道東ツーリングの最近の記事

2017年9月16日

今年はとにかくついていないまとまった休みを取っても大半は天気に裏切られ続けてきた。

シーズンとしてはまだまだキャンプツーリングも可能なのだが、キャンプツーリングは今回で最後にしよう。

天気が良ければ3泊4日で今年まだ行っていない知床や霧多布などに行こう。

そう計画を立てていたのがが、またしても18日(予定3日目)には台風18号が北海道に最接近する。

近年の台風は本当にたちが悪い。

東シナ海まで北西に進路を取っていたと思いきや突然進路を変えて、しばらく停滞した後ゆっくりと日本列島を舐めるように進み、各地に被害をもたらしていく。

結局知床方面は諦め、上士幌でキャンプし三国峠や然別の鹿の湯など今年行っていない所を中心にまわる事にした。

何度も走っている場所な上に、ひとりだと内容も薄いので、今回はさらっと書く事にしよう。

道の駅ぴゅあ21しほろ

2017-09-16-道の駅ぴゅあ21しほろ

自宅からここまでの経過は大して変わり映えしないので割愛しよう。

最近、移転リニューアルした道の駅「ぴゅあ21しほろ」で少し早い昼食。

移転前の道の駅よりも大きくお洒落な建物になっている。

店内には土産物店のほか、カフェ、レストランその他施設も充実していた。

2017-09-16-にじいろ食堂の士幌牛丼定食

施設内のレストランにじいろ食堂で士幌牛丼定食(850円)

士幌和牛の料理が中心なので単価の高いメニューが多いが、貧乏な自分は安い方だった牛丼にした。

味は?自分にはちょっと薄めかな。

2017-09-16-上士幌町航空公園キャンプ場

11時40分、上士幌町の航空公園キャンプ場に到着

流石にこの時期になると利用者も大分少ないが、夕方になるとバイクも7~8台くらい停まっていた。

2017-09-16-上士幌航空公園キャンプ場の受付小屋

受付小屋もまだ設置されている。

夕方になると管理人が来るようだ。

2017-09-16-炭の燃えカス集め

テントを張り終え、場内に数箇所設置されている野外炉から残った炭を拾い集める。

今日は夜から冷え込むらしいので、コンパクトバーベキュー炉で暖房や夕飯用に利用するつもりだ。

けして炭代をケチっている訳ではない。

そのまま炭を残しておくのは勿体無いので再利用だ。エコですよ。

それに、現地で炭を買っても一人で3Kgは多過ぎるし、かといって自宅からバイクに積んでくるのは少量とはいえ荷物になる。

ひと通り炉をまわると結構な量になった。

もし、炭が無かったら枯れ枝を集めて燃やすのもありだ。

三国峠へ

2017-09-16-上士幌三股付近の白樺林

ぬかびら源泉郷を通り過ぎ三国峠へ向かう。

三股付近の白樺林はライダーにも人気があるようだ。

2017-09-16-松見大橋から

松見大橋

2017-09-16-三国峠到着

峠の駐車場に7人位のライダーのグループが駐車していたが、全員中国語を話していた。

2017-09-16-松見大橋

松見大橋

あまりにも有名な眺めだ。

松見大橋は峠の駐車場から上士幌側に戻って2つ目の「緑深橋(りょくしんばし)」からの眺めが一番良いと思う。

2017-09-16-松見大橋を通るライダー

2017-09-16-松見大橋から緑深橋を仰ぐ

松見大橋から緑深橋を仰ぐ

2017-09-16-三股荘

三股荘

何年か前にここで昼食を食べた。

幌加温泉

2017-09-16-幌加温泉 鹿の谷

幌加温泉 鹿の谷

久しぶりに、三国峠とぬかびら源泉郷との中間あたりにある幌加温泉 鹿の谷で入浴

中は以前と何も変わっていなかったが、受付してくれた女性は前と違っていた。

内風呂には3つの湯船があり、「カルシウム泉」「ナトリューム泉」「鉄泉」と札が貼られているのもそのままだ。

2017-09-16-幌加温泉 鹿の谷幌の露天風呂

露天風呂も変わっていない。

蟻に足を噛まれるところも同じ! 痛い!

違ったのは以前の時は自分一人だったが、今回は4人の男性が入っていた。

受付の所にいた常連さんらしい男性が話していたが、最近は結構お客さんが多く、駐車場も一杯になって引き返す人もいる事があるらしい。

もう一軒隣に温泉宿があったが、最初に自分が来た時のもっと前から閉鎖しているが、ここはいつまで存続して欲しいと思っていたところだ

そんな話を聞けてちょっと嬉しくなった。

2017-09-16-タウシュベツ橋梁跡

これも何度も見ているが、ついでなのでタウシュベツ橋梁跡へ

2017-09-16-タウシュベツで写真を撮る人

橋の下に小さく人の姿が見えたのでズームアップしてみると、どうやら写真を撮っているようだった。

2017-09-16-糠平の渓谷

ぬかびら源泉郷を過ぎ、上士幌市街へ戻る

DREAM DOLCE 

2017-09-16-DREAM DOLCE

キャンプ場の近くに新しくスイーツの店が出来ていた。(8月10日オープン)

DREAM DOLCE と看板が付いているが、ネットで調べると、ドリームヒルと言う会社が経営しているらしい。

「アイス工房ドリーム」の新店舗との事だ。

十勝の牧場の牛から搾った生乳を使用し、ジェラートやアイスクリームを販売している。

普通アイスには卵を使用しているそうだが、ここのアイスは使用しておらず、さらに空気密度も低いため牛乳の甘さを一層感じられるようになっている。

実際、アイスをひとつ食べて見たが濃厚で本当に美味しかった!

買い出しをしてキャンプ場に戻る

受付小屋にも管理人がいたので、料金を支払う。

食事の支度をしていると、ライダー二人にゴミ棄ての場所を聞かれたり、トイレの場所を聞かれたりした。

確かにここは昔から何度も利用しているので良く分かっているが、訊ねられるのは初対面のライダーなのだが。

昨年もそうだが、決まって自分に訊ねてくる?

良く知っている雰囲気を出しているのだろうか?

