2015年9月22日
昨夜は2人のライダーと話をした後すぐテントで寝てしまった。
早朝、4時前には完全に目が覚めた(普段もそうだが)
テントから出て空を見上げると、まだ完全に夜空(星空)だった。
この時期になると4時半になってもまだ暗い。
宗谷岬方向がようやく明るみを帯びてきた。上空には金星が輝いている。
今日は良い天気になりそうだ。
函館のKさん持参のコーヒーを頂きながら歓談
お二人は宗谷岬をまわり、エサヌカ線を走り、その後は取りあえず網走まで目標にするそうだ。
8時過ぎ、撤収作業でも汗をかくくらい温かくなってきた。
二人は北防波堤ドームに寄ると言っていたので、ここで一応お別れ。
宗谷丘陵と白い道
白い道の入り口はちょっと分かりにくいのだが、自分は2年前に来ているのでハッキリ憶えている。
稚内市から来ると、宗谷丘陵の入口より1キロほど手前の宗谷局(郵便局)の横から丘陵に登って行く道だ。
初めて来たライダーか?入口のところで停車して歩いて確認しに行っていた。
その横を躊躇することなく登って行く。
先ほど下で迷っていたライダーもうれしそうに通り過ぎていく。
ところどころ立ち止って写真を撮りながら、宗谷岬の駐車場まで進む。
丘陵の高台から降りて駐車場に向かっていくと、自分に向かって手を振っているライダー。
KさんとMさんだった。「やっぱりまた会ったか」
そりゃそうだ!大体みな同じルートを走るんだから。
二人はすぐ宗谷丘陵の高台に上がって行った。
日本最北端の地の碑の前には記念写真を撮る順番待ちの行列が出来ていた。
宗谷岬からR238オホーツク海沿いを南下する
道の駅「さるふつ公園」
道の駅に併設しているレストランでちょっと早めの昼食
ここのおすすめはホタテを食材に使った料理だそうだが、何となく気が進まなかったのでオムハヤシにしておいた。
まあ、普通の味。
エサヌカ線
猿払側からエサヌカ線(天北南部広域農道)に入るつもりだったのだが、うっかり通り過ぎてしまった。
猿払パーキングシェルターと過ぎて約5km、ポロ沼にかかる橋を左折すれば辿りつく。
以前は行けたのだが、しくじってしまった。
結局、浜頓別の南宗谷クリーンセンターの手前から入る。
何度も立ち止り、まっすぐな道やら通り過ぎるバイクなどの写真や動画を撮影する。
その時は気付かなかったが、家に帰って写真を確認するとKさんとMさんが通っていた。
彼らも自分かどうかハッキリ分からずピースしていたらしい。
今日は紋別まで走る予定だが、その前に今日のキャンプ予定地である、雄武町の日の出岬の下見をする。
初めて見る紋別のカニの爪のモニュメント
元々それ程興味がなかった紋別とカニの爪のモニュメントだが、枝幸町から紋別市の間を走った事がなかったので、このカニの爪を見るのをひとつの目標に足を運んだのだ。
1983年に紋別市で「流氷アートフェスティバル」というプロジェクトが始まり、その時に彫刻家、商工会議所、市民との共同制作で造られたそうだ。
高さは12m、幅6m、重さは7トンもあるとの事。
以前は流氷の時期になると移動させて海に浮かべていたそうだが、こんな大きくて重いものをわざわざ移動させていたとは、ちょっと面白い話だ。
もっと単純な思いつきで造られたのかと思っていたが、そんな話を聞くと少しだけ感心を持って見る事ができる。
来た道を引き返し、途中のコンビニで食料を買い、日の出岬キャンプ場に行く。
日の出岬キャンプ場
最終的に20台を越えた稚内森林公園キャンプ場と違ってここは夕方になってもバイクは6~7台くらいと、かなり空いている。
テントの前で寛いでいると、ZX-4の千葉のライダーが話しかけて来た。
その方(千葉のOさん)は北海道は20年位前に一度来たきりで、その時は道東(釧路・標津)中心に回ったそうだ。
北海道の情報は乏しいらしく、キャンプ場や良いスポットなど色々知りたがっていた。
ちょっと疲れが出て来たのだろう、Oさんが自分のテントに戻って行った後、自分は8時を過ぎた頃にはグッスリと寝てしまった。
3日目につづく
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