはアップしてません)
まだ午前中(10時)だというのに、方角の錯覚と薄黄色い日差しのせいか、なんとなく午後4時くらいの感じがする。
普段住んでいる場所だと、海は南に見えることが多いせいか?でも、ここでは海は北側なのだ。
この方角から見る駒ケ岳も久しぶり。
道の駅「つどーる・プラザ・さわら」
砂原町の道の駅に立ち寄ってみた。
1階は物産品の売店、2階は軽食、最上階は展望台といった、ごく普通の道の駅。
建屋の隣には喫茶コーナーが隣接してあった。
屋上からの眺望。
天気が良ければもう少し眺めがいいのかもしれないが、、まあ普通か。
鹿部間欠泉公園
ここも13年前に来た時は入場料300円を払って中に入ってみた。
中はあまり広くなく、足湯と間欠泉の見学ができるくらいだった。
GW期間にもかかわらず、ここは来場者もまばらだ。
確かに考えてみれば、ドライブで通るにしてもこれといった見どころがある一帯でもない。
上の写真はその当時撮影したもの
今回は中には入らず、ここで来た道を少し戻り、国道43号線を通って大沼へ向かう。
大沼から流れ出る折戸川沿いを走るなかなか快適な道だった。
東大沼キャンプ場
翌週キャンプの予定地にしている東大沼キャンプ場の様子を見に行ってみた。
キャンプ場の駐車場に着くと、3歳くらいの女の子がやたらとこちらを見ている。
サイトにはテントが数個テントが張られている。
昔、ここでミズバショウの群生を見たのを思い出した。
散策路を歩いてみると確かにあったが、残念ながら時期がちょっと遅かったようだ。葉が大きく成長してしまって見頃は過ぎている。
キャンプ場を離れるとき、先ほどの女の子がしきりに手を振っていたので、こちらも手を振って返して大沼公園に向かう。
大沼公園
公園前の駐車場にバイクを停め(バイクは1日100円)、公園内を少しだけ散歩。
桜の木が全然ない上に、時期が早いためほかの花も殆ど咲いておらず、あまり良い景色ではなかった。
桜に期待して訪れたのだが、駐車場の女性に聞くと、この一帯はあまり桜の木がないそうだ。
東大沼方面に戻る途中のレストランで昼食を摂り、北岸のワイディングを走って国道5号線に出る。
濁川温泉 新栄館
森町と落部の中間あたりで左折し、濁川温泉郷へ
濁川に沿ってゆるやかなカーブが続く778号線を進むと数件の温泉施設がある濁川温泉郷に出る。
水田の中を抜ける道を行った突き当りに「新栄館」があった。
旅館の手前に赤いスクーターに乗った老人がいた。
旅館の前に着くと、先ほどの老人が勢いよく建屋の前にやってきた。
どうやら旅館の主人らしい、色々と話かけてくる。
この人も若い時はバイクに乗っていたようで、バイクの話をしだした。
自分のジャケットの素材であるゴアテックスの事もしっており、まだその素材があまり知られていない昔、若い時に山登りをしていた時にゴアテックス素材のアウターを持っていたそうだ。
見かけより(と、言っては失礼か)中々話の合う老人男性であった。
軒先でその男性に入浴料400円を手渡しして払い、旧館の入口から中に入る。
新館はしっかりしているが、旧館はかなり古いらしく、廊下は傾いて床が抜けおちそうだった。
浴室も3つの浴槽があるだけで、シャワーなどの設備もない。
鏡も持ち運びのできるプラスチック製の小さなものがひとつ置いてあるだけだ。
湯加減はとても良いが、浴場の建物もそうとう老朽化している。
壁はカビで黒くなっているし、湯気を逃がす天井の中心部分の柱も朽ちかけている。
色々な秘湯やひなびた温泉に入ってきたが、ここはその中でも五本の指に入るかもしれない(笑)。
入浴が終わって外にでると、息子らしい男性と主人が畑仕事をしていた。
おそらく温泉と農業の兼業なのだろう。
午後4時40分、自宅到着
本日の走行距離379km、累計1,501km。これで慣らし走行もほぼ完了だ。
あと、燃費は?と、累計平均で23.9km/L。
24km/L前後は確定らしい。
コメントする