2017-09-16-上士幌の夕飯

拾った炭をおこして夕飯。

ちょっとずつ色々な物を焼いて食べたいが、ひとりだとどうしても余してしまう。

JAのスーパーで買った焼肉用の鶏肉がジューシーでとてもうまかった。

2017-09-16-炭火でのんびり

予報ははずれて夜も温かかったが、炭火の炎を眺めながらのんびりと過ごす。

2017年9月17日

2017-09-17-バイクについた虫

翌朝、撤収作業をしているとタンクやカウルなどバイクの黄色い部分に小さな虫がビッシリと張りついている。

取り除いても次々に張りついてきりがない。明るい色が好きなようである。

2017-09-17-習志野ナンバーのGPZ900

隣でテントを張っていた習志野ナンバーのGPZ900

彼も今日の夜に苫小牧からフェリーに乗って帰る予定だったが、近づいている台風の影響で運航休止になったそうだ。

止むなくこれから函館まで走って、ホテルに泊まり次の行動を考えるそうだ。

函館までは、ここから約500キロ、高速を使うのだろうがちょっと大変だな。

彼も自分と同じタナックスのツアーシェルケースを使っていた。

雨天に付属のレインカバーをそのままかけて走行すると、内側から雨水がカバーに溜まってケースの半分くらいの高さまで浸水してしまうのだが、彼も当然知っていた。

自分はカバーの底部分に穴を開けてグロメットで補強しているのだが、彼はカバーは一切使わずケースの内側から防水シートを張っていた。

自分も参考にしてみよう。

少しの間、GPZ900のライダーと会話して別れる。

然別 鹿の湯

2017-09-17-然別峡へ

昨年の大雨の影響で通行止めになっていた然別峡の鹿の湯露天風呂へ向かう

途中何箇所か川の護岸工事や道路の欲しゅうがあったが、何とか終点まで舗装は済んでいた。

2017-09-17-然別野営場

然別野営場に到着

入口にバイクが数台停まっている。

キャンプ場でライダーが仲間どおしでテントを張っていた。

キャンプ場内を通り抜け奥にある露天風呂へ向かう

2017-09-17-鹿の湯露天風呂

鹿の湯

渓流沿いにある鹿の湯は健在だった。

川の形が少し変わっていたのと、湯船の中心の岩が湯面に沈んでいた。

2017-09-17-鹿の湯の脱衣所

脱衣場所も女性への配慮なのだろう。

小さい屋根がかかっただけの狭い場所をシートで囲って二つに分けていた。

2017-09-17-日高付近ですれ違うオフロード競技のバイク

帰り道、日高の沙流川にかかった橋の近くで沢山のオフロードバイクとすれ違った。

横道から何台も出てきたが、その奥で競技をやっていたようだ。

2017-09-17-幌別町あたりの荒れた海

自宅に近づくと台風が近づいている影響で、海岸には荒波が押し寄せていた。

この台風さえ来なかったら、もう2日ツーリングしていられたのに。

今回の走行距離 780キロ、 累計 27400k

帰ったらフロントタイヤの交換だ

END

2017年9月10日

午前4時目が覚めた。辺りはまだ真っ暗。

昨晩入った露天風呂にもう一度ひとりで入浴。

行くと自動車のヘッドライトで浴槽を照らしながら入浴している老人がいた。

朝早い暗い時間でも他の人が入浴しに来るし、そう言う時間帯だから女性も入る事もある。

ここでは浴槽をライトで照らさないのがマナーになっているのに。

こう言う人を見ると頭に来るので、つい注意をしてしまう。

「ここは貴方一人の温泉じゃないんですよ。ライトで照らしたら他の人の迷惑です」

老人「ああ、、暗かったからな。。」

暗かったからじゃねえよ!

いい大人がそんなことも考えられないのかねぇ。

2017-09-10-和琴の朝

明るくなっても小降りだがまだ雨は降り続いている。

2017-09-10-和琴の朝2

2017-09-10-和琴の釣り人

2017-09-10-赤いバリオスの女性ライダーのテント

言い忘れていたが、自分達のテントの隣には神戸ナンバーの赤いバリオスの女性ライダーがテントを張っている。

何年も前から、毎年シーズンになると道内をツーリングしている人で、上富良野や美深でも何度も見かけた事がある。

滅多に話しかけた事はないが、和琴で会うのは初めてだった。

「やはりここにも来るんだな」

昨日は大きな枯れ枝を拾ってきて、焚火で燃やしていた。

 

帰路

朝食を済ませ、撤収開始。

前述したようにスガ君はレインジャケットと下は素足の上にレインパンツだけの状態だ。

どこかで衣服を買って走りたいが、出発時間は午前8時。

この時間では、弟子屈の店はどこも開いていない。

足寄まで走ればホームセンターもあるし、時間的にも丁度開く頃だろう。

2017-09-10-和琴を出発

小雨が降る中、足寄町目指して和琴を出発。

2017-09-10-雨の中足寄へ向けて走行中

昨夜と違い気温もかなり低い。

まともな格好をしている自分でも涼しいくらいだ。

スガ君、この状態の走行は素肌にレインパンツが貼りついて体温はかなり奪われるはずだ。

上半身だってTシャツにレインジャケットくらいのはず。

スピードを出すとかなりきついだろうから、抑え気味に走る。

弟子屈町の和琴から足寄市街地まで約110キロ。

遠い。さすが北海道だ!

この距離を上記の状態で走り続けるのはかなり辛かっただろうな!

 

寒さに耐えながら何とか足寄町のホームセンターにたどり着く。

早速、ズボンや靴下、シャツなどを買い込みその場で着替える。

これでやっと快適に走れるようになった。

足寄の街から西の空をみると青空が広がっていた。

 

ナイタイ高原牧場

2017-09-10-ナイタイ高原 スガGoPro

せっかっく天気が良いのでナイタイ高原牧場へ行って見る

2017-09-10-ナイタイ高原 パーキングスペースから

2017-09-10-ナイタイ高原 Versysカメラから頂上付近

2017-09-10-ナイタイ高原駐車場からの十勝平野

完璧な青空ではなかったが、十勝平野が一望出来た

2017-09-10-ナイタイ高原のレストハウスにいた猫

レストハウスの中に1匹の猫がいた。

昨年来た時に人懐っこくて女の子の後をついて歩いていた猫君だ

2017-09-10-ナイタイ高原からの復路

復路

2017-09-10-航空公園から士幌に向かう直線道路

航空公園前の道路を西に進み突き当りを左折すると約12キロ、十勝平野を一望しながら走る直線道路がある。

スガ君初めて通ると思い案内したのだが、実は本人意図せず通った事があるそうだ。

しかも糠平に行こうとしてである。

流石だ!

2017-09-10-士幌から瓜幕への直線ですれ違うライダー

2017-09-10-士幌から瓜幕への直線ですれ違うライダー 2

天気が良いとライダーもテンションが高く、皆ヤエーを返してくれる。

2017-09-10-鹿追のレストラン カントリーパパ

昼食は鹿追町のレストラン カントリーパパで

数年前に一度食事をした事があるが、本当に久しぶりだ。

結構お客さんが入っていた。

2017-09-10-カントリーパパのハンバーグ&オムライスセット

自分はハンバーグ&オムライスセットを注文したが、ボリュームもあって味も良かった。

スガ君はポークステーキを注文。

こちらはなんとステーキが二段重ねになって超ボリューム満点、味も満足したようだ。

お店のHPはこちら

 

またもやハプニング!

十勝清水ICから道東道に乗る。

もちろん占冠ICで降りて下道り、日高あたりで燃料補給するつもりだった。

天気も良く気持ちよく高速道路を走るが、ちょっと疲れも感じてきた。

占冠SAが見えた。

「相変わらず混んでいるな。そもそも駐車場が狭すぎるからこんな事になるんだよな~。。。。うーん、占冠ICの出口。。。。えっ!?」

漫然としていて不覚にも降りるはずのICを通り過ぎてしまった!

「やばい!」

ここで降りなきゃ十勝清水ICからの通行料がまともにかかってしまう。

しかし、それよりも自分は大丈夫だが、スガ君のバイクの燃料が厳しい。

どこまで走れるか?

ミラーから後ろを走るスガ君を気にしながら進む。

どこで高速を降りようか?

夕張?そこで下道を走ればGSはあるだろうが、降りた後あそこから自宅まで走るのは辛いな。

えーい。追分ICまで行こう。何とか持ちこたえろよ~。

後で聞くとスガ君夕張ICで降りて欲しかったそうだ。

既に燃料警告灯が黄色く点灯していたそうだ。

追分ICで降りてもすぐにGSはあったっけ?ちょっとそれも気になっていた。

追分ICの手前に由仁SAがあった。GSマークもついている!

「ここだ!」

合図を交わしてSAに入る。間一髪だった!

