2016年8月13日
午前2時30分。辺りはまだ真っ暗だ。
昨夜かなり早く寝てしまったので、こんな時間に起きてしまった。
とりあえず、半島にある露天風呂に浸かる。
テントに戻って、弟子屈の日の出時刻を調べる。今日は4時30分前後のようだ。
幾分辺りが明るくなってきた頃、外をみると屈斜路湖の上には雲がかかっていた。
しかし、さらにその上空は晴れているようだ。
「これはいけるかもしれない!」
キャンプ場入口まで静かにバイクを押して行き、エンジンスタート。
津別峠の日の出
薄暗がりの狭い山道を峠の頂上目指して登って行く。
頂上の展望台駐車場はすでに車でびっしりと埋まっていた。
やはりここの日の出を目当てに来る人が多いようだ。
頂上の建物にはシャッターが降ろされて中には入れなかった。
何やらこの時間は有料ツアー客だけ入れるそうな?(ちょっとやな感じ)
屈斜路湖方向は人でびっしり。
一脚の先にカメラを取り付け、人の間から何とか写真を撮る。
雲海の向こうから昇って来る太陽。
そして雲海の下は屈斜路湖。
今回の一番の目標がまさにこれだった!
いま思えば、もう少しの時間留まって、白く光る雲海を写真に収めてもよかったかな?とちょっと後悔。
でも、満足。
帰路
キャンプ場に戻り、朝食にパスタを茹でる。
今回初めて火を使った食事だ。
このあとはどうしようか?
休みは今日を入れてあと3日ある。
しかし、このままこの狭い場所で連泊するのも落ち着かないし、明日からは天気もあまり良くはなさそうだ。
快晴の状態で見たかった場所もほぼ見れたので、目的の大半が達成できた。
帰る決心をし、荷物をまとめ、午前7時20分和琴を後にする。
弟子屈の空も雲が厚くなっていた。
このままだと、阿寒横断道は雨だろう。
そう思って、途中でタンクバッグとサイドバッグにレインカバーをかける。
結局、阿寒横断道は快晴だったのだけれど・・・無駄骨(笑)。
足寄の道の駅には「松山千春さんデビュー40周年おめでとう!」と大きな横断幕が掲げられていた。
やはり、足寄ではヒーローなんでしょうね。
鹿追町の道の駅で休憩し、十勝の豆を買う。
ドライブインいとう
清水町の「ドライブインいとう」で昼食に豚丼を食べる。
豚丼と言えば帯広が有名だが、最近ここの豚丼もおいしいとの評判でいつも満員になっている。
いつもは時間帯が合わず通り過ぎていたのだが、今回は丁度良いタイミングだ。
豚丼 864円(税込)
以前、摩周駅にある「ぽっぽ亭」で豚丼を食べたことがあるが、そこと比べても肉が断然柔らかく、味もしょっぱ過ぎず丁度良かった。
入店したのが11時半ころだったので、すんなり座る事ができたが、あとから来たお客さんは空席待ちの状態だった。
千歳空港内にも店があるらしい。
十勝清水ICから登別東ICまで高速に乗る。
最初から3日で帰る予定だったら、「夏とくふりーパス」を利用するのだったが、まあ仕方ないな。
占冠から夕張まで反対側車線は10数キロの大渋滞だった。
「気の毒に、、、トイレも困るだろうな」
ちょうど帯広の花火大会が開催される日だ。
あとで知り合いに聞くと、下道の方がずっと快適に走れたそうだ。
午後3時30分 無事帰宅。
予定していたより短いツーリングになってしまったが、それでもこれまで天気に恵まれず次のチャンスを狙っていたスポットもほぼクリアできたし、その点では満足の行くツーリングだった。
もうお盆時期の和琴半島は止めておこう。
これで、道東の要所はほぼ制覇できたし、何度も行った事になる。
毎年思うことかもしれないが、次回は(次回こそは)一拠点をゆっくりと廻るツーリングにしようと思う。
今回の走行距離 1,390キロ、 燃料消費 50.05リットル
燃費 27.78km/リットル
END