2015年9月5日
朝5時、自宅を出発
本当は先週に予定したツーリングだったのだが、雨のため1週間ずらしてしまった。
今回こそまともな空の下を走れそうだ。
いつのように樹海ロードひだかで休憩。
スズキのイントルーダー(珍しい)とホンダ VFRが入ってきた。
VFRの男性は会社退職後のリターンライダーで北海道は初めてだそうだ。
昨夜苫小牧に上陸し、今朝ホテルから出て来たばかり。これから旭川まで走ってホテルに宿泊するとか?
まだ、8時半。ここから旭川までは150キロもない。まっすぐ旭川に行くには時間的に早すぎる。
イントルーダーの男性と一緒に彼にそう伝える。
何しろ初めてなので距離感も掴めないのだ。
「途中どこか見どころがありますか?」と訊ねてきたので、月並みだが富良野・美瑛あたりのスポットを教えてあげた。
日勝峠もまあまあの天気。
怠慢男の自分。カメラを横に向けて走行しながらの撮影。
これまたいつも通り、鹿追の道の駅で休憩。
駐車場にパトカーが停まっている。
「事故、事件?」
見た限りでは、駐車場入り口にある電気設備のようなものに車がぶつかったようだった。
再開の菅野温泉へ
昨年再開直前に訪れてしまい断念した菅野温泉に向かう。
然別峡への約11キロの山道。奥へ行進むほど狭く急なカーブの連続。
が、さすがにVersys。
250ccのオフ車と変わらない位に急なカーブも軽々とまわってくれる。(ちょとオーバーかな?)
菅野温泉の駐車場につくと、男女のライダーとカメラマンがいた。
某有名バイク雑誌の取材で道内を数か所まわっているそうだ。
カメラマンに写真を撮られ、「雑誌で紹介してもよろしいでしょうか?」と了解を求められる。
勿論、快諾。
簡単な取材、と言っても雑誌モデルの女性と数分雑談を交わした程度だが。
何でも来年発売のネタを今年の内に集めているらしい。
波切の湯
菅野温泉は経営者が変わった後、昨年の8月19日にリニューアルオープンを果たしている。
以前は混浴だったが、現在は男女別になっており、日によって浴室が入れ替る。
以前混浴の露天風呂だったところは、宿泊者のみの利用となっていた。
浴槽そのものは以前の面影を残しているものの、それ以外はすっかり新しく変わり、趣においてはどこか物足りない感じがする。
浴室で会った男性も、かつての菅野温泉を懐かしみ、同じ気持ちだったようだ。
カントリーホーム 風景
うーん良い景色。
こんな風景を眺めるのも久しぶり。
東瓜幕R274を北側にちょっと入ったところにあるレストラン「カントリーホーム風景」で昼食
のどかで広々とした牧場の中にある小さなレストランだ。
ハンバーガーが看板メニューとの事で風景のスロウバーガーを注文(1,000円 牛乳付)
野球ボールくらいの大きさのバーガーと手作りソーセージと地元でとれた野菜がのっている。
見た目ではちょっと量が少ないかな?と思ったが、食べて見ると十分満足できる量だった。
そして何よりも美味しい!
せっかくだからデザートに自家製ハスカップジャムのアイスを食べてみる。
これも小さくシンプルな見た目だが、程よく甘酸っぱいハスカップがアイスクリームととてもマッチしており、大満足!
レストランの庭にはポニーやウサギ、そして写真の大きな白いワンちゃん。
でかいゲージに入れられているが、大人しくとても人懐っこくて愛嬌がある。
士幌高原ヌプカの里
R274、瓜幕~士幌の中間あたりにある士幌高原への入口を一旦通過し、士幌町市街地でガソリン補給と食料を調達。
士幌市街地からヌプカの里までは、約17キロの距離だ。
時間はたっぷりあるが、テントを張ってから買い出しに行くのも面倒だ。
国道から標高約600メートルの士幌高原へ登って行くなだらかな道。
ヌプカの里の中心部にあるロッジヌプカ
ここで、キャンプ場利用の受付を済ます。
ロッジの女性にバイクの乗り入れができる場所を教えてもらった。
十勝平野を一望できる絶好のロケーション。
ライダーにも人気があるのもうなずける。
キャンプ場については、すでに北海道のキャンプ場情報にアップしているので割愛させてもらおう。
興味がある方はこちらを参照してください。
今回の目当ては、この満天の星空。ここの売りのひとつでもある。
見事期待通りの星空になった。
写真を撮りまくったが、そこはやはりコンデジの性能の限界か。
肉眼では天の川まで見えるほどの空なのだが。
2015年9月6日
2人の年配ライダーが早朝にテントを撤収して出て行った。
昨日ここに来たのも午後4時は過ぎていたから、受付は閉まった後なので、ただでキャンプして帰ってしまった。
おまけに、車両乗り入れ禁止の区画にバイクを2台乗り入れてテントを張っていた。
ここではそれが普通なのだろうか?
昨日は少し話をしたが、マナーの悪いライダーは相手にする気にならないね。
キャンプ場の上に続く道はすぐ行き止まりになっており、第一展望台がある。
その手前で自撮りで遊んでみる。
分身の術!! なんてね。
「あのー、ちょっとそこの人。僕の顔を洗ってくれないか?鳥のフンが目に入って痛いんだよ。」
とは言っていない飯島 房芳さんの銅像。
第一展望台にはトイレがあり、大きな屋根のかかった休憩所にはテーブル、イス、流し台があり水もちゃんと出ている。
景色も良いし、ゴミさえ持ち帰ればここで車中泊なんてのも良いかもしれない。
帰る前に、また懲りもせずナイタイ高原に立ち寄る。
復路の下り坂からの眺め
ナイタイ高原から降りてきて上士幌航空公園を見ると、車やバイクで駐車場がいっぱいになっていた。
毎年恒例のドラッグレースが開催されているようだ。
帰り道、苫小牧あたりからやたらとバイクとすれ違う。
土日でちょっと天気が良いくらいでは、こんなに多くのバイクに会う事はない。
そうだった。今日は白老でBike JIN祭りをやっているんだった。
バイクの試乗やグッズ販売などが行われ、北海道内外から千数百台のバイクが集まるイベントだ。
昨年はスガ君と見物にいったが、一度行けばもう良いって感じだった。
午後3時少し前、無事に帰宅
一応目的は達成することの出来たツーリングだった。
今回の走行距離、674km。
次回は北へ・・・・
END
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