 

さらにハプニング

ガス欠の心配が無くなったところで、追分ICで降りて早来国道R238を苫小牧方向に向かって走る。

帰るには苫小牧市街地を通らなければならないのがちょっと憂鬱だが、ここで高速を降りてしまったのだから仕方がない。

安平町あたりだったろうか?

自分の後ろを走っていた1BOXが突然車を左右に振って挑発してきた。

特に迷惑をかけるような走りをした訳でもないし、全く理由が思い当たらない。

「俺、何かした?」

スガ君「いえ。変に絡まれてもイヤだから引き離してしまいましょう!」

その方が無難だ。構ってもしょうがない。

 

2017-09-10-帰路の萩野付近

走りながらあくびをすると涙が出た。

それがやたらと目に染みた。両目とも痛くて開けていられない。危険だ!

殆ど盲目状態で何とかバイクを路肩に停車する。

目をぬぐって体制を整える。

空は殆ど雲もなく、青空が広がっていた。

「ああ、もう一日休みが欲しいな」

そんな事を考えながら無事に自宅に到着。

 

それにしてもハプニングの多いツーリングだった。

(1)占冠ICでの突然の雨(天気予報にない)

(2)集中豪雨でタープ崩壊。ずぶ濡れに

(3)雨の中の合羽一枚での走行(スガ君)

(4)占冠IC通り越し、ガス欠寸前

(5)変なオッサンにからまれる

 

ソロツーリングだったらへこんでしまうような場面もあったが、一緒に行った仲間がいればこれも全て笑い話で済まされる。

中々インパクトのある楽しいツーリングだった。

今回特に感じたが、走行しながら連絡できる手段が欲しいな。

自宅に戻ったら、安いインカムを手配しよう。

 

今回の走行距離 1,015キロ、 累計 266,621キロ

 

END

 

 

2017年9月9日 出発

2017-09-09-日の出の中を出発

今年、TigerX800Cのスガ君とは中々休みが合わず、これまでずっと一人でキャンプツーリングに出かけていた。

今回、ようやく一緒に1泊2日のツーリングに行く事が出来た。

午前5時、いつものコンビニで待ち合わせ、道東方面へ出発。

9月ともなると日の出時刻もかなり遅くなっている。

キレイな朝日を眺めながら国道36号を走る。

2017-09-09-日高のセコマで朝食

朝食を摂って来なかったので、道の駅樹海ロードひだかの横のセコマで朝食。

スガ君、久しぶりにGoProを持ってきた。

サイドケース上部にカメラを取り付けている。

前方の映像に自分も入るので良いそうだ。

自分は、ヘルメットとハンドルのどちらにも付け替えられるようにしてある。

しかし、どうも汎用バッテリーの状態がどれも怪しい。

フル充電してきたつもりなのだが、持続時間がバラバラ。やはり純正にはかなわないようだ。

 

行き先は?

そう、またもや道東方面な訳だが、自分のソロツーリングも今年ははずれ続きだったので、飽きてはいない。

本当は2泊出来れば知床まで行きたかったが、1泊では厳し過ぎる。

今年はまだ和琴半島でキャンプしていないので、そこを拠点にスガ君がまだ行った事のない、神の子池や裏摩周を案内して来ようと思っている。

2017-09-09-占冠ICから雨

占冠ICの料金所をくぐった途端、雨が降り出した。

結構な勢いである。すぐには止みそうにない。

占冠SAで雨防備を施して再出発。

日高山脈を越えたあたりかな?十勝清水ICとの中間あたりで雨が止み、鹿追あたりまで来ると薄曇りになった。

一番気になるのは阿寒横断道の天候状態だが・・・。

2017-09-09-阿寒横断道で先頭を走るスガ君

おおっ!良い天気!

確か2015年にスガ君と道東ツーリングした時も晴れていた。

前方を走る晴れ男の勝利か?

2017-09-09-双岳台で休憩

双岳台

あの時と同じように双岳台で休憩。

カメラ比較

2017-09-09-スガ君のGoProより

話はそれるが、、

ツーリングから帰って来てスガ君からGoProの動画を貰ったのだが、自分のJVC GC-XA2と比べるとGoProの方が画質は断然良いようだ。

GC-XA2は曇り空など光量の少ない環境だと、かなり暗く極端に発色が悪くなるのは分かっていた。

しかし、これくらい晴れた状態で同じ解像度同じフレームレートの動画を比較しても、発色も画像の滑らかさもJVCは負けている。

やはりプロも使っているだけの事はあるようだ。

JVCはハウジングなしで防水になっている事、正面の面積が小さいため、風の抵抗が少なくヘルメットに装着してもあまり風圧を感じない事がメリットか?

まあ、販売価格から言えばコスパは良い方だと思う。

 

お気の毒・・

2017-09-09-前を走るFIT

阿寒横断道からずっと黒い乗用車(FIT?)が我々の前を走っている。

悪いペースではないので、そのまま後ろを着いて行く。

2017-09-09-お○を上げるスガ君

スガ君、長時間シートに座っていたのでケ○が痛くなったか?

 

弟子屈市街の手前の道路左側に防風シェルターがついたパーキングがあるのだが、その直前の小屋の陰から白黒の公用車が見えた。

法定速度を守って走っていたが、思わずブレーキをかけてさらに速度を落とした。

 

2017-09-09-Fitを追いかける公用車

と、その瞬間、公用車は自分達を追い越し、あっと言うまに前方の黒い乗用車に追いついた。

2017-09-09-パトカーをスルー

お勤め御苦労さまです!

 

2017-09-09-道の駅ましゅうで休憩

12時30分、道の駅ましゅうに到着

キャンプ場まではここから約15キロ。あと少し。

2017-09-09-泥だらけのバイク

占冠でしか雨に当たってないのだが、ドロドロになってしまった。

 

レストラン&ライダーハウスぽんと

2017-09-09-ライダーハウスぽんと

弟子屈中心部にはこれと言った食事処もあまりないので(全く無い訳ではない)、和琴手前のレストラン&ライダーハウスぽんとで昼食

ここはライダーハウスも営業しており、通りがかりに良くバイクが停まっているのを見かける。

ライダーハウスは夏期5月~9月は一泊1,080円、冬季は暖房費込みで1,500円

定員は15名、7月から8月は早めに予約が必要との事

詳しくはこちら

2017-09-09-ぽんとの猫君

店の玄関前にでんと猫君が横たわって出迎えてくれた。

「ニャンキュッパ!」とでも言いそうな・・・?顔をしている。

 

和琴湖畔キャンプ場

2017-09-09-和琴湖畔キャンプ場

13時30分、屈斜路湖の和琴湖畔キャンプ場に到着

8月と違い、9月になると利用者もめっきり少なくなるので好きな場所にテントを張る事ができる。

今回は、湖の岸に近い場所に設営する事にした。

景観は良いが、ペグが刺さりにくく抜けやすいのが難点。

ハンマーでしっかり地中深く打ち込む。

神の子池へ

2017-09-09-中標津 牛の文字近く

設営も完了、今回予定していた神の子池まで行ける時間はある。

和琴半島を一歩出ると路面はかなり濡れていた。

相変わらず、屈斜路湖上空と周囲の天候は違う事が多いようだ。

弟子屈市街を通り抜け虹別近くまで濡れた路面を走る。

後で、スガ君が言っていたが、「あんなに濡れた路面のコーナーをあんな法定速度で走るとは」と。

「そうだっけ?」

とにかく暗くなる前に戻って来たい一心で、その点については何にも考えて走っていなかったのだ。

中標津町養老牛交差点から道道150清里方面へ

有名な「牛」の文字近く(スガ君は文字を見てなかったそうだが)で、カーブに差し掛かった所にトラクターのタイヤがまき散らした泥やら牛フン?やらが大量に落ちていた。

多少ヒヤッとはしたが、まあ何とかすり抜ける。

2017-09-09-神の子池

15時15分、神の子池に到着

雲が多かったためか池の青さが少し薄い気がした、それに秋になると水面に落ち葉が沢山浮いていて夏場よりは見栄えが悪い気がした。

2017-09-09-神の子池の木道

それに、しばらく来ないうちに池の周囲には木道が作られていた。

確かに以前は池の周りは踏み荒らされて土がえぐられ木の根がむき出しになってしまっているところが何箇所もあった。

自然保護のためにはこの方が良いのかも知れない。

2017-09-09-裏摩周展望台から

裏摩周展望台

ここもスガ君は初訪問の場所。

自分は何回か来ているが、これでも今回が一番晴れていた。

激痛!!

