2017年7月17日
2年ぶりに道北(宗谷)方面に向け出発。
2年前の9月、出発の時の空もやはりこんな感じで青空が出ていた。
予報では、今回も北に進むにつて天気は良くないようだが、明日は青空が期待できそうだ。
道の駅三笠で朝食&休憩をしていると、自衛隊の走行車両が数量駐車場に入ってきた。
雨がデフォルト
道の駅「田園の里うりゅう」で休憩
この辺も少し雨が降ったようで地面は濡れていた。
が、向かう先の北の空には鉛色の雲が一層厚みを増している。
今朝小樽から来たというBMWのライダーが「どうしようか?」と迷っていたが、自分は迷うことなく雨対策を完全に整えて先に進む。
案の定、道の駅を出た途端、雨が激しく降りだした。
雨は降るのが当たり前、そう思って走れば何のこたあない。
たまに晴れればラッキー。そんな気持ちで行きましょう!
道の駅「おびら鰊番屋」
雨は相変わらず降っている。
ここの道の駅はいつも通り沢山のバイクが休憩(駐車)している。
店内のカフェでコーヒーを注文する。
カウンターの女性が満面の笑みを浮かべて「朝食に焼き立てのパンはいかがですか?」とすすめてきたが、生憎朝食は食べたばかりなので、お断りする。
飲み終えたコーヒーの紙コップを買った店に持って行くと、先ほどの女性がこれまた満面の笑みで両手を差し出して紙コップを処理してくれた。
ちょっと戸惑ってしまう程の神対応ぶりだ。
留萌を過ぎると雨も幾分小ぶりになり、天塩に来る頃には止んでいた。
天気が悪く景色もパッとしないので、写真も撮らずひたすら道の駅「てしお」まで進む。
11時30分、道の駅のレストランで少し早い昼食を済ます。
ここで食べてしまわなければこの先稚内まで何もないし。
ホッキカレーを注文。
自分の住む地域同様にカレーのルーにホッキが入った物を想像していたが、薄くコロモをつけて揚げたホッキのカツが乗っかっていた。
まあ、味はそこそこ美味しい。
鏡沼公園
道の駅を出て、天塩市街の海沿い、天塩川と鏡沼に挟まれた場所にある公園「鏡沼公園」に立ち寄る。
ここの施設内にある、キャンプ場をもう一度確認するためだ。
キャンプ場の情報(動画)はこちら
キャンプ場を見終えて駐車場に戻ると、バイクの横に停めていた4人の若い男女がのった乗用車が出て行くところだった。
と、運転していた若い女性がこちらを見ていきなり手を振り出した。
女性:「どこから来たんですかぁ~?」
自分:「今朝、室蘭から出てきたんだよ」
女性:「えーっ!そんな遠くからですか!」
自分:「どこへ行くの?」
女性:「私達地元の人間なんです。気をつけて~!」
思いっきりの笑顔で去って行った。・・・何故か今日はインパクトのある女性に会う日だな。
天塩町市街地を出て道々106号線に差しかかった途端に所々青空が見え出した。
道々106号
でも、オトンルイまで来るとまたこんな感じの空。
ハーレーが1台やってくる。
北緯45度のモニュメント
オトンルイ風力発電所のあるサロベツ原野PAからすぐ近くにある北緯45度のモニュメント。
いつもは素通りしてしまうのだが、初めて立ち寄ってみた。
「North」の頭文字「N」を模ったモニュメントがあるだけだが、せっかくなので写真を撮ってみた。
すると、先ほどのハーレーもやってきた。
自分のバイクのすぐ後ろに停車したのだが、モニュメントをバックに写真を撮りたかったのだろう。
バイクをずらしてやって彼のバイクをモニュメントの前に移動させ、写真を撮ってあげた。
どこか忘れてしまったが、確か東北の地名のナンバーだった。
相変わらず利尻島は雲に覆われて下の陸地の下の方がわずかに見えるだけだ。
多少残念ではあるが、今回は別の目標があったので、あまり落胆はしていない。
稚内市到着
13時20分、稚内森林公園に到着。
キャンプサイトを見て見ると、依然と少しだけ様子が違っていた。
ハイマツの木だろうか?サイト内のあちこちに植えられていたがのだが、それ枝が大分切られて見通し良くスッキリした感じになっている。
テント設営をし終え、時間があるので特別目的はないが、せっかくなので市街地に降りて行くことにした。
道の駅わっかないで職場の人のおみやげにキーホルダーを1個買った。
これは数年前に「稚内に行ったら買ってきて」と言われ、約束していた事で、今回ようやくその約束を果たす事が出来た。
北防波堤ドーム
ここも今回で3度目だ。
今日はテントを張っているライダーは一人もいない。
ノシャップ岬
ここも3度目だが、一度も晴れていた事がない。
晴れていないから利尻島も見えないし、これまでと何も変わらず全く新鮮味がない。
そう言えば、近くに安くておいしい海鮮定食が食べられる店があるらしい。
確か「漁師の店」と言っていた気がする。ライダーハウスもやっているらしい。
ライダーハウス派ではないので、寝泊まりする気はないが、いつかは昼飯を食べに行って見よう。
戻る途中にあるセコマで夕飯の買い出しを済ませ、キャンプ場に帰ってきた。
バイクも増え20台くらい駐車場に停められている。
大抵のライダーは顔を合わすと挨拶位が交わすが、自分のテントに一番近いところでキャンプしている若いライダーはすれ違っても全くの無視だった。
いかにも話しかけるなオーラを放っている。
まあ、ライダーも色々な人がいるって事で気にしないようにしている。
2日目に続く
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