台風の被害を横眼に見ながら走り、道の駅しかおいで休憩。
ここに来るまでに色々と台風が残していった跡を見て来たため、今日テントを張る予定の航空公園キャンプ場は無事なのか不安になってきた。
事前に調べて来なかった事に後悔しながらネットで調べてみた。
悪い予感は的中した。
キャンプ場の横を流れる音更川が増水の心配があるため閉鎖中だった。
「どうしよう?」ここまで来て引き返す訳にもいかないし・・・。
スガ君が「足寄のキャンプ場はどうでしょう?」
確かに足寄町の市街地のすぐ近くに「里見が丘キャンプ場」があった。
鹿追からはまだ結構な距離はあるが引き返すよりはましだ。
考えて見れば足寄寄り近いところに「士幌高原ヌプカの里」とか「国設ぬかびら野営場 」もあるのだが、その時は何故か思いつかなかった。
とりあえず足寄町役場に電話をして利用可能かどうか確認してみる事に。
電話に出た役場の人からは「閉鎖はしていませんが、実質閉鎖と同じですね」
意味不明の答えが返ってきた
自分「利用できないって事ですか?」
役人「利用はできますが、国道からキャンプ場までの路が車両通行止めになっていますので、800メートルほど荷物を持って歩かなければなりませんし、途中50段ほどの階段もあります。」
自分「あの、バイクなんですけど、バイクも通れないのですか?」
役人「車両通行止めと言う事は自動車であろうと、バイクであろうと自転車であろうと車両には変わりませんから・・・・・・」
自分「ああああ、もう良いです」
高飛車にしゃべり続ける役人の説明を途中で遮り電話を切ってしまった。
こりゃぁダメだ。
さて、どうしよう??
森のキッチンかわい
ふと、以前ツーリングの途中、食事をした事のある瓜幕のレストランを思い出した。
レストラン「森のキッチンかわい」だ。
レストランの前が小ぢんまりとした民間のキャンプ場になっている。
電話をかけて問い合わせてみると、利用可能との事だった。
さっそく現地に向かい、昼食後にテント設営を開始する。
ゴミは持ち帰りなのが唯一の難点だが、サイトの芝の状態も良いし、設備も民間にしては充分整っている。
山の中ではないが、白樺に囲まれて雰囲気も中々良い感じだ。
Wさんのテントはコールマン。
まだ設営に慣れていないため少々手間取ってはいたが無事完了、中々快適そうだ。
設営が完了したところで時計を見ると、まだ正午を回ったばかり。
まずはナイタイ高原まで行く事に。
士幌町目指して真っ直ぐな道を走ります。
航空公園キャンプ場
念のため航空公園キャンプ場の様子を見に行く。
あれっ無傷?
全然被害に遭っていない。
これなら利用できるのでは?
しかし、キャンプ場の駐車場へ降りて行く入口には無情にもフェンスが設けられていた。
いつ増水の危険にさらされるか分からないので、万一を考えての処置なのだろう。
その3につづく
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