2016年7月8日(金)
「またか!」とお思いの方もいるかと思うが、前回の5月のツーリングに物足りなさを感じていたし、十勝岳連峰の残雪の山姿を見たくて出かける事にした。
本当は6月中に行く予定だったのだが、毎週土日を狙ったように悪天候が4週も続いてしまった。
6月の土日で晴れたのは11日くらいなもので、その時は京極まで日帰りツーリングをしたが、あまりにもつまらないので記事にする気にもならない。
天気予報ではこの週末、金曜日は晴れ、土曜日も晴れ、日曜日は曇り後雨。
また土日はダメか。。。
ストレスが限界に達している。
ついに意を決し年休を使って8日(金)、9日(土)で出かける事にした。
ETC装備
そして今回、あらたにETCを装備してのツーリング。
4月から行っている二輪車ETC車載器購入助成キャンペーンで15,000円安く取り付けられる。
下道を走るのがツーリングの醍醐味だが、ツーリング最終日の帰路の疲れている身体で、信号の多い道路を通過するのは苦痛になってきたので思い切って取り付けることにした。
ナビのケースも古くてボロボロになってしまったので、防水ソフトケースに交換。
電源コードを引き込むとかなりキツいが、まあ何とか収まっているし、ケースの上から操作が出来るので便利だ。
あと、HARDYのハンドルブレースも取り付けた。
これまで片持ちのアクセサリーフォルダーにナビを取り付けていたが、ハンドル固定部分がすぐにずれて斜めになってしまうので、具合が悪かった。
2015年モデルのVersysに適合するハンドルブレースの情報がないが、ハンドルの形状・サイズは旧モデルと同じなようだ。
ハーディー(HARDY) EZアタッチハンドルブレース SHORT HH07
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やや賭けであったが、ピッタリと適合してくれた。
白老ICから高速道路に乗る。
これまでは料金所で一旦停車し、グローブを脱ぎ財布を引っ張り出して料金を支払い、再度グローブをはめて出発。
この煩わしたから解放されたのはちょっとした喜びだ。
・・・・以前からETCを使っているライダーには「何をくどくどと書いている・・」と思われるかも知れませんね。
それにしても二輪車と軽自動車と料金が同じってのは納得が行かないな。
おまけに今日は平日以前のような通勤割引もないし、、以前と比較するとETCを利用するメリットがかなり少なくなってしまった。
日高町付近から晴れだし、占冠まで来ると快晴になった。
今回も東山やなぎから東山・麓郷のルートを走る。
麓郷手前で良い感じの芦別岳が見えた。
冬季用の防風フェンスがなかったらもっと良いけど、場所柄仕方がない。
富良野観光
麓郷を通過し富良野市の鳥沼に出る。
いつもならここの直線道路で上富良野まで一気に行ってしまうところだが、ラベンダーの時季と言う事もあって、メジャーな観光地も訪れる事にした。
富良野市街に入るとカンパーナ六花亭の上あたりが黄色くなっているのが目についたので寄ってみる事に。
山の麓一面に広がる菜の花畑だ。
ここにも某国の観光客が群がっている。
相変わらず他の国の観光客なら絶対にやらないポーズを作って写真を撮りまくっていた。
モデルかスターにでもなった気分なのだろうか?
中富良野町営ラベンダー園
7月上旬だとやっと早咲きのラベンダーが咲いているくらいで、花畑全体の色彩はちょっと物足りない。
本当はリフトに乗って上まで登ってみようと考えて来たのだが、今回はやめておく事にした。
ファーム富田の定番の景色もいまひとつだ。赤い花がないと寂しいな。
カリフォルニアポピーがかなりの場所を占めていた。
キャンプ場到着
ゆっくりと観光地巡りをしてしまったので、日の出公園キャンプ場に着いたのは11時半を過ぎていた。
テント設営を済ませ、前回満席で入れなかった「富良野らーめん花道」で味噌ラーメンを食べる。
まあ普通の味でした。好みは人それぞれ。
自分としては「味処 新町」に軍配があがった。
美瑛周辺
美瑛方向へ走る
ここでも観光スポット、四季彩の丘
いつもここが一番某国の観光客が多い気がする。
さらに美瑛市街方向に走って行くと右手に見た事のある景色が目に入った。
ネットや観光ガイドなどで良くみかける「赤い屋根の小屋」だった。
美瑛から国道237に出て旭川方向に走る。
今回のツーリングの目標のひとつがその先にあるのだ。
目印は坊主山
千代丘駅を過ぎたところから右折し旭川空港方向へ進み、西神楽5線に入る。
分かりにくい場所かなと思ったが意外に簡単に見つける事ができた。
直線を北美瑛方向へ進むと動画で見た場所が見えて来た。「坊主山」と呼ばれている場所だ。
ずっと直線かと思いきや実は途中思いっきりきついカーブがあるので要注意だ。
就実の丘
「就実の丘」と呼ばれる場所
大雪山系から十勝岳連峰まで一望できる場所として知られているらしい。
これまで何度も富良野・美瑛に来ているがあまり認識をしていなかったし、富良野周辺のスポットで言うとかなり離れた場所になる。
山の上に薄い雲がかかっているせいもあってか、ちょっと物足りないか。
自分としては上富良野の旭野やまびこ高地の方が迫力があって好きだな。
ジェットコースターの路ほどではないが、坊主山の直線道路は結構なアップダウンだ
ちょうどジャガイモの花のシーズンだな
Don't Enter
就実の丘から引き返して美瑛周辺の丘をなんとなく走る
親子の木が見えて来た。
確か昨年の暴風で被害を受けたはずだが、思っていたより軽傷だったのか?
ここでも例の観光客が写真を撮っている。
麦畑の手前に英語で「Don't Enter」「Keep Out」や韓国語、中国語などで「立ち入り禁止」と書かれた看板が立てられている。
それでもお構いなしに中に入り例の変なポーズを取っている。
さすがに頭に来たので注意してやったが、それでも写真が終わるまでそこから出ようとしない。
終わって立ち去る前にこちらを見て首をすくめながら手を挙げて挨拶していたが、全く気分が悪い。
農作物が病気になるのを防ぐために立ち入り禁止にしているのに、彼らはマナーを守ることを知らない。
日本国内の観光地のあちこちで同じ問題に頭を痛めている。
彼らのお陰で『哲学の木」が切り倒される事になってしまった現実がある。
畑の所有者はその時涙を流しながら切り倒したのだそうだ。
いくら国が豊かになっても、マナーを守る精神は貧しいままのようだ。
クリスマスツリーの木
これまた今回で初の「クリスマスツリーの木」
でも、これに似ている木が周辺には何箇所かある。
例えばこれ。 麓郷付近にある木
この他にも上富良野近くにも良く似た木がある。
キャンプ場に戻って夕食を済ませた頃にハーレー軍団が轟音を立てて入ってきた。
バイク専用駐車場は満車状態となった。
超常現象
上富良野市街ではちょっとさびしいがカメラの夜景モードを試すために、公園の展望台の屋上に上がって撮影をしていた。
そのとき公園にアーチに取り付けられている鐘が鳴りだした。
駐車場には車が一台も無い(汗)。
人気がまったくないので、ちょっと気味が悪くなってきた。
戻ろうと階段を下りている時、公園のトイレからオッサンが出て来た。
「あのオッサンの仕業か・・・」
安心したような、ちょっとガッカリしたような変な気分。
と言うつまんない落ちがついたところで2日目に続きます。
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