2017-09-09-キャンプ場に戻る時に襲った激痛

弟子屈に戻り、街のスーパーで夜の食料を買った後、キャンプ場へと急ぐ。

あたりも大分暗くなってきた。

と、その時突然アゴの下に激痛が走った。

ヘルメットのベルトの辺りの皮膚に電気ショックを受けたようにビリビリと痛みを感じる。

顎の皮膚をベルトのバックル金具で挟んだのか?

いや、そんなはずはない。

手で触っても何もない。

「虫にさされたのか?刺されたとしたら蜂だろうか?」

じわりじわりと痛みが強くなって来たが、とにかくキャンプ場に戻ってきた。

痛みはその後4時間程度続いたが、耐えられない程ではなかった。

自然のいたずら

2017-09-09-炭火で焼きもの

お互い持ってきた、コンパクトコンロに炭をおこし買ってきた食材を肴にビールで乾杯!

風もなく穏やかなので、タープの外で過ごす。

そうこうしている内にパラパラと雨が降ってきた。

タープの下に炭台や食材を移動させて、宴の再開。

やはりタープがあると良いね。

雨は降っていてもゆったりと出来る。

そんな優越感にひたりながら酒を飲みながら会話をしていると、さらに雨足がつよくなってきた。

バケツをひっくりかえしたような集中豪雨だ!

気付いたら、スガ君がタープの端っこを持ちながら何やら叫んでいる。

一瞬事態が飲み込めなかったが、激しい雨で地盤がゆるみペグが抜け、タープの布に溜まった雨水の重みでタープ自体崩壊寸前だった。

二人ともずぶ濡れになりながら、必死に体制を立て直そうとするが、激しい雨の前には全く歯が立たない。

2017-09-09-集中豪雨

スガ君:「タープはあきらめましょう!濡らしたらマズイ物だけテントの中に入れましょう!」

自分は電子機器も防水のものばかりなので心配する事はなかったが、崩れたタープを被りながら身の回りの整理をする。

少しすると雨も収まってきた。

もう一度タープを立て直す。

また雨で潰されるかもしれないが、その時はその時だ。

スガ君は着てたものは上下、下着、そして靴も全てずぶ濡れになってしまった。

替えも持ってきていないので、あと残っているのはレインジャケットの上下だけだ。

自分はキャンプ場ではライダーパンツもジャケットも脱ぎいて着替えていたので濡らしたのは着替えた服とアウタージャケットだけだった。

下着と靴下も替えを持ってきているし、ライダーブーツも乾いている。

帰る時には問題ない。

 

気温も低くなかったので、それ程冷え切った訳ではないが、身体を温めた方が良いので半島の根元にある露天風呂に入って身体を温めた。

二人だったから笑い話で済ませる事もできたが、もし今回のようなハプニングがたった一人でキャンプしている時に起きてしまったら、さすがに色々過酷な経験をしていきた自分でもちょっとへこんでしまうな。

身体も温まった事なのでテントに潜りこんで就寝。

 

#2に続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017年8月14日

午前3時、テントの中で天気予報を確認。

昨日までの予報では14日からの根室・釧路地方のは曇りの予報だった。

ところが、今朝になると全滅に変わっている。

15日、16日もダメだ!

曇り程度だったら、色々行きたい場所もあったのだが・・・・。

先に希望があるなら良いが、これでは今日一日ここでテントの中でじっとしていてもしょうがない。

「もういい!帰ろう!」

5日間フルにツーリングを楽しむつもりで来たが、一気にモチベーションが失せてしまった。

さっさと食事を済ませ、雨の中撤収作業にかかる。

2017-08-14-尾岱沼 尾張ナンバーのバイク

隣に駐車している尾張ナンバーのライダー。

夕べもこのキャンプ場の利用について色々とたずねられた、若いライダーだった。

愛車はカワサキのエリミネーター250。

彼も移動して道北方面に行くらしいが、さすがに今晩はテントを張る気にはならないと言っていた。

今回が初めての北海道ツーリングだそうだ。

連日雨にやられているが、「それでも楽しいです!」と、笑顔で話していた!

初めての北海道ならそうなのかも知れないな。

 

帰路

2017-08-14-野付からの帰路

キャンプ場を出てからもずっとこんな雨模様。

途中開陽台に立ち寄ってトイレ休憩。

はなっから眺めを期待していた訳ではないので、一応写真も撮ったがUPする程のものではないので止めておく。

 

雨の降り続く中、阿寒横断道を越えて足寄町手前あたりでようやく雨が止んだ。

小腹が空いたので道の駅あしょろの隣にある旧足寄駅舎を保存利用した食堂でうどんを食べる。

2017-08-14-旧足寄駅舎

2017-08-14-保存された足寄駅舎

足寄は通り過ぎる事が多かったが、いつの間にかこんな風になっていたんだ。

2017-08-14-足寄駅舎の肉うどん

シンプルに肉うどんを注文したが、これがかなり美味しかった!

 

