2016年8月12日
本日も快晴。
6時30分にテントを撤収し、国設知床野営場をあとにする。
オシンコシンの滝で写真を撮ったが、早朝は日差しの向きが悪い。
ここは午後からの方が良いかな?
フレペの滝
来た道を引き返して知床横断道路の手前、知床自然センターにバイクを停める。
いつも通過してばかりだったが、一度くらいは見ておこうと思い立ち寄る事にした。
自然センターから片道約1kmの散策路を歩く。
散策路の途中からウトロ崎灯台へ向かう道があるが、確か灯台までは行けなかったはずだ。
高さ100mの断崖の途中から地下水が染み出し、海へ直接流れ落ちる滝、との事だ。
水量は少なく、この時もチョロチョロと流れるのが見える程度だった。
帰り道の方を見ると、知床連山が雲ひとつない空の下クッキリと姿を見せている。
この分だと、羅臼側の方もよく晴れているだろう。
知床峠
予想していた通り、峠の頂上もバッチリ晴れている。
羅臼側からは雲海の上に山頂を出している国後島が見えた。
(写真ではちょっと分かりにくいかな・)
羅臼
羅臼の道の駅「知床・らうす」に立ち寄り、いつもの舟木商店でホッケを買って家に送る。
近年、ホッケの漁獲量が減り続けており、昨年よりもさらに値段が高くなっていた。
庶民の魚ホッケすら満足に食べられない時代が来るのだろうか?
羅臼の街はずれにある国後展望塔に登ってみる。
ここも初めて来る場所だ。
ここからは羅臼の街並や漁港、国後島、羅臼岳が一望できる場所だ。
以前にも一度来ようとしたが、道に迷ってしまった。
ナラワラ・トドワラ
知床半島を出て、野付半島へ。
トドワラのネイチャーセンターへ向かう道の途中に魚を狙っているワシなどの猛禽類が電柱にとまっている姿をよく見かける。
今回も1羽いたが通り過ぎてしまった。写真を撮っておけば良かった。
ナラワラのパーキングで写真を数枚撮る。
ネイチャーセンターからトドワラのあるところまで歩くのは大変なので、それはもっと時間のある時に。
ナラワラで引き返すつもりが、トイレに行きたくなったので仕方なくネイチャーセンターまで行くはめになった。
ネイチャーセンターに着くと、べつかい乳業興社の人達だろうか?キャンペーンでアイスクリームと牛乳、コーヒー牛乳など来場者みんなに気前よく配っていた。
持ち帰る訳にも行かないので、その場でアイスクリームを食べる。濃厚でとても美味しい。
別海ふれあいキャンプ場
別海町のコンビニでおにぎりを食べ、最近評判が良くなっている別海ふれあいキャンプ場の下見。
管理棟裏手の駐車場にバイクを停めると、管理棟のスタッフの方が出てきて、親切に説明をしていただいた。
初っ端から好感度。
サイトの詳しい情報はこちらを参照してください。
場内を色々見ていると、責任者らい男性が話かけてくれて、さらに詳しい説明をしてくれた。
パークゴルフ場の跡を利用してバイクの乗り入れが出来る専用サイトもあって何人かテントを貼っている。
現在も整備は進行中とのことだ。
本格的なオートキャンプ場のような設備はないが、車両もサイトの中心まで入れられる上、料金もかなり良心的だ。
お盆シーズンは管理棟の外で焼き鳥や生ビールも販売するらしい。
これも、ちょっとうれしいサービスだ。
来年には道東ツーリングのベースとして利用したいな。
別海から虹別までの道、周囲は全て牧場だ。
立ち止って写真を撮りたい場所もあったが、時間の都合上スルーしてしまう。
次回はもっとゆとりを持って来たい。
地平線の見える大牧場
午後1時30分、弟子屈に入る前に「地平線の見える大牧場」多和平に寄り道。
ここも、なかなか快晴の日に来る事が出来なかったスポットだ。
こうやって写真でみると、開陽台からの眺めとあまり区別がつかない。
遠く地平線まで続く緑の大地・牧場、これは道東ならどこにでもあるごく普通の風景なのだ。
でも、自分の住む町では見る事の出来ない景色、だから毎年道東までつい足を延ばしてしまう。
和琴半島
今日のキャンプ地は和琴湖畔の予定。
例年この時期は異常に混み合うのは分かっている。
出来るだけ良い場所を確保するために、キャンプ場へと急ぐ。
午後2時30分、キャンプ場に到着。
バイク専用サイトは狭いし、あまり好きではないので、別の場所を希望したが、今回は全く受け付けてくれなかった。
仕方なく空いている場所にテントを張るが、当然タープを張る事もできない。
この写真の時点ではまだ良いが、この後テントでびっしりとサイトが埋まってしまう事になる。
普段ライダーとの挨拶や会話もするが、これだけ1箇所に押し込められると、仲間同士で来ているならいざ知らず、逆に話かける相手もいなくなってしまう。
実際に隣にテントを張った青森から来たと言う若いライダーと少し話をしただけで、その後はほとんど無視され状態だった。
時間はまだ早い。
今日なら霧のない摩周湖が見れるだろう。
夕食の買い出しの前に、屈斜路湖畔の道路を走って川湯から第3展望台へ。
予想的中!
以前、車で来た時よりもスッキリと晴れていた。
第1展望台近くまで来た時には、太陽が雲に隠れてしまったので、景色はイマイチになるだろうと予想してスルー。
弟子屈のスーパーで食料を買い、燃料を入れてキャンプ場に戻って来る。
予想通りの状態。テント前に自分のバイクを停めるスペースも無かった。
のんびりと湖を眺めながら約肉でも・・・って気分にもならなかったので、簡単に寿司と惣菜で夕食を済ます。
日中の暑さで身体は汗でベトベト。
キャンプ場横の温泉「湖心荘」で汗を流す。
ここも20分ほど待たされた。
完全に暗くならない内に就寝。
「明日は津別峠の雲海を・・・」
3日目(最終日)に続く
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