出会い

士幌町のGSで給油していると、数台のバイクが通り過ぎて行った。

皆手を振っているが、特に先頭近くの赤いCB400 SUPER BOLDORのライダーが思いっきり手を振っている。

どうやら女性らしい。

2017-08-14-士幌で出会ったマスツーライダー達

追いかけてた訳ではないが、ガソリンを入れた後、走り続けている内に瓜幕あたりで追い付いた。

道外ライダーばかりかと思っていたが、ナンバーを見ると、釧路、帯広、千葉、四国のどこか(?)、室蘭 と道内ライダーが半分以上さった。

信号待ちをしていると、やはり先ほどのCB400のライダーが振りむいて手を振っている。

休憩のためか鹿追の道の駅に皆入って行ったので、自分も興味本意で一緒に道の駅の駐車場に入って行く。

バイクを停めると、すぐに一番後ろを走っていた室蘭ナンバーの女の子が駆け寄ってきた。

HONDA スティード400のその子は免許を取得してまだ4ヶ月くらいだそうだ。

少し話をして、グループの人達に挨拶をする。

「すみません。興味がわいたのでついて来てしまいました!」

皆さん快く受け入れてくれた。

Twitterで知り合った仲間らしく、初めての顔をあわす人もいるらしい。

千葉から来た2人のライダーは、北海道は初めてらしい。

道の駅の外に露店が出ていたので、一緒に豚丼やそば等を食べる。

釧路のご夫婦ライダー(NC750とCB400SB)と四国のNinja1000のライダーはここで分かれ留萌方面に行くと言っていた。

千葉ライダーの二人は苫小牧で今日の夜フェリーで帰る。

室蘭ナンバーの女の子は自宅へ帰る。

帯広のXanthusライダーは何となく途中までついてくるそうだ。

土地感の無い千葉ライダーと初ロングツーリングである室蘭ナンバーの女の子は土地勘がない。

せっかくなのでフェリー乗り場まで道案内する事に決めた。

「まあ、これも何かのご縁でしょ。」

2017-08-14-鹿追の道の駅で知り合ったライダー達

分散する前に皆で記念写真

2017-08-14-Oちゃん

スティード400のOちゃん。

四国のNinja1000に跨らせてもらっています。

釧路のCB400SBのKJさん、お別れする前に9月2日に白老で開催されるバイクJIN祭りにも来ると言っていた。

2017-08-14-道東道を十勝清水ICから

留萌方面に向かったKJさん達と鹿追で分かれ、KJさんに千葉ライダーの道案内を託された自分を含め5台で十勝清水ICから占冠ICまで道東道を走る。

さすがにお盆の真っただ中。渋滞の一歩手前くらい交通量が多い。

2017-08-14-道東道を走るOちゃん

免許取り立てのOちゃんだが、度胸が良いというか走りっぷりが良いと言うか・・・。

でも、まだ経験が浅いからか、ヒヤッとさせられる事が度々あった。

事故だけは起こさないように。。

別れ

道東道をおりて占冠の道の駅で休憩

帯広のXanthusライダーとはここでお別れ。

時計はすでに午後3時を回っていた。

今回のような予定外の事がなかったら、午後4時前には自宅に着いていただろう。

この調子なら午後7時近くになりそうだが、これも良い思い出だ。

8年前、上士幌で出会い仲良くなったライダー2人も、今回のように千葉から来て北海道は初めてのツーリングだった。

その時も上富良野から苫小牧のフェリーターミナルまで道案内をし、見送りをした思い出がある。

3人で土砂降りの雨の中を苫小牧目指して必死に走った懐かしい記憶が蘇る。

 

今回は土砂降りとまでは行かないが、途中雨に当たった。

Oちゃん、途中でレインジャケットを脱いでしまっていたので着るように促したが、そのまま走るとの事。

これまた、元気が良い。

2017-08-14-千葉ライダーとフェリーターミナルで

午後5時40分 フェリーターミナルに到着

ターミナルで一時二人を見失ってしまったが、何とか見つけた。

最後に分かれの挨拶が出来て良かった。

「今度はゆっくり一緒に走りましょう!」

そんな挨拶を交わしたあと、二人はフェリーに乗り込んで行った。

Oちゃんも苫小牧の知り合いの所に寄ってから帰るとの事で、苫小牧市内でお別れ。

 

午後6時も過ぎ、自宅に近づくにつれ、どんどん暗くなってきた。

ここで異変に気付く。

道がどうも暗い?

ロービームが切れてしまっていたのだ。

ハイビームにすれば明るいが、対向車が来ると幻惑させてしまうので迷惑をかけてしまう。

自宅まではあと僅かなので、車幅灯のみとハイビームを使い分けて何とか無事に帰宅。

2017-08-14-帰宅後のテント干し

夏のメインイベントであるはずの4泊5日の予定のツーリングが台風と雨の野郎のお陰で1泊2日1060km雨の中の往復の苦行の旅となってしまった。

20年ツーリングをしている中で最悪のツーリングかも知れない。

が、しかし。

最後に少しだけ楽しい思い出が出来た。

思わぬ出会いがあった。

「また逢いましょう!」と言葉を交わす。

でも、現実としては2度と会う事がないのかも知れない。

どちらかと言えばその方が確立としては高いかも知れない。

自分から人を誘うタイプではないので、特にそんな気がする。

しかし、ほんの一時でも同じバイク乗り同士、楽しい時間を過ごせたのは嬉しい事だ。

皆、事故なくいつまでも楽しく風を感じながら走り続けて欲しいと願う。

 

END

 

2017年8月13日

2017-08-13-出発の朝

午前4時、出発の朝

夏休みは8月11日から17日までと結構長期に取っていたが、台風のお陰で最初の2日間を無駄にしてしまった。

自宅付近は今日も朝から雨が降っているが、予報では道東方面は曇り、明日からは回復するとの事。

2017-08-13-雨の街を通りぬける

雨の暗闇の街を通りぬける。

「今日はどこで雨が止むだろうか?」そう思いながらひたすら走る。

いつもの通り白老ICから鵡川ICまで高速道路を走る。

白老も雨、苫小牧も雨、厚真も雨、鵡川も雨。

一旦、下道を走り、占冠ICから十勝清水ICまで無料期間中の高速を走る。

今日は13日、お盆の真っただ中で、さらに帯広の花火大会がある日だ。

日中の占冠~十勝清水間は相当渋滞するだろう。

もたもたしていると大渋滞に巻き込まれる恐れがあるため、いつもより早めに自宅を出発したという訳だ。

おかげでスムーズに走る事が出来たのだが、やはり普段よりはかなり交通量が多かった。

2017-08-13-鹿追町のセーコーマーとで朝食

午前8時、鹿追町のセコマで朝食

最近のコンビニはちゃんと座って食べる事のできるスペースがあるのが有難い。

相変わらず外は雨降りだ。

2017-08-13-道の駅しかおい

セコマからすぐ近くの道の駅しかおいで小休止。

ほんの少し小降りになったかな?

2017-08-13-瓜幕・士幌間の直線道路

瓜幕~士幌間の直線道路

ああ、、雨止んでくれないかな~。

少しは小降りになったものの、まだまだスッキリしていない。

 

今日の天気は諦めるしかない。

今回は4泊5日の予定で、本来は11日に出発して15日に帰り、残りの2日間は休養と旅先で撮った写真や動画の整理をするつもりだった。

前述したとおり最初の2日間を無駄にしてしまった。

今日のキャンプ地は野付の尾岱沼ふれあいキャンプ場を予定している。

「晴れ」とまでは行かなくとも、曇り空程度で道路が乾いていれば、そこをベースに久しぶりに知床の温泉や川北温泉など温泉めぐりを楽しもうと思っている。

青空の下の景色も楽しみたいが、これまでのツーリングで何度か味わっているので、それは良しとしよう。

今のところ明日からの予報は曇り、休み後半は晴れマークも表示されている。

後半はこれまた久しぶりに浜中町のきりたっぷ岬キャンプ場に行く予定だ。

 

空に舞う熱気球たち

2017-08-13-上士幌のバルーン

上士幌町まで来ると、カラフルな気球が沢山上空に浮かんでいた。

「そうか!今日は北海道バルーンフェスティバルの日か!」

調べて見ると今年は11日から13日の期間で、今日は最終日だった。

せっかくなので、航空公園まで行ってみた。

広場には露店が並び、気球が地表近くや上空に数多く浮かんでいる。

青空だったら良い眺めなのに残念だ。

2017-08-13-上士幌航空公園キャンプ場の様子

キャンプ場も駐車場には数えきれないバイクと乗用車、キャンプサイトもテントでびっしり埋まっている。

一年の内でおそらくこの日がもっとも利用者が多いのだろう。

2017-08-13-国道241号足寄国道

国道241号足寄国道

足寄市街地を過ぎ茂足寄あたりまで来た。

路面は乾いているが、この先が心配だ。

濡れた路面状態で急坂と狭いコーナーの連続する阿寒横断道を走るのは思いやられる。

結局は雨が降り続く中スリップしないよう細心の注意を払いながら峠越えを果たす。

 

どこでも豚丼?

弟子屈市街に到着すると昼飯時間になった。

「どこで食べようか?」

弟子屈中心部にはこれとった飲食店が少ない。

市街からはずれた遠くには小洒落た美味しい店が結構あるのだが、そこまで行く時間はない。

2017-08-13-豚丼のみせぽっぽ亭

妥協して以前食べたことのある摩周駅横の「ぶた丼の店 ぽっぽ亭」に行く事にした。

店前まで行くと順番待ちの行列が出来ている。

並んで待って食べる程ではない。別の店にする事にした。

どこか手頃な店はないか?

以前はラーメンやそば、丼物を出していた普通の食堂も、「豚丼」の大きな看板をあげた店になっていた。

ここも行列が出来ている。

「十勝(道東)の名物 = 豚丼 」がここまで定着しているのかな?

弟子屈は十勝ではないが、流行に便乗しているのだろう。

思うが「肉やタレにこだわっている」と言われても、豚丼はそれ程大そうな料理じゃないと思うのだが。

良さそうな豚肉と豚丼のたれを買って、家で作ってもそれ程変わりはないし、下手をすれば店で食べるよりずっと美味い。

おまけに高い代金を払う程の材料費もかかっていない気もする。

結局はコンビニで幕の内弁当を買って店内で食べた。(この方が良いや)

 

偶然

2017-08-13-道の駅ましゅうで見たイエローのヴェルシス650

道の駅摩周で小休止

さて、「次に行こう」とバイクに乗ろうとした。

「あれ?何か違う?」

自分のVersysと1台別のバイクを挟んだ反対側に、偶然にももう1台同じ黄色いVersys650が駐車していた。

自分と違うのはカワサキ純正のハイビームとトップケースが装備されていた。

白いVersysはたまに見かける事はあったが、同じカラーのは初めてだ。

その持ち主とは挨拶する事もなく(そんな雰囲気ではなかった)その場を後にする。

 

尾岱沼

虹別から道道150を通り標津に抜けるつもりだったが、開陽台手前で道を間違え中標津の中心を通ってしまい、時間ロスをした。

いつもなら開陽台に立ち寄って行くが、天気が悪いのでスルーし、道道975を真っ直ぐ走り、国道244から標津町の海岸にでるつもりだった。

開陽台付近の交差点でやや方向音痴に陥ってしまったようだ

2017-08-13-標津町野付付近

標津町の海岸線に出た。

雨は止んでいるが相変わらずのグレーの空。

2017-08-13-尾岱沼ふれあいキャンプ場

尾岱沼ふれあいキャンプ場

15時、尾岱沼ふれあいキャンプ場に到着

管理棟で受付をする。

管理人さん、親切にキャンプ場利用について説明してくれる。

何度か様子を見に来た事があるが、利用は今回初めてだ。

管理棟の建物の中には受付のほか、売店、電子レンジ、電気ポット、休憩室など設備も充実していた。

場内の通路に沿ってテントサイト近くに車両を駐車出来るのも有難い。

早速、テント設営。

タープまで張り終わった途端、雨が降り出した。

こんな経験、これまでも何度かあったな。

2017-08-13-尾岱沼ふれあいキャンプ場の分別ゴミ袋

管理棟でゴミ袋(分別)を購入。

種類別に4枚まとめての販売で、忘れてしまったがすごく安い料金だった。

有料にも関わらずゴミは完全持ち帰りにし、利用者の立場に立っていないやる気のないキャンプ場と比べると雲泥の差だ。

 

2017-08-13-野付け温泉浜の湯

野付温泉 浜の湯

夕食の買い出しとガソリン補給後、ガソリンスタンドの人に教えてもらった「野付温泉 浜の湯」で入浴。

スタンドの人の説明が分かりづらく、説明してもらったイメージとは全然違う場所にあった。

ほぼ自力でたどり着く。分かってしまえば簡単な場所なのだが。

外装はリフォームしたようだが、中はいかにも古くからある温泉って感じだ。

露天風呂は国道の真下の崖にくっついた状態で、建物の方に傾斜している。

湯船からあふれ出るお湯は内風呂のドアに向かってザーザーと流れていた。

 

迷惑なキャンパー

自分のテントの近くには大きなバーベキュー棟が建っている。

かなりの人数が座る事ができ、雨風もしのげる立派な建物なのだが、1組の男女の他は誰も利用していなかった。

ライダーも何組かテントを張っているが、皆自分のテントの前で食事をしている。

起きていても退屈になってきたので、早めの就寝。

夜11時くらいだろうか?それまでは静かだったのだが、隣でテントを張っていた外人の男女数名が、大きな声(中国語)で談笑し始めた。

周りは皆静かに寝ているというのに。

腹が立って「うるさい!」と何度か寝ながら怒鳴ってみたが、一向に収まる気配がない。

おそらく1時過ぎまでそんな調子だった気がする。

いよいよ我慢できなくなったら、次はテントに言って注意してやろうと思っていたが、その時は相手も寝てしまっていた。

道東や道北は比較的外人の観光客も少なく、マナーの悪さに嫌悪感を抱く事もあまりないのだが、今回はさすがに腹が立った。

たのむから、日本に来るならちゃんとマナーを身につけてから来いよ。

 

まあ、そんな事よりも先ず明日からは雨が上がって欲しい。

 

 

#2に続く

 

2017年7月2日 上士幌

昨夜は7・8台のバイクと3組の家族がテントを張っていた。

関西弁のハーレーのライダーはここの利用が初めてらしく、受付やら何やらあれこれ訊ねてきた。

2017-07-02-キャンプ場での朝食

朝食は最近良く作る鍋焼きうどん。

簡易のアルミ鍋にうどん、スープ、麩、かき揚げ、乾燥ねぎがセットになっているやつだ。

これに、昨夜の残り物の長ネギと生玉子は1個、2個では販売していないため、コンビニで買った味付けゆでたまごを代用に入れて食べる。

安いし、簡単だし、カップ麺よりもずっとうまいと思う。

 

音更川の惨状

2017-07-02-キャンプ場の入口からサイトを眺める

2017-07-02-2016年に氾濫した音更川

キャンプ場のすぐ横には音更川が流れている。

昨年(2016年)の台風の時に氾濫し、あやうくキャンプ場もその被害に遭うところだった。

なんとか無傷で済んだのでこうやってキャンプが出来ているのはうれしい。

現在河川の整備もかなりすすんでいるものの、それでもこの状態だ。

氾濫直後はもっとひどい有様だったのだろう。

航空公園という名の通り、キャンプ場の奥に行くと小さな滑走路がある。

今回はじめて見に行くと(写真は撮っていない)、だれかがラジコンのジェット機を飛ばす準備をしていた。

その後、何度もキャンプ場の上空をそのジェット機が旋回していたが、非常にリアルでかっこよかった!

 

ふたたびナイタイ高原

2017-07-02-ナイタイ高原の道を走る

帰る前にもう一度ナイタイ高原へ

2017-07-02-ナイタイ高原展望広場から

上空は晴れているが、、、

2017-07-02-ナイタイ高原の下は雲

上空は青空だし気温も高くなってきているし、時間がたてば雲がなくなるのではないか?

そう期待し十勝平野にカメラを向けてタイムラプス動画を1時間ほど仕掛ける。

しかし、状況に変化はなく、良い動画も撮れないまま高原をあとにする。

2017-07-02-上士幌の直線道路から

まだ時間に余裕があったのだが、今回はこのまま帰る事にした。

2017-07-02-平取のじゃんけんぽん

平取町のレストラン じゃんけんぽん

途中、平取町振内にあるびらとり和牛のレストランじゃんけんぽんで昼食

いつもたくさんの車が店先に駐車しているので、気になっていたが、通る時間帯が悪く毎回断念していた。

2017-07-02-平取町じゃんけんぽんのチーズハンバーグ

今回はちょうどタイミング良く昼時に通ったので、びらとり和牛のチーズハンバーグを食べた。

味も良かったが、店の人も感じが良く、繁盛するのもうなずける。

 

15時、無事に帰宅。

今回のツーリングの一番の目標だった、「晴れた日の襟裳岬」は達成できなかったが、まあ、それでも何となく納得の行くツーリングではあった。

 

今回の走行距離 791km、Versysの累計走行距離 22,505km

 

 

 

 

 

 

2017-07-01-襟裳岬風の館

襟裳岬風の館

風の館では風速25メートルの強風を体験できるのが一番人気らしい。

でも、自分は子供の頃からそれ以上の強風を何度も経験しているので、わざわざ入館料300円を払ってまで体感する気にはならなかった。

館のガラスには相変わらず萌えキャラが描かれていた。

2017-07-01-百人浜手前

えりも岬を離れると次第に晴れだし、百人浜の手前まで来るとすっかり青空が広がった。

これも前回来た時と同じだ。

どうも自分は襟裳岬には歓迎されていないようだ。

黄金道路

2017-07-01-黄金道路

2017-07-01-トンネルの続く黄金道路

ここから先は広尾町まで6つの長いトンネルが連続して通っている。

中でもえりも黄金トンネルは延長4941メートルで北海道最長のトンネルだそうだ。

暑い日だったがトンネルの中は涼しく気持ちが良かった。

 

2017-07-01-フンベの滝

フンベの滝

今回もフンベの滝に立ち寄った。

途中で抜かしてきたサイドカー付きのウラルとトライアンフの男女がここを通り過ぎていったが、滝に気付くとUターンして来た。

確か京都から来たライダーだと記憶している。

釧路湿原にあるキャンプ場に行くと言っていたが、おそらくシラルトロあたりだろう。

 

ナウマン公園

2017-07-01-ナウマン公園のナウマン象のモニュメント

ナウマン象記念館の前の象のモニュメント

幕別町忠類のナウマン公園に立ち寄ってみた

ここは道の駅忠類やナウマン象記念館、キャンプ場、ナウマン温泉ホテルアルコ236などが隣接した総合公園になっている。

ここにあるキャンプ場は無料である上に、温泉も近くにある事から以前から気になっていた。

2017-07-01-ナウマン公園キャンプ場

キャンプ場は車両の乗り入れ不可の第1キャンプ場と乗りいれ可能な第2キャンプ場に分かれていた。

第1キャンプ場は水場、トイレ、野外炉などの設備が備わっているが、第2は設備は何もなく、ただの草地といった印象だった。

気に入ればここにテントを張ろうかと考えて来たのだが、時間が早かったことと、ゴミは完全持ち帰りだったので、やめておいた。

やはり、ライダーにゴミの持ち帰りは厳しい。有料でも良いから引き取ってもらいたいものだ。

2017-07-01-ナウマン象記念館内部

ナウマン象記念館

せっかくなので記念館に入館してみる。

ナウマン象の骨や歯、牙などの化石の他、発掘から記念館建造までの歴史パネルなど、色々なものが展示されている。

館の中心部に展示されたナウマン象の化石は迫力があった。

2017-07-01-帯広広尾自動車道

中札内から帯広広尾自動車道に乗り帯広市手前で降りて、信号の多い市街地を抜ける。

初めて走る道だったので、方向感岳が全くつかめず、自分がどの辺りにいるのか分からないまま、ナビ任せで士幌町に向けて走り続ける。

暑い、、、メッシュジャケットを着ていても汗が流れる。

 

2017-07-01-道の駅ピュア21しほろ

道の駅ぴゅあ21しほろ

士幌の道の駅で休憩&水分補給。

ここの道の駅もいつの間にかリニューアルされすっかりお洒落になっていた。

2017-07-01-上士幌町航空公園キャンプ場

上士幌町航空公園キャンプ場

やはり使いなれたキャンプ場が一番!

上士幌町航空公園キャンプ場にテントを張る事にした。

昨年の9月ここで仲間とキャンプする予定だったが、8月末の台風の影響で閉鎖されていた場所だ。

2017-07-01-ナイタイ高原

ナイタイ高原

15時半、テントを張り終えて時間に余裕があったので、ナイタイ高原に行って見る。

スッキリとした青空ではなかったので、景色にはあまり期待していなかったが、せっかく来たので「行ってみるか」といった感じだった。

レストハウスで飼っているのか?やたら人懐こい猫がいた。目の上に怪我をしている。

何故か観光に来た小学生の女の子に非常になついていて、その子の行く後をずっと追っかけてくっついて行った。

女の子が牛を見るため、牧場の柵まで歩いていくと、自分より何倍もの背丈のある草地をぴょんぴょん飛び跳ねて走っていく姿が面白かった。

 

Vol.3に続く

 

 

2017年7月1日

2009年に初めて襟裳岬までツーリングをしたが、岬の突端の天気はいま一つだった。

「2009年最南端ツーリング」なんて、タイトルを付けたが、実は襟裳岬は北海道の最南端ではない(笑)

最南端は松前町近くの白神岬だ。

歌にあるように、これと言ったものは「何もない」襟裳岬ではあるが、まだ一度も晴天の襟裳岬を眺めた事がないので、再挑戦することにした。

白老から鵡川まで高速道路を利用しよう。

2017-07-01-苫小牧中央鵡川間通行止め

ところが、苫小牧中央から鵡川まで道路修理のため通行止め。

せっかく時間を稼ごうと思って利用したのにこれだ!

道路補修は分かるが、だからと言って通行止めはないだろう。これだから中途半端な片側一車線の高速道路なんか作るから困るのだ。

現在は少しずつ2車線区間を増やしているのだが、暫定片側一車線で高速道路が拡張された時、冬季間は非常に事故が多かった。

2017-07-01-浜厚真のPA野原公園

やむなく一旦日高道を降りて下道で鵡川へむかう。

途中、浜厚真のPA「野原(やげん)公園」でトイレタイム。

もとはコンビニのような店舗だったところが海産物を販売している店に変わっていた。

むかわ竜のキャラクター

道の駅むかわ四季の館にあるキャラクター「むかわ竜」

2003年に穂別地区で恐竜の化石が発見されたそうだが、いままで気にも留めなかったがこんなのが置かれていたんだ。

2017-07-01-襟裳岬手前

途中に三石の道の駅で休憩した後、えりも町に到着。

天気も良い、今回は期待出来るかな?

2017-07-01-襟裳岬の手前の曇り空

うぬぬぬ。岬の手前まで来るとどんよりとした雲がかかっている。

2017-07-01-襟裳岬全景

結局、岬のあたりだけこんな天気だ。

これじゃ、8年前と大して変わらない。

残念!

2017-07-01-えりも岬観光センター

岬の駐車場にある「えりも岬観光センター」

やたら「テレビで紹介された」と言う文字を看板に書かれているけど、えりも岬ってこの店1軒だけで他に何もないし。。。

襟裳岬の取材でここまで来たら、必然的に取材されるよな~。

2009年に来た時にはここで、つぶとわかめの乗っかったえりもラーメンとイカ飯のセット「えりもセット」を食べた。

今回は昼食には早すぎるのでパス。

2017-07-01-襟裳岬の突端

襟裳岬突端

せっかく来たので今回は頑張って岬の突端まで歩いて行く事にした。

駐車場から15分位かかった気がする。

2017-07-01-襟裳岬の海鵜

岩礁の海鵜(ウミウ)

ゼニガタアザラシの生息地として日本最大らしいが、この時も1頭も姿は見られない。

いるのは岩礁に巣くっているウミウとカモメくらいだ。

2017-07-01-崖の岩に咲くハナナシの花

崖の岩にはハマナシやエゾカンゾウが花を咲かせていた。

 

Vol.2に続く

 

 

ナイタイ高原

2016-09-11-ナイタイ高原入口付近

Wさん、車では来た事があるとか無いとか?

とにかくバイクでは初めての場所。

2016-09-11-ナイタイ高原登りのカーブ

生憎の曇り空だったが、ます先頭を走って楽しんでもらいましょう。

昨年の10月の爆弾低気圧で崩壊してしまった駐車場横のレストハウスも、プレハブの仮店舗で営業を再開していた。

早く元通りの立派なログハウスが出来るといいのだが。

それにしても、あの頑丈なログハウスを破壊する程の威力を持つ強風って、一体どんなに激しかったのだろう?

 

キャンプ場に戻るには時間が早すぎるので、ぬかびら源泉郷で温泉に浸かる事にした。

2016-09-11すれ違うライダー

北海道の道路や峠は依然あちこちで通行止めの状態だし、さすがにすれ違うライダーも少ないと感じる。

 

糠平館観光ホテル

2016-09-11-糠平館観光ホテル

糠平館観光ホテルで入浴することに

他にも数件温泉ホテルがあるが、主だったところは内風呂から露天風呂が離れた場所にあるために、一旦衣服を着なければならない不便さがあった。

ここは内風呂と露天風呂が直結しているのでここに決めたのだが、日帰り料金が1,000円とかなり高めなのが難点だ。

数年前に利用した時は700円だったのだが、いつの間にか値上がりしていた。

 

本当は三国峠にも行きたかったが、天気も悪そうだし、時間も押してきたため、今回は見合わせる事にした。

2016-09-11-キッチンかわいへ戻る道

キッチンかわいは炭の燃えカスも引き取ってくれないので、焼肉も出来ない。

士幌町のスーパーで出来るだけゴミの出ない最低限の食料とアルコールを買ってキャンプ場に戻る。

やっぱり9月ともなると日が沈むのも早いなあ。。。

無事にキャンプ場に到着し、ささやかな宴会。

ソロキャンプも楽しいが、やっぱりバイク仲間同士でやるキャンプも格別だね。

 

9月12日

2016-09-12の朝

朝は各々カップ麺やうどんで簡単に朝食を済ませる。

何故か昨日から連続してカレーを食べている人もいたが・・。

2016-09-11-ゴミを持ってかわいを出発

ゴミは持ち帰りなので、ゴミをアクセサリーにしたがっていた、スガ君のバイクにくくり付けてキャンプ場をあとにする。

真っ直ぐ帰るにはまだ早すぎるので然別湖へ。

然別湖

途中見晴らしの良い(はず)扇ヶ原展望台があるのだが、霧の中で何にも見えなかった。

考えてみると、これまで数回訪れているが一度も晴れた展望台を見た事がなかった。

 

2016-09-11-然別湖

然別湖も晴れていないと眺めは良くないな。

2016-09-11-然別湖畔で休憩の二人

お二人さんも然別湖にはあまり興味を示さないようだった。

 

帰路

2016-09-11-帰路の道東道

帰りも十勝清水ICから占冠まで道東道を利用する。

トマム付近だったろうか?トンネルの手前の斜面を見ると、道路ギリギリまで土砂が押し寄せて、何とか土嚢で防いでいる状態だった。

道東道もあと一歩間違えば通行止めになっていたかも知れない。

本当に今年はひどい年だ。

来年は同じような事が起きない事を祈るばかりだ。

鵡川から白老までも高速道路を利用したおかげで午後2時過ぎに自宅に到着。

 

今回の走行距離は703キロ。

来年もまた皆でツーリングに行きたいものだね。

 

END

 

 

 

 

 

 

 

2016-09-11-道の駅しかおい

台風の被害を横眼に見ながら走り、道の駅しかおいで休憩。

ここに来るまでに色々と台風が残していった跡を見て来たため、今日テントを張る予定の航空公園キャンプ場は無事なのか不安になってきた。

事前に調べて来なかった事に後悔しながらネットで調べてみた。

悪い予感は的中した。

キャンプ場の横を流れる音更川が増水の心配があるため閉鎖中だった。

「どうしよう?」ここまで来て引き返す訳にもいかないし・・・。

2016-09-11-道の駅しかおいで休憩

スガ君が「足寄のキャンプ場はどうでしょう?」

確かに足寄町の市街地のすぐ近くに「里見が丘キャンプ場」があった。

鹿追からはまだ結構な距離はあるが引き返すよりはましだ。

考えて見れば足寄寄り近いところに「士幌高原ヌプカの里」とか「国設ぬかびら野営場  」もあるのだが、その時は何故か思いつかなかった。

とりあえず足寄町役場に電話をして利用可能かどうか確認してみる事に。

電話に出た役場の人からは「閉鎖はしていませんが、実質閉鎖と同じですね」

意味不明の答えが返ってきた

自分「利用できないって事ですか?

役人「利用はできますが、国道からキャンプ場までの路が車両通行止めになっていますので、800メートルほど荷物を持って歩かなければなりませんし、途中50段ほどの階段もあります。」

自分「あの、バイクなんですけど、バイクも通れないのですか?」

役人「車両通行止めと言う事は自動車であろうと、バイクであろうと自転車であろうと車両には変わりませんから・・・・・・」

自分「ああああ、もう良いです」

高飛車にしゃべり続ける役人の説明を途中で遮り電話を切ってしまった。

こりゃぁダメだ。

さて、どうしよう??

 

森のキッチンかわい

ふと、以前ツーリングの途中、食事をした事のある瓜幕のレストランを思い出した。

レストラン「森のキッチンかわい」だ。

レストランの前が小ぢんまりとした民間のキャンプ場になっている。

2016-09-11森のキッチンかわいの前で

電話をかけて問い合わせてみると、利用可能との事だった。

さっそく現地に向かい、昼食後にテント設営を開始する。

2016-09-11-キッチンかわいでテント設営

ゴミは持ち帰りなのが唯一の難点だが、サイトの芝の状態も良いし、設備も民間にしては充分整っている。

山の中ではないが、白樺に囲まれて雰囲気も中々良い感じだ。

Wさんのテントはコールマン。

まだ設営に慣れていないため少々手間取ってはいたが無事完了、中々快適そうだ。

 

2016-09-11-キッチンかわいのテントサイト

設営が完了したところで時計を見ると、まだ正午を回ったばかり。

まずはナイタイ高原まで行く事に。

2016-09-11-士幌町の直線道路

士幌町目指して真っ直ぐな道を走ります。

 

航空公園キャンプ場

2016-09-11-航空公園キャンプ場の様子

念のため航空公園キャンプ場の様子を見に行く。

あれっ無傷?

全然被害に遭っていない。

これなら利用できるのでは?

2016-09-11-航空公園キャンプ場前の張り紙

しかし、キャンプ場の駐車場へ降りて行く入口には無情にもフェンスが設けられていた。

いつ増水の危険にさらされるか分からないので、万一を考えての処置なのだろう。

 

その3につづく

 